7/10【96日目】→六花亭・帯広豚丼・ばんえい競馬→道の駅しほろ温泉

2016:日本一周バイク旅

~深夜~
ぐおぉぉぉぉ…zzz
……(´・ω・`)
ごぉぉ…ぐがッ…ぐぉぉ
……(^ω^)
このくらいなら可愛らしいイビキですわ。笑。
うるせーな。笑」っていうWDさんのぼやきに笑いながらも普通に眠れました。

朝は6時起床。
あれだけ虫飛んでたけど、起きたら目の前に蛾が止まっているという事もなく、案外平和でした。
私が寝てから片付けされてたみたいで、あらかた片付いてたけど食器を洗ったり手伝う。


↑外はどうもすっきりしない天気。昼から降る予報だ。

5UPの面々は今日のルートを相談。
どこを拠点にして荷物を置いてダートに行くかで結構悩んでいる様子。
時間に自由がある私と違うので、雨でも進むし極力無駄はなくしたい。
でもOGRは人混みが嫌いなので観光地は避けたい。ダートに行ったら温泉は入りたい。

建物の横の農道の先が林道になってて、金山キャンプ場まで抜ける50kmほどのダートがあるという。
それを走ってから道の駅・びふかに抜けようという話で決まった模様。
あの荷物積んだままダート50km走るのかΣ(゚Д゚;)

私は逆方向なので、見送られて出発。
最寄の道の駅・南ふらのでネットを繋げて情報収集。
なんだか青空が広がってきたけれど、予報では13時頃から結構本格的に降りそうな雲の配置。
やはり予定通り早めに帯広まで出て、今日の宿営地探しつつ、天気見ながら競馬場に逃げ込もう。

そうと決まれば出発。
狩勝峠の頂上が一気に展望開けてすごい景色だった。走り抜けたので写真は無いけど。
考え事してたらちょっとへこんで来て、途中で菖蒲園とかあったんだけどスルーしてしまう。
白樺並木や、防風林で囲まれた広大で真四角の畑が続いたりと、やはりどこを走っても最高だ北海道。

それでもしょんぼりな気分で、信号が30kmに一回くらいの頻度なので、マジでノンストップで走り抜ける。
カーブも無いのでずーーっと同じ姿勢。アクセルも緩めないし本当にずっと同じ状態で走る。


↑9時には帯広の道の駅・おとふけに到着。

うーん、かなり小規模な道の駅。ばんえい競馬場に近いので、今日の候補地だったんだけど…。
できなくはないけれど…微妙だな。屋根ないし。
天気はピーカンになってしまった。雲も少ないし、本当に雨降るのだろうか…暑いし。

とりあえず、まだまだ天気は余裕そうなので、帯広観光といきますか。


↑六花亭、帯広本店

10時オープンに合わせて時間調整して行ったのに、駐車場は満車で店内も賑わっている。


↑美味しく食べられる時間は作ってから3時間という例のサクサクパイ(160)

さくっとした軽い生地の中にカスタードクリームが入ってるんだけど、
クリームもかなりあっさりとしてて、パイ生地と合ってる。
舌の上でもったりしないというか。美味しい。確かにこれは生地が水分吸ったらダメだわ。


↑マルセイアイスサンド(200) うん、想像通りの味!

店内には立ち食い出来るオープンカフェみたいな感じのテーブルは並んでて、
セルフサービスでコーヒーは飲んで良いみたい。
コーヒー飲むとトイレ近くなるからなぁ…もう一杯飲みたいけど我慢する。


↑続いて、11時には十勝豚丼 いっぴん


↑豚丼(819)

備長炭で焼いた豚が香ばしく良い香り、美味しい!
何よりここのお店、接客のお姉さんがすごい気持ちよい人で、
一日中あのテンションで細かく気を配りつつ店内回すなんてすごい…って感動した。
ここは本当によいお店だと思いました。

さてさて、徐々に雲が広がってきたかな。
一部黒い雲も増えてきた。やっぱり降るなこれは。


↑ばんえい競馬の始まるまでの時間調整と記録作業のためにマックへ立ち寄る。

マックコーヒー飲みながら記録作業…してたら降ってきたぁぁぁぁ\(^o^)/


↑明るいんだけど、どしゃ降り。

まずい。
バイクの一番上にのせてたリュックがまだ雨装備にしていない。
慌ててビニール袋を被せる。
雨足はかなり強い。さっさと競馬場に逃げた方が良さそうだ。

あと5kmなんだけど、あまりに強い雨に少し落ち着くまで待機。
多少収まってきたタイミングで、レインコートを着て出発。
たった5km走ってる間に再び雨が強くなり、グローブもレインコートもびっしょりだわ。


↑ばんえい競馬場到着!

会場のコインロッカーにヘルメットやらを預けたら、会場を散策。


↑ステッカー(300)購入!

