7/23【109日目】→うらほろ・10$駅・池田町ワイン城→道の駅あいおい

2016:日本一周バイク旅

隣のテントの人が電話している声が深夜まで聞こえたくらいで、
道路近くのサイトでも交通量も無く静かで快適なキャンプ場だ…。
管理が行き届いていてトイレもきれいだし。

さて朝6時起床。
テント片付けるのが面倒過ぎて、突然ですが米を炊くことに。


↑新潟で買ってあったお米。

吸水している間にだらだら片付け。
微妙に霧雨で湿っているので、荷物を全部駐車場のコンクリの上に移動する。


↑お米の炊き方がうろ覚えだけど、なんとか炊けた模様。

沸騰したらかき混ぜつつ水分飛ばし、どろどろになったら蓋して極弱火で10分、だったかな?
炊飯器持ってなかったんで、昔はよく片手鍋で炊いてました。


↑おかずは缶詰で。もう一品作る気にはならなくてねぇ。

遠巻きに私のバイクを眺めていたカブのおっちゃんに話しかけられ、片付け終わるまでずっとしゃべる。

お父さんは観光?
いや、借金取りから逃げてる
あっはっは、逃亡生活な!
そう賞金首ってやつだ。だから俺がここにいる事は誰にも言うなよ
えー、どうしよっかなー

とか冗談言いつつ、昔は保育士系の仕事だったみたいで、
今は女児が転んだのを抱き起こしただけで問題になるとか、
じゃれて膝の上に跨ってきても保育士側の問題になるとか、
そういう時代なのに、若い男の保育士は危機感が無くて教育が大変だとか。

黒いサングラスかけてタバコ吸って、全然そんな感じには見えなかったんだけど、
後輩の教育とか熱心にしてたんだろうなって口ぶりのおっちゃんでした。
定年退職したあとは、夏は北海道、冬は九州で、無料のキャンプサイトに張って過ごすのが毎年らしい。


↑トマトとバナナをもらった。

あとカップ焼きそばもくれようとしたんだけど、ゴミが出るのでありがたくも断る。
もうお湯沸かすのすら面倒らしい。朝はパンを食べたからいいんだって。

私がご飯食べて荷造りしている間ずっと隣にいた。
別に手を止めて会話はしてなくて、私は私の作業をしながら受け答えしてただけなんだけど、
それなりに楽しんでくれたみたいで、また会えたら食事に行こうって見送ってくれました。

昨日は道の駅で野宿断られて、暗い中で設営して残念な気分だったけど、
こうしておっちゃんと出会えたんだから、昨日の道の駅の人には感謝しなければな。

雨はなんとか止んだので、レインコートなしで大丈夫かな。
昨日からくしゃみが止まらず絶好調では無かったけど、おっちゃんに元気もらって8時半出発。
まずは南へ。道の駅マップの快走ルートで道の駅・うらほろへ向かいます。


↑さすが北海道。


↑まぁ天気がよければ気持ち良いんだろうなぁ。

ちょっとした山というか丘に囲まれた中、畑の間を走る。
北海道らしくない少しこじんまりとした景色が、地元の風景に近くて安心するわ。

道の駅・うらほろは新しそうできれいな道の駅ですね。
産直を覗いて、名物らしい大福を食べる。


↑かなり柔らかいお餅で美味しかったです。

天気が悪いので岬に行ってもどうせなにも見えないだろうしなぁ。
なんだか下品な神社もあるような、いやちゃんと由緒あるのだろうけれど、
ああいうのはちょっと参拝する気にはならん。
観光案内もほとんど無いので、さっさとUターン。

続いて十弗駅。


↑とおふつ駅

ツーリングまっぷるに書いてあったからきたんだけど、
いやぁ、これは本当に、なにも無い場所でひねり出したんだろうなっていう感じ。


↑これだけな。


↑まわりなにもなーい。

特に寄る場所が無いなぁ。
帰り道に池田町ワイン城へ。


↑工場見学があるも…


↑週末なので動いてませーん!!\(^o^)/


↑ワインの卸し市みたいな事やってた。

売約済みとかの紙が樽に貼ってある。関係者しか入れないっぽいので遠目から。

見学用のぶどう園があったりして、
まだまだこれからのぶどうが実ってる。触ってみたり。

そしてワイン城


↑地下は貯蔵室、見学。


↑外人ツアー客でごった返してたので、ブランデーソフト(半額190)だけ食べて早々に退散。


↑屋外ではイベントやってて、ワイン樽転がしレースなるものをやってました。

さて、HOの利用期限が明日までなので、最後のひとっ風呂を浴びに行きますか!


