7/9【95日目】→ぜるぶの丘・マイルドセブンの丘・青い池・富良野ファーム冨田→南富良野某所

2016:日本一周バイク旅

5時半起床。
大型トラックの出入りが結構あったかな。エンジン音で何度か起きるも、たいした妨げにはなっていない。
今日は朝日を浴びられなかった。見渡す限りの曇りだ。

片付けしながら朝ご飯。


↑キャベツとシイタケ、オカワカメとオートミール。味噌ベースの味付け。

オカワカメ、火を通すと粘るって説明だったけど、特に粘りが出たようには思えなかった。
普通にワカメっぽい。

ここの道の駅は中にパン屋さんが入ってるので、6時くらいに気付いたらもう建物の中に人がいた。
パンに力いれてるっぽいので興味はあったけど、9時まで待てないので7時には出発。


↑大雪山かなぁ?雪が残っててすごい綺麗に見えたんだけど、写真に残すのは難しい。

まずは旭川目指します。


↑9時、北海道護国神社

特にチェックはしてなかったけど、横通った時に大きな鳥居が目にとまったので。

特に何も考えずに駐車場の空いてる所に停めたら、
なんか行事があったみたいで、周りを関係者の車で固められて出られなくなる。
皆さまにはご迷惑をおかけしました…(´;ω;`)


↑旭川駅前のイオンに到着。

駅から直結で、大きくて、上にホテルや映画館まである!すごいから行ってみな!
って、昨日なよろのおっちゃんがそのすごさについて力説してたので寄ってみた。

確かに大きい。綺麗。

まぁ…

言ってはなんだけど…

関東に比べたら小さいと思う(´・ω・`)

でも北海道に入ってから大型商業施設は全然見ないので、
ひとつの建物で色々テナントが入ってるイオンモールは珍しいのかも。
逆に言うと、1ブランドで大きな店舗構えてる方がすごいと思うんだけどな。


↑入り口入ってすぐに六花亭のブースがあって、ついついバターサンドを購入。


↑ラムレーズン好きだから、バターサンドちょう好きなんですわ。

ぶらぶら店内散策。


↑さすが北海道の袋ラーメンがずらり。

豚丼のたれをどっかで買いたいんだけど、荷物になるし、帰り際のセイコマでいいかな。
野菜類はわりと高めだったのでやめておく。

っと、ふらふら遊んでたら10時やないか!
ついつい一日過ごしてしまうところだった。出発しよう(´・ω・`)

美瑛に向かうと、右側に花畑が広がっている。寄ってみよう!


↑ぜるぶの丘

公園ではないんだけど公園のような感じで、
ちょっとしたショップと展望台と、ゴーカートや遊覧カートなんかがある。
入場は無料なので喜んで散策。ここも外人多い。


↑乗り物系は500円なので見るだけです!まぁカップルがキャッキャウフフしてましたわ。


↑かなり手入れされてる。

雑草抜き作業をしている方もいて、かなり手間かけて整備されてる綺麗な花壇でしたわ。


↑ケンとマリーの木とやら。看板が出てたので一応見てみたけど、元ネタわからんなぁ。

そして角度が悪いなぁ…手前の木が邪魔。


↑11時、道の駅・びえい「丘のくら」

市街地に突然現れる。
道の駅自体は小さくて、屋根は無いけど手前に公園的なスペースあるから設営はできそう。
でも周囲の目がきっついですね~市街地ですから。駐車場も狭い~。好んで張ろうとは思わんな。

ツアーバスのおばちゃん方のランチタイムですごい混んでた。
野菜は売ってなかったので、近辺の観光ポイントをチェック。
全部見てまわる楽なルートは無さそうなので、気になるところだけ見ていこう。


↑なんかいる。


↑羊か!北海道って普通に動物飼ってるからびびるわ。


↑マイルドセブンの丘

お天気が曇りだったのが残念。
小さな看板があるくらいで駐車場とかはなく、小麦畑の中にぽつんとあるので路駐で混雑してた。

ていうか、ここ、すごい…。
ゆるやかな丘が連なっているところに、だだっ広い畑が広がっている。
大きな四角の畑が、丘の曲線に合わせて緩やかなカーブを描いてて、
微妙に種類が違うのか畑の色が違って、それが遠目に美しい。
外界の物が視界に入らない、ある種ディズニーランドみたい。
夢の国じゃなくて畑の国って感じ。

