【雲取山】鴨沢ピストン:小袖乗越→七ツ石小屋→小雲取山→雲取山

登山

仕事中に思い立ったんですが、帰宅したら注文した山地図が届いてて
あ、これもう行くしかないわ(・∀・)

天気予報はこんな感じ↓

GPV様によると13時頃には雨雲が発生しそうなので、どちらにせよ午前中が勝負かな。
ルートを調べて、最低限の荷物を出してから23時就寝。
2時半起床し改めて荷物を詰める。夜中は疲れてるから荷づくりすると忘れるんだよねぇ。


↑ホットサンドを焼いて包む。
夕ご飯を22時くらいに食べてるので、朝ご飯は登山口で食べよう。

3時半出発。
真っ暗だった空が徐々に明るくなってくる中、黙々とバイクを走らせる。
あーなんかタイヤの空気圧おかしい感じがするなぁ…。

6時に鴨沢バス停に到着。
そこから小袖乗越までの道がわからなくてしばしウロウロするも、看板発見し舗装路に突入。
駐車場まで舗装路だって調べてあったものの、
舗装が禿げてボコボコ穴だらけ…急カーブ…。
一度穴にハマったところでエンストしてかなり焦ったものの、
車体がまっすぐだったので倒れずそのまま停車。
坂道発進の手順でなんとか乗り越えるも完全にビビる。

ガチガチに固まったまま駐車場へ到着。
トイレあるじゃん…ていうか未舗装か(´・ω・`)
車道近くの舗装されてる部分にギリギリ停めて、バイクモードから登山モードへ。


↑朝6時の時点で車めっちゃいるんだけど!!

夏休みだけどお盆前だし平日だし、さすがに朝6時で人はいないだろうと思ってたから意外。
山小屋に泊まってる方の車もあるんだろうけど、
男性ソロ2人、30~40代くらいの男女ペアが2組くらいが準備してたのを目撃した。
駐車場で朝ご飯にホットサンドを食べて、準備体操したら出発。

登山口まで舗装路を歩く途中でなんか右くるぶしが痛いなぁと思ったら、
最近つけたミサンガが登山靴に圧迫されてた様子。
一度靴を履き直したら、その後問題無し。登山靴って本当にピッタリなんだねぇ。


↑今日のルート。右下の鴨沢から往復同じルートです。

往復22km、コースタイム8時間、標高差1,278mですが、距離は長いけど難しい場所は無いはず。
塔ノ岳登ってるから標高差はそこまで怖くない。
6時出発で14時頃基準に、どんなにへばっても16時までには下山できるだろうという考えです。

寝不足だし、暑くてバテるだろうので、
ペースはゆっくりめで最後まで一定を目指し、
喉が渇く前に水分補給、最低1時間ごとに休憩、十分なエネルギー投入を意識します。


↑6:25に登山口到着。

ここから左の細い登山道に入っていきます。
標高2017mの雲取山は、2017年中にぜひ登る山アピールをしているらしいですね。


↑こんな感じで林の中のゆるやか~な坂を登っていきます。

ゆるやかな内に距離を稼いでおきたい気持ちを抑えて、
なんせここから3時間くらいはずっとこの調子だろうので、
ちょっと遅いかな~物足りないかな~というくらいの、
話したり歌っても息が切れないくらいのペースでのんびり歩く。


↑ぼっかさんだ。

先に出発していた人を数人追い抜く。
リンリン鈴鳴らしている人もいなくて静かだ。
廃屋の隣を通ったり、木が倒れてるところもあったり、
非常に整備されてて歩きやすくて、迷う事の無い一本道。