↑めっちゃ暑くなってきた!


↑14時、ニュー阿寒ホテル シャングリラ(HO利用)


↑靴箱に靴が入らなくてハメこんでる図。

日帰り入浴1,280円がHOで無料ってすごすぎる。これで元取れちゃうやん。
9階までのぼるとラグジュアリーな空間で、さすがホテルめっちゃ綺麗!
お風呂の前面がガラス張りになってて、阿寒湖が一望(*´∀`*)時間も早かったのでほぼ独り占め。
備品も揃ってるし、最高のお風呂でした。HOの締め括りに相応しい…!

それでは、今日の宿営地に向かいましょう。


↑15時半、道の駅・あいおい到着。

隣の公園にある列車の車両がライダーハウスになってるそうなので、
ちょっと覗いてみたんだけども、うーん…おこっぺと同じ雑魚寝スタイル。
入った瞬間に「あ、無理」と悟ってさっさと退散。
なんか換気悪くてむあっとしたし、ちょっと臭いが…。
ここはまわりに何も無いので、いつも通り道の駅テントで過ごしましょう。

昼寝してた百名山チャリ旅の24さんと合流。
彼はええっと、斜里岳登って、美幌を経由してきたところで、
次は雌阿寒岳、トムラウシを目指すんだったかな?
山頂でぐるっと一周見渡したムービーを必ず撮ってくるので、毎回見せてもらうのが楽しみになってきた。

レストランでご飯を食べようと思ったら、エレガントなプリウス(自称)の神戸おじちゃんに呼び止められる。
私のナンバーが関東なので、東京の息子の店を宣伝させてくれという。
24さんが加わり話が別方向に盛り上がり、写真撮って見送ったらレストラン閉まってて食べ損ねる。笑


↑牛を運ぶトラック。

時々停めて、座りこんでる子がいないかチェックするらしい。
座りこむと他の牛に踏まれたり、転んだりで事故が起きちゃうんだって。


↑道の駅の建物内にある売店で、うどんの生麺が売ってたので購入。

お店が閉まるのを待ちつつ荷物の整理をしていたら、24さんが誰かと話し込んでいる。
明日朝、美味しい豆乳を飲ませてくれるそうだ。
一緒に話を聞いてたら、豆腐にするにも大豆は4種類ほどあるらしく、
固まりやすい豆、味が濃い豆、匂いが薄い豆とか色々あるんだって。
どうも​道の駅の人っぽくて、道の駅の裏に豆腐工房があって、
目的に応じて豆をブレンドして豆腐を作っているらしい。
かなりこだわりを持って作っている事がうかがえたので、明日は豆腐を買おうと思った。

あとから聞いたら道の駅の管理人さんだったそうです。
奥さまが毎朝、豆腐工房で作ってるんだって。


↑外の東屋、机と椅子も広々で快適。ビールのような物で乾杯して夕飯の準備。


↑四国で購入したいりこ醤油で冷うどん。

やっぱり生麺は美味い!(*´∀`*)


↑鶏つくねとピーマンを炒めた物とか、豚のない豚平焼きもどきを作りました。

2人いると卵も使い切れるから、メニュー増えて楽しいですね。
列車のライダーハウスにはピンクナンバーのバイクが一台だけらしい。
わざわざ、私達が列車に泊まれる事知らないのかと確認に来てくれた。
テントの方が着替えとかも気が楽なので~と簡単に説明したら納得してくれた模様。

少し風が出てたので、東屋では無く建物の影にテントを設営。
キツネがうろついてるので、靴もすべてテントの中におさめて就寝。

【記録】
走行距離:209km
歩数:ログ取り忘れ
【支出】計2,545円
ガソリン:824(7.36L)
食費:1,505

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片手鍋でひとり旅

コメント

  1. 通りすがり より:

    おっぱい神社は別名「鉄馬神社」バイク乗りがステッカーやお守りを買いに行く神社でもあります。