そんで、その中結構走り回ってたんだけど、
延々と丘なんだよね、全然外に出れない。どんだけ広いんだって話だよ。

景観がよいと道の駅にあったマップで紹介されてたので、新栄の丘と四季彩の丘を通る。
こちらは駐車場があったけれど、止まらず走り抜けた。

満足したので、美瑛山方面に向かう。


↑12時過ぎ、青い池

駐車場が未舗装の砂利で四苦八苦。
乗用車が走ると白い砂ぼこりが舞うし、なかなかつらかったわ(;´Д`)

遊歩道に従い、池の片岸を歩けます。
青森は白神山地の青池みたいな透明感はなく、白銀というか青銀というか。
若干乳白色っぽい、不思議な水色でした。
白神山地が宝石(ラピスラズリ)なら、こっちは金属(メタル)ですね。って自分で書いててちょっと笑う。

駐車場に戻り、泣きそうになりながらトロトロUターンして未舗装路脱出。ううう、泣きそう。
美瑛に戻る道は混んでるようなので、空いてる逆方向に抜けていこう。


↑目の前に大きな山があるけど、よくわからないまま展望岳へ。


↑十勝岳の登山口でした。

ガチ登山の人も何人か降りてきてた様子ですが、私のようなちょっと様子見に来た人が大半でした。
まぁ時間が時間だしなぁ。昼から登る人はおらんだろう。

火山活動中らしく、頂上からはもくもくと白い煙が吹き上がっているのが見える。
なかなか勇ましい光景ですな。

白樺の林を下っていく。
北海道来てからワインディング走ってないからか、
またカーブが全然ダメになってる…本州戻ったらどうしよう(( ;゚Д゚))


↑ファーム冨田、の前にある「とみたメロン」には14時着。


↑ファーム冨田にはこんな看板が。便乗商法されてますなぁ。

駐車場がめっちゃ混んでて整備の人がいたんだけど、
バイク専用の駐車場があると思って、車の列の横から直接入ろうとしたら「車の列に並んで下さい」と。
道路の先まで並んでたので面倒になり、付近の無料駐車場に停めて歩いて向かう。
中入ったらバイク専用駐車場はガラガラだったんだけど…入り口が狭いからかしらね?
まぁいいけどね。


↑キャンピングカーの後ろにバイク乗せててスゲー!ってなった。


↑ラベンダー畑!

想像以上に広大かつ、満開で綺麗でした(注 この時は満開だと思ってました
今まで見ていたラベンダー畑とはレベルが違う、一面がラベンダーカラー!


↑写真撮ると紫の再現が弱くて微妙になるのが本当残念。

実物はもっともっともっと鮮やかで深い紫だった。


↑全然つぼみだった事に気付いたのはだいぶ後の話。

外人めっちゃ多かったわ。


↑モデルさんと宣伝用写真でも撮ってたのかな。カメラマンから何から全員異国語喋ってましたけど。


↑ラベンダー以外にも花畑が広がる。


↑メロン(250)は美味しくなかった。

函館朝市で試食したメロンの方が抜群に甘くて美味しかったよ。


↑ラベンダーカラーのバイクにエプロンにユニフォーム。


↑建物奥にもラベンダー畑があるのが見えるでしょうか。


↑石鹸製作を見学。これは型にはめて成形しているところ。


↑アロマオイルの瓶詰め行程。このおばあちゃん…口紅もしっかり塗ってて可愛らしい(*´ェ`*)


↑エッセンシャルオイル抽出後のラベンダー。すごい香りが漂ってた。


↑売店内は空間全てを使ったドライフラワーの作品展示にもなってる。


↑一面のドライフラワーでめっちゃ綺麗。


↑大きい可愛い!


↑とみたメロンでメロンジャムパン(270)を食べてみる。

ジャムは香りがついたただの砂糖だったわ…
本格的なメロンジャム使ってると期待したのが阿呆だった。しょせん観光地。

そろそろ次に向かいますか。

金山から湖へと向かう。ちょっと坂を上ったらすぐに湖だった。すごいな北海道。
狐も2回飛び出してくるし、熊出没注意の看板に完全にビビる。
道の駅泊まれるかなぁ…山の中だったらどうしよう。
金山湖にキャンプ場があるので、きっと熊は出ない!と言い聞かせて、17時に道の駅・南ふらのへ到着。
想像してたよりも意外と町で、隣は公園になっている。
熊は出なそうだし、一応屋根の下に設営出来そう。今夜は雨予報なので、張る場所を入念に下見する。

お店が19時までやっているので、しばらく時間を潰すか…
明日の天気を調べるとやっぱり昼間に雨。
ちょうど日曜日で、帯広のばんえい競馬開催日。競馬場でやり過ごそうかな。

まっぷる広げて考えていると、静岡ライダーに声をかけられる。
旅仕様なBMWのオフ車3台の一人で、この時間にまっぷる広げてる私がキャンプ場を探していると思ったらしい。

