6/29【85日目】→仏ヶ浦→大間崎キャンプ場

2016:日本一周バイク旅

5:40起床。ちょっと寝過ごした。
いつも目覚ましは6時にかけてるんだけど、
だいたい自然に4時半か5時には起きるんだよねぇ。
夜にメール来てたのに、着信音にも気づかなかったみたい。

テントを出るとすごい霧。


↑「やませ」というこの時期独特の霧らしい。

冷たい冷気と共に辺り一体を覆い、結構寒い。
フライシートにしっとり染みてる…防水スプレー全然ダメだなぁ。
内側に滴ってきちゃうので、雨の日のキャンプ場沈没はしない方が良さそうだ。

日が出てないし霧で濡れそうなので、簡単に拭いてさっさと片付ける。


↑朝ご飯は昨日と同じにオートミールで締める。

霧ではっきりしない天気。
出発する気にもならないので画像のアップロードやらで時間を潰す。

10時、霧が晴れて青空が見えそうなので、出発する。

大間崎のキャンプ場に設営してから恐山に行こうか、
恐山は明日にしようか考えつつも、とりあず海岸線を大間へ向かう。


↑霧です。


↑何も見えないー。


↑右手側はそこそこ晴れてるのだが。


↑海側は真っ白。

しかし今日は調子が悪い。
眠いし体も痛いし、集中もできない。
カーブ多いのに眠くなるって、完全にダメな時だわ。
これはもう無理しない方がいい。
恐山もなんか乗り気しないし。
霊場っていうくらいだから、気分乗らないならやめた方がいいだろう。

それならば。
さっさとキャンプ場に設営して、
フェリーも明日の昼便にして、ゆっくり休息日としようじゃないか。


↑途中の道の駅・わきのさわで休憩した時には暑いくらい晴れてる。

ぐだぐだになりながら仏ヶ浦へ。
道路沿いの展望台から見下ろすと…。


↑下界は一面の霧。真っ白です!


↑見事な雲海ですね(^p^)


↑何も見えません!

うーん、降りる坂道もカーブ多そうだし、もういいか。
さっさと諦めて出発しようとすると、茨城から来たトラック旅のおっちゃんに話しかけられる。
トラックの荷台にぽつんとコンテナボックスがおいてあって、
熊本のボランティアに行ってて、トラックで荷物運んでたらしい。
その帰りなので荷物がコンテナ一つなんだわな。
車中泊は出来ないので、毎回テントらしい。
時間が無くて北海道は行けなかったけど、
大間のキャンプ場に泊まっていたというので、近隣のスーパーを聞いておく。

再びちんたら走って、14時に大間のフェリー乗り場へ到着。
ちょうど乗船時間だったらしく、
乗り場にいたお兄さんに「乗りますかー!?」って誘導されて慌てて首を振る。
今日はのんびりするって決めたんで(´・ω・`)

予約は無事に取れてひと安心。車検証を取りに行った私の苦労はまた無駄だった。
明日は13時半までに乗船手続きをして下さいとの事。
昼ご飯食べてからいけばいいかな。


↑スーパーで買い出ししてからキャンプ場へ。長ネギの持ち運び方が思いつきませんでした。

大間崎キャンプ場は本当に大間崎のすぐ裏でした。
舗装された駐車場に公衆トイレ、芝生の周囲は民家という、
一瞬どこに張っていいのか首をかしげるキャンプ場、っていうか公園というか。

先に来ていたCBのおじちゃんに様子を伺い、芝生のベンチ横に設営。
近くのホテルに止まるアメリカン乗りのおっちゃんも来て、
CBおじちゃんから熊の講義を受ける。
山登りもするおじちゃん、リタイアしてから免許を取って、北海道は9回目らしい。
熊を呼ぶのは人間なわけで、とにかく臭いのする食品の管理を徹底するように言われた。

昼寝をしたい私はそこそこでお暇する。
テントに寝転がってると、ワッキーから連絡。
ヘリ君とこちらに向かっているらしい。またお前たちか。ばくしょう

先に記録しておいた方がいいなと進めつつ、ふと顔を洗いに外に出たら地元の子に話しかけられる。
小学生かと思ったら中学3年生だった。わからん…。

サッカー好きらしくて、炊事場の壁でシュートの練習をしにきたらしい。
意外と大間の人は北海道いかないらしく、修学旅行は東京ですって。
涼しくて住みやすいのは仙台なんだって。
東北の人は結構ボソボソした話し方をするのでちょいちょい聞き取れず、
雰囲気でやりとした部分もありますが、そこそこ話す。
訛ってる人はもっと訛ってて、地元の彼でも聞き取れないらしい。

CBおっちゃんが呼ぶので行ったら、ご飯先に食べてるという宣言だった。
明日7時の便で行くので4時起きするらしい。
日も暮れそうだし、私も夕飯の準備。


↑こんなの見つけたので買ってみた。


↑完成。味はいいけどホルモン固くなっちゃった。

地元の少年と喋っていたら、CBおっちゃんに呼ばれて海岸線へ。


↑なるほど、これが大間崎のオブジェか!

すっかりスルーするところだったので、慌てて写真を撮る。


↑記念写真~。


↑日が沈む。

地元の中3、名前を教えてくれないので勝手に佐藤くんと呼ぶ事にしたんだけども、
水切りしようというので一緒にやってると、ワッキーが大慌てで到着。
写真を撮ったら水切り。
やがてヘリ君も到着し、みんなで夕日を見て、水切りして遊ぶ。


↑北の大地に日が沈んでいく。

フレーム外では少年たちが水切りをしていたのであった。
すごいな、あんなに熱中するものなのか?無邪気である。

その後は乾杯して夕飯。
日も沈み真っ暗で足を2ヶ所刺されたので、21時頃に就寝。

【記録】
走行距離:154km
歩数:3,354歩
【支出】計2,328円
ガソリン:912(7.24L)
食費:1,168

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