現在時刻は13時半。出走は14時半過ぎ、まだ人も少ない。
競馬場を楽しむための初心者向けブースが賑わっている。
馬券の買い方などがポスターにもなっているし、
案内のスタッフの方も接客意識したサービスを振る舞っていた。
比較的若い人も多かったかな。

今日は馬券は買わずに見るだけ。
100円だけ賭けても11レース参加したら1100円かかるわけで、
予算的にまぁ、博打はやめておこうと思ったわけですよ(´・ω・`)


↑パドックでは、騎手は馬の背に直接跨がっている。


↑パドックをぐるぐる回ったらコースに移動します。


↑目の前を歩く馬は、大きい!

サラブレッドの折れそうな足とは真逆で、かなりずんぐりと太い足。
全体的に丸々と重量感のある体格。
蹄の大きさがサラブレッドとは全然違うらしいね。
馬の種類が違うらしい。
徐々に雨も止んで晴れ間が出てきたので、コース真横まで行って応援する。


↑いつものあの人が旗を振る。パンパカパーン!


↑スタート!


↑一斉に駆け出して、


↑最初の小さい障害はなんなくみんなクリア。


↑そこから直線をしばらく進む。

普通の競馬と違うのは、順調に見えても途中で立ち止まって呼吸を整えたり、
騎手と馬の間でなにかタイミングをはかるような空気が漂うのだ。

第二障害の前で横一列で立ち止まったりもして、
この時点ではまだ順位は全くわからない。


↑そして掛け声と共に一気に駆け上がる!

ソリの金具が当たるシャンシャンという音と、砂のこすれる音、
馬の鼻息に騎手の掛け声、鞭の弾く音、そして観衆から湧く声援!


↑障害物を必死にのぼる馬が健気…!

ソリは100kgだっけ?さらに騎手も乗ってるし、
鼻が地面につくんじゃないかってくらい前足踏ん張って、力いっぱいのぼる!

走るの止めちゃったり、ソリ置いて横に逃げて脱走してもおかしくないくらい大変そうなのに、
全然そんな素振りも無くて、みんなちゃんとのぼるんだよね。すごいよ。

思わず頑張れ!行け!とか声が出ちゃうし、
いわゆる競馬と違って、コースのすぐ横に行けるので、応援しながら横を一緒に歩けるんだよね。
※ちなみに走ってはいけません


↑私はスタート側で見てたので、皆の後ろを追いかける。

第二障害のところで全馬が坂を上りきるまで応援しちゃうので、
ゴール前の直線とかはあんまり見てなかったんだけど、
障害で体力使い果たして失速したり、
障害のくだりで勢いがついて追い越したりと、順位は最後まで気を抜けない様子でした。

いやぁ、すごい迫力だった。
いわゆる競馬とは全く違う楽しさだなぁ。
しかし賭けたらもっと楽しいんだろうな…(*´ェ`*)


↑京都と東京の競馬も中継してて、ばんえい競馬見たあとだとサラブレッドの足の細さが際立つ。


↑ソリを運ぶカートに乗ってる人達が、皆こっち向きでちょこんと座ってて可愛い(*´ェ`*)


↑1レース終わる毎に地面のならし作業が入る。

最終レースは20時半頃までのナイターがあるんだけども、
雨に濡れたし今日は風呂入りたいなぁ…。

というわけで予定を変更。18時に切り上げて、道の駅・しほろ温泉へ。

温泉博士でお風呂入り、そのまま道の駅に泊まろうと思ってたんだけど、
どうも、ここ、宿泊施設と一緒になってるのか…しまった(;´Д`)
お風呂施設の入り口横に屋根があるから狙ってたけど、たぶん無理だ…。
まぁ雨降らん予報だろうから屋根の下じゃなくてもいいか。
出来れば屋根の下に張りたいけど、仕方ない。

駐車場で濡れた荷物を解体していると、昔ライダーだったという女性に声を駆けられる。
元は東京で、2年くらいかけて日本一周し、北海道が気に入って移住してきたという。
私のいた帯広はすごい雨だったけど、こっちの士幌はそんなに降らなかったみたい。


↑19時、しほろ温泉プラザ緑風(温泉博士利用)

22時ギリギリまで休憩室に滞在し、記録作業を進めたら、道の駅に戻って設営。
明日は晴れたら一気に北上するかな。
しかしかなり濡れたので乾かしながら走らなくちゃ…あーあ(つД`)

【記録】
走行距離:152km
歩数:10,656歩
【支出】計2,994円
ガソリン:707(6.31L)
食費:1,887

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片手鍋でひとり旅

コメント

  1. りょーちゃん より:

    写真見ているとばんえい競馬見なかったのが悔やまれます( T_T)…
    寒いからダッシュで南下したんですけど、ライダーハウス泊まってゆっくり観戦しとけばよかったな~
    雨で能登のライダーハウスに沈没している者がお届けしました。

  2. しょ より:

    ばんえいはよかったよー!
    まぁ今回は観に行くタイミングじゃなかったんだよ、天気と気温と風次第な旅では仕方のない事。
    今度もっと良いタイミングで訪問出来る時が来るから、気にしないのがいいともー。
    能登かーー寒そうーーー!
    本当にウロウロしてるねぇ、気をつけて旅を続けて下されい。
    正月はどこで過ごすんだろうね(●´ω`●)忘れられない正月になりそう