話を聞いたら、地元の人のお知り合いがいるらしく、公民館的なところを貸してくれるので寝袋で雑魚寝するという。
公民館が空いたら呼びに来てくれるので、それを待っているとか。

一緒に寝かせてくれたりしませんかね?(´・ω・`)
人数言ってないから大丈夫じゃない?迎えが来たら聞いてみるよ
えっ、いいんですか!( ゚∀゚)

完全に駄目元だったのに、あっさりと受けてくれた直後に迎えの車が到着。
お知り合いに聞いてみると「ついて来て」の一言で快諾してもらえました。

公民館というか、待合所みたいな小さな小屋。
今日は神社の神事があったみたいで、
関係者の打ち上げにも使うから、残り半分で楽に過ごしてと言われる。


↑神社の片付けを手伝う。


↑BMW3台+W650!

荷物を入れたら、とりあえず隅っこにまとまって様子を伺う。
1Rの部屋と同じような配置で、奥半分の平テーブルで地元の方が打ち上げするらしい。
水道は湧水らしくて垂れ流し状態、めっちゃ冷たかった。

神社の片付けやらで、お賽銭の計上もしていた。
神職には見えないけど、一体どういう関係の人なんだろうなぁ?
小さなお賽銭箱を机の上でひっくりかえし、小銭を種類別にわける。
一応、お金関係だからって事で近付いたら駄目って言われた。
でも会話内容がめっちゃオープンで面白かった。

神社の新しいのぼり買えるかなぁ
無理だって。そんな金ねーって
お賽銭が年々少なくなってる
だれも賽銭しようって思わねーんだって。そういう時代になっちまったんだよ
のぼり買いたいなぁ(´;ω;`)
だーから無理!金ねーって

この2人はいい感じのコンビだったなぁ。
若そうなおじさんだったけど、話聞いたら孫いるらしくて。意外と年配らしい。
一人は見るからに優しそうな人で、もう一人は結構怖めの顔付きで、でもすごい仲良さそうでほんわかした(*´ェ`*)

ビールにジンギスカンを差し入れて下さったので、我々はダンボール机でちょっとした宴会。


↑北海道はジンギスカン用の使い捨て銀鍋が売ってるんですって。


↑2枚重ねで使用する理由は、一度使ったやつの上に真新しいのを乗せると火力が丁度良くなるんだって。
一度使うと油でガチガチに固まるので、
最終的にはフリスビーとして遊ぶ(・∀・)北海道の人は皆そう言う。


↑オフ車乗りのWDさん、OGRさん、YSさんは5UPというサークルの仲間らしい。

YSさんはオフロードの大会優勝者で、写真見るだけで運転技術がわかるらしい。
どこに無駄に力が入ってるかとか、そういうのがフォームに出ちゃうんだろうねェ。こっわ。
みんな子持ちなので、家族の話とか聞いたり。
住んでる場所はバラバラだったけど出身は皆関東だったので、関東の話もしたり。


↑こちらは地元のおっちゃんと若者達。

農業に関しては機械が増えて人の手は要らなくなってきたけど、
農業あがっちゃう人から譲られた畑とかで土地は増えて、仕事量としては変わらないみたい。
最近の若いアルバイトはすぐに辞めていくから困る。
仕事覚えたくらいでやっと戦力になりかけた時、不満とかも特に無さそうなのに突然来なくなる。
理由があるなら言ってくれれば改善するのに…みたいにぼやいてた。

途中で人も増えて、地元の方々は遅くまでやってたみたいだけど、
私は全然起きていられず、途中で寝かせてもらいました。

【記録】
走行距離:212km
歩数:13,511歩
【支出】計1,971円
ガソリン:603(5.07L)
食費:1,368

コメント

  1. りょーちゃん より:

    ケンとメリーの木の元ネタは日産の4代目スカイラインのCMに使われた事に由来してますよ^ ^
    40年くらい前のCMです。
    そのCMのせいでこのモデルのスカイラインは通称ケンメリと呼ばれてます。

  2. SA より:

    大雪山ですよー
    いちばん右のが北海道最高峰の旭岳(2291m)
    曇ってるけど見通しはよかったみたいですね

  3. しょ より:

    >りょーさん
    ほんとや~、ケンとメリーって登場人物やったんね。
    よう知っとるなぁ、勉強に…なった、のか…?笑
    >SAさん
    おお~~さすがSAさん!
    大雪山でしたか、写真じゃ本当にガッカリなんですけど、
    すっきりした空気の中で目の前にそびえてて、
    稜線まではっきり綺麗に見えてて、すごい格好いいなぁ!って思って走ってたんですよ~!