7/16【102日目】→美幌峠・屈斜路湖・900草原・摩周湖→道の駅パパスランドさっつる

2016:日本一周バイク旅

なぜか4時に目が覚める。
風の音も車の音も気にならないし静かなんだけど、
やっぱり公園野宿で緊張しているのかな。


↑5時に活動開始。

外は霧のような雨のような。屋根の下に設営出来たのでテントは無事である。
すっきり眠れなかったせいか、天気が悪くて憂鬱なせいか、全然からだが動かない。
とりあえず朝食にしよう。


↑オートミールとしめじとコーンスープの素。


↑延長した荷台のナットが取れてる…。ちょっとグラグラしてて危ない。どっかで買わないと。

のろのろ片付けるも、天気は全然すっきりしない。
ここの道の駅はトイレ前のベンチくらいで、
テーブルもなければ落ち付いて休憩できる場所は見当たらない。
仕方ないので、レインコートを着たら7時に出発。

オホーツク公園のラベンダーが満開という情報はあったものの、
公園の駐車場が開いてないし、雨降ってて寒いしで横を素通り。


↑8時半、再び道の駅・サロマ湖に到着。

寄る場所が無く突っ走ってたものの、霧で真っ白だし寒い。
屋根下にテーブルがあるので、霧が晴れるまで待機する。とにかく寒い。日が出るのを待つ。
ポニーのおじさんがいて、この辺りは雨は降らないだろうという。
紋別は降ってたと言ったら不思議そうな顔してた。予報では降らなかったのかもしれない。

寒い。

ヒートテックにウルトラライトダウン、さらにレインコートと、とても7月の格好とはいえない。
9時にお店がオープンしたので、暖を求めて中へ避難。
溜まってた画像のアップロードをしたりして1時間程過ごす。
相変わらずの曇り空だが、霧は晴れてきた気がする。
乗り気はしないが出発( ´,_ゝ`)

11時、道の駅・流氷海道網走に到着。
道路沿いに駐車場と建物。観光地っぽい道の駅だ。
それよりも、寒い。走ってても全然楽しくない。
もう今日走りたくないなぁ…。


↑サーモンザンギまんじゅうを食べながら今日のルートを考える。

寒いから標高高いところで寝たくない。
これから数日間はこんな天気の予報だから、晴れを待たずに行ける時に行った方が良いだろう。
うーん、網走監獄博物館は見学時間が1時間くらいらしいので、
今から行くと微妙な時間になるなぁ…。
せっかくお金払うので時間を気にせずじっくり見て回りたい。その為には午前中に入場したい。
博物館は明日に回して、今日は屈斜路湖あたりを回って夕方には戻ってくるか。

そうと決まれば出発だ。
宿営候補地の道の駅・メルヘンの丘めまんべつの横を素通りし、美幌峠へ向かう。


↑霧は晴れてきた。

北海道の峠ってぐねぐねカーブがあることはほぼ無くて、
直線道路を延々進むといつのまにか峠到着しているパターンが多い。
たしかに坂登ってたけど、峠って、もっとこう…違くない!?(( ;゚Д゚))
って思わず言いたくなるわ。


↑一応坂道。白樺?白い木好きー(*´ェ`*)


↑延々とこの景色の中を走っても、全然峠に来ている気はしない。

しかし到着した美幌峠、屈斜路湖を見下ろせる素晴らしい場所!


↑めちゃくちゃでかい!!

屈斜路湖というと、もうレイコおばさんの空中遊泳しか思い浮かばないんだが。
「そんなに飲みたきゃ飲めばいい 屈斜路湖の水でも飲めばいい 減るものなんてどこにもないんだよ」
確かに減るものなんてどこにもないくらいの途方もない大きさ!
そんなわけで、今日は一日中、
れいっこーおばさん、れいっこーおばさん、れいっこーおばさんもどおっておいでよ♪
てな感じで頭の中を流れてました。すみませんそこしかわかりません…笑


↑13時半、美幌峠

綺麗な湖です。


↑青空が出ると湖が真っ青なのがわかるんだけど…


↑ちょっと霧がかかるとすぐ暗くなる。なかなかここも霧で難しいところですね。

駐車場に戻ると、おっとまたワッキーだ(*´ェ`*)

摩周湖めちゃくちゃ綺麗でしたよ!写真見ます?
見る見る!…うっわー!めっちゃ綺麗!全然霧ないやん!やばいね!