↑しかし延々とこの景色である。

歩き出してから2時間。
初めて分岐点に到着。


↑親切な地図があるので写真を撮っておく。

そろそろお手洗いに行っておきたいので、七ツ石小屋方面へ。


↑8:20、七ツ石小屋へ。建物の右側から奥に入れます。


↑展望所があるので、ちょっと休憩。バイオトイレも綺麗です。びっくりした。


↑ご自由にどうぞと水がひいてあるので、顔を洗って首を冷やす。

残り少なくなったお茶を飲みきって、500mlペットボトルを水で満タンにしておく。


↑スティックパンを開封。

お腹は減った感じないんだけども
ちょっと足がフラフラしてる気がするので、1本だけかじっておく。


↑水場到着。冷たくて気持ち良いね。

七ツ石山行こうかと思ったんだけど、いきなり結構登る感じだったので、
早々に諦めてまた分岐に戻ってきました。巻き道に行きましょう。


↑そしてまたこんな感じ。かなり細い道ですね。

黙々…


↑9時にブナ坂到着。

コースタイムでは3時間ちょいくらいなので、休憩入れてる事考えたらわりと良いペースかな。
そのわりには体力的には余力あるし、このまま残り半分もいけそうだ!
ていうか展望…!せっかく晴れてるのだから下界を見ずには帰れません…!

ブナ坂を抜けるといっきに視界が開ける。


↑おおお尾根道来たーー(*´∀`*)

めっちゃ気持ち良いーーー!
すごい広々、空が広い、山がたくさん見えるー!(*´∀`*)


↑クリックで拡大


↑登ってる間に雲が増えたなー(´・ω・`)


↑道はこんな感じで、一気に開けた登山道に。

雲が太陽を遮ってくれるので、意外と直射日光もきつくない。
風は無いけれど標高あげたからそこまで暑くもないかな。
うっとうしい感じの暑さじゃなくて、普通に夏だなーてくらい。


↑クリックで拡大


↑富士山は雲で隠れて(左側)右側にへの字してるのが大菩薩嶺かな。


↑こっちの山はわからんー。


↑これ富士山。裾しか見えてない。

あまりに気持ち良くて、阿呆のように似たような写真ばっかり撮っていた。


↑9時半頃に奥多摩小屋へ。

登山バッジが貼り付けてあったので購入。
山小屋のおっちゃんと話す。
明日は予約で一杯で、今年は2017年で(ry
山の日もすぐだし忙しくなるなーって言ってた。


↑富士山の山頂が一瞬だけ見えた。

山小屋のおっちゃんが「この先40mくらいで分岐するけど右の方が楽」って教えてくれたけど、
看板に左「尾根みち」って書いてあったからこりゃ景色いいだろ絶対!(*’∀’)=3
左の急登を選択。


↑小高い丘みたいなところから、後ろを振り返る。

残りあと1時間。


↑時々林の中に入ったりもするが、


↑ヘビちゃんいたーーー(*´ェ`*)

小雲取山あたりで再びパン休憩。
山頂到着30分前くらいに補給するのがバテない秘訣。
なぜなら、だいたい山頂前は急登が待ってるから!ですって。


↑山頂見えた!

雲が多くてちょっと心配だーー。


↑最後がちょっと登るみたいですね。


↑10:25、雲取山(2,017m)登頂!

ここは山梨、埼玉、東京の三県の県境でもあるので、山頂標識もいくつかあります。


↑山梨県の山頂標識


↑東京の山頂標識。2017年の(ry 今年作った模様。

あれ?埼玉は?( ゚∀゚)


↑東京の山頂標識あたりからは木が邪魔でなー。


↑山梨山頂の方が開けてて気持ち良いので、こちらでご飯としましょう。


↑クリックで拡大。

家で作って置いたホットサンド2個目を食べる。


↑雲が暗くて大きくて、動きが早い。

山頂はほとんど風が吹いてないんだけど、空は暗い雲がすごい勢いで増えていく。
午後は天気崩れる予報だし、早いけれど下りましょうか。

11時前に下山開始。
くだりは一気です。
日差しがほとんど無くなって、じんわり汗ばむくらいで垂れ流すほどじゃない。

くだり始めてしばらくは行きに追い抜いた方とすれ違い、
ブナ坂を過ぎたあたりからは、山小屋に泊まるんだろうなーって人とすれ違う。

結構子連れもいるんですね。
大きなザックを背負ったお父さんと幼稚園生くらいの男の子、
楽しくてしょうがないのかお父さんの足元に纏わりつき、繋いだ手を振りまわしていた。
ここまで3時間以上登ってきたろうにすごいな。笑
もしくはお母さんと中学生くらいの女の子が荷物を分担して持って、
小学生低学年くらいの子を連れて歩いていたり。
高校生くらいのグループもいたなぁ。

