去年、母君と一緒に初めて犬連れ旅行をしました。
その時にやっぱり
・犬連れて入れる店が少ない
・あってもテラス席とか半屋外とか
・よって雨が降ると何もすることがない
結局、犬連れてるとトイレ行くのも苦労するので、
わざわざ犬連れて旅行する必要はないかなぁ~。
小次郎はペットホテル好きだし、
犬は預けて人間だけ旅行の方がいいと思ったのよね。
でも母が行きたいというので、まあ年一ならということで再び行ってきました。
場所は近場の箱根にしました。
去年は初めての長距離車移動なので
クレート使って小次郎を運んだんですよね。
ちょっと震えてたけど酔ってはいなかったので、
今年はドライブベッドを買ってのんびり乗ってもらおうと思っていた。

↑ハーネスをドライブベッドとヘッドレストに繋げてます。
ベッドは自宅でも使い始めてくれていたので、
匂いもあるし大丈夫かなと。
運転席の後ろに設置し、
助手席の私が小次郎から見えるようにしたし、
方角的にも日の当たらない側だから暑くもならないかな。

↑助手席の私をガン見していた。
走り出して、やや落ち着かない感じでハァハァしてたけど、
しばらく走っていたらベッドに丸まって寝ていた。
箱根の山道に入り、
もうすぐ目的地で一生懸命ナビをしていた私の後ろから、何かザリザリ音がする。
何かと思ったら、吐き戻したフードを一生懸命舐め取っている小次郎…!
ちょおおおおおお( ゚∀゚)
ベッドの内側の角に吐いたので車は汚さなかったけど、
中のマットに半溶けのフードがゲロゲロ…
なんか一生懸命舐めてる小次郎が切なかった。
とりあえず目的地着いたので、小次郎おろしてお掃除。
小次郎は水を飲んで茂みでおしっこもして、吐いたけど元気みたい。
たぶん車酔いだねぇ…飼い主は去年吐いたので酔い止め飲んでたんで無事でしたが、
まさか今年は犬が酔うとは。

↑本犬は別に気にした様子もなく元気。
ウェットシートでマットとベッドを拭いて、
宿着いたらマットを水洗いしようということでとりあえず観光しようか。

↑三島スカイウォーク来ました。
カート(レンタル500円)乗せれば吊り橋も犬は渡れるそうです。

↑また乗り物で落ち着かない小次郎。
なんでこっち向きに乗ってるんだ。
吊り橋を渡ってる途中ですれ違いざまに白人が勝手に小次郎の頭撫でてったんだが…