あまりに綺麗過ぎて、私も向かう事に。
摩周湖展望台の駐車場情報を教えてもらう。
3か所ある中で、綺麗に見えたのは一か所だけだったらしい。
すぐに霧に覆われて見えなくなってしまったという。

ワッキーは何かと面倒見が良いというか、気配り上手でしっかりしている。素晴らしいなぁ。
今日は根室まで行くらしく、慌ただしく出発していきました。


↑15時、900草原へ。この読み方が最後まで全然わからず。

見渡す限りの放牧地で牛が放し飼い、と聞いていましたが、
ゴルフエリアばっかり、見渡せばおじいちゃんグループがあちらこちらに。
見える範囲に牛はあんまりいませんでした。


↑折角来たので、近寄ってみるも有刺鉄線と草で阻まれる。


↑牛横断注意!

道の駅・摩周湖に寄って昼ご飯。
駐車場にライダーが多くてちょっとしり込みする。
今日は元気が出ないので話しかけられたくないし、すれ違い様に手を振るのも面倒くさい。
そういう日は日本一周看板も、ホクレンフラッグも出さずに走ります(´・ω・`)そんな日もある。


↑摩周の豚丼(540) 半額だったので、つい


↑結構美味しかった!


↑ハスカップ(120)生で食べられるのは北海道だけなんだって。

なんのひねりも無いですが、ハスカップのあの味で美味しかったです。

サロマ湖沈没してた時に会った国際結婚のご夫婦に再び会う。
トイレの前で挨拶したくらいで、そんなに話して無いんだけど、
旦那さんが私の事を覚えててくれて、私も奥さんの喋り方覚えてたので、
お互いに「おおっ」て感じになる。
奥さんがカタコトなんだけど、すごく仲良さそうだなァと思ってたんだよね。

それでは常に霧がかかっているので「霧の摩周湖」とも呼ばれる湖を見に行きましょう。
ちなみに、「綺麗に見えると婚期が遅れる」らしいです。笑


↑こういう道路って、北海道じゃ当たり前なんですよね…まっすぐで地味に坂道。

手前の展望台は有料なので、無料駐車場の第三展望台へ16時半に到着。


↑おおおおお!!

ええええ、めっちゃ綺麗なんですが!!!

……

すでに婚期逃してるから関係ない、か(´・ω・`)キニシナイー

めちゃくちゃ綺麗。
雲や山が映ってるけど、一面の青い鏡っていう感じでもなく、湖自体が主役。
この青ってどう表現するのかな、深い、混ざり物不純物の一切無い潔癖な青。
宝石や金属でもなくて、なんだか布地みたいな、厚みのある青。
周囲の山や雲、空とのバランスもよくて、本当に綺麗。
思わず息をついて見とれてしまうほど。

道の駅マップのおすすめする東の直線道路を走ろうかと思ったものの、
意外と距離がある事に走り出してから気付く。
これは無理だ、裏摩周湖展望台へ進路を転換。


↑戻る途中に、丘に牛の字。


↑虹!


↑裏摩周展望台には18時着。木が邪魔でほとんど見えない。

ちらっと見える部分だけど、たぶんもう霧がかかってる。全然見えないわ。

たった2時間あいただけで霧になってしまったので、
やっぱり霧の摩周湖が晴れてるのは見えないんだなァ。

神の子池にも寄るつもりだったんだけど、
あと2kmと案内があった先が未舗装路だったので素通りした\(^o^)/
どうやら駐車場もダートだったらしい。行かなくてよかった。
綺麗だったらしいけど、別に悔しくないもん(´・ω・`)

まずいなぁ、もう18時を過ぎてしまった。
うかうかしてたら暗くなってしまう。

当初の予定を変更、ルートを大幅に変えて、19時に道の駅・パパスランドさっつるに到着。
乗り入れは一応出来るかな、屋根下設営余裕。
道の駅の建物の中にお風呂もあるし、屋根の下にベンチやテーブルもあるから雨の日沈没も余裕だな。

お風呂は明日行くので記録作業だけ行っていると、男の人が話しかけてきた。
地元の人っぽくない格好だけど、そんな年配にも見えないから怪しい、警戒心が働いて塩対応を行う。
一人で来てるのかとか、どうやって寝泊まりしているのかを聞かれたので曖昧に答えたら、男の人は去っていった。

21時の閉店後に設営、
なんか明後日から天気悪いのか…沈没場所を考えながら23時には就寝。

【記録】
走行距離:326km
歩数:8,151歩
【支出】計2,259円
ガソリン:563(4.85L)
食費:1,270

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片手鍋でひとり旅

コメント

  1. 道産子 より:

    900草原 → きゅーまるまるそうげん

  2. しょ より:

    お、さすが道産子さん、ありがとうございます!