リンリン鳴らしているのは年配の方が多い印象。
私あの音だめかもしれん。かなり遠くからでも響くので、すごいイライラしてしまう。


↑七ツ石小屋には12時頃到着。山頂から1時間15分ですか。水補充。

ここで出会った調布から来たご夫婦、9時に登山口を出発したそうで。
駐車場は残り1~2台くらいで満車らしい。
私が日帰り登山で降りてきたところだと言ったらえらく驚いていた。
お二人はここまで休憩を挟んで3時間かかったけど、
日が沈むまでに山小屋に着けばいいからゆっくり行くそうです。
山小屋泊まったら朝一で山頂行けるから、雲が湧く前の景色が見れるんだろうなぁ。

後日24さんにその話をしたら
夏は10時には雲が出るから、7時には山頂にいたいな。オレは3時くらいから登っとったで
6時に登山開始では遅い模様(´・ω・`)

行きに3時間かけて登ったゆるやか~な坂を、同じく延々と下るわけですが、
これが…このゆるやか~な坂ってのが地味に足に来る。
平坦な道がほとんどなく、常にくだってるので脛が痛くなってくる。

13時半、登山口到着。
ゆるやか~なくだりは2時間半でしたね。
難しいところやハードな急登はないんですが、長丁場の登山でした。
そして実は初めての2,000m級でした!


お疲れさまでした!

* * * * * * * * * *

◆所要時間:7時間20分
コースタイム:390分/6時間半 (480分/8時間) 標高 730→2017→730(1287m差)
6:15 小袖乗越(駐車場)730m
↓ 6:25 登山口
↓ 85(105)
7:40 堂所
↓ 30(50)
8:10 分岐
↓ 8:20 七ツ石小屋
↓(休憩15分)
↓ 8:40 水場
↓ 40(40)
9:05 ブナ坂
↓ 9:30 ヘリポート
↓ 30(40)
9:35 奥多摩小屋
↓ 25(25)
10:00 小雲取山
↓ 25 (30)
10:25 雲取山頂 2017m
↓(休憩20分)
10:45下山開始
↓ 75(90)
12:00 七ツ石小屋
↓(休憩15分)
↓ 25(25)
12:40 堂所
↓13:25 登山口
↓ 55(80)
13:35 小袖乗越(駐車場)

◆装備
速乾半袖TシャツとCW-Xとモンベル リッジラインパンツ。
長袖パーカ、雨具は持ち歩くも使用せず。
6枚切りホットサンド×2、スティックチョコパン1袋、他非常食
お茶500ml×3本→水場で補給できたので500mlペット1本のみ開封し2L補給。

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片手鍋でひとり旅

コメント

  1. SA より:

    雲取山は標高=今年ということもあって人多かったんじゃないですかねえ。俺はそういうことに何ら価値を見出さないひねくれた奴なわけですが…w
    頂上から見て「機嫌よく歩けそうだな」と思ったコースを往復されたんですね。もし次に行く機会あるんなら同じコーストレースしたいです。往復距離が随分長いみたいだけどそんなにキツくなかったんでしょうかね
    とりあえずは、お疲れさまでした。同じ地図に載ってる両神山は少し難しい所がありますので、時間的な余裕を考慮してくださいな。道の駅は前泊ビバーク可能ですぜ

  2. しょうこ より:

    標高=今年を繋げてくるとはまさか、思いませんでした。笑
    アウトドアなイメージが少ない東京都が頑張ってるのかなと思います(*´ェ`*)
    そうですね!SAさんも丁度あの岩場でご飯にされてたんですね!
    傾斜もゆるやかで、とにかくひたすら林の中を歩いて行くって感じのコースです。
    岩場も無くて歩きやすい土の登山道でした。景色も変わらないので飽きるとも言いますが…
    両神山はさすがに前泊しないと行けない距離なので、
    計画的にチャレンジしたいと思います!ありがとうございます(*´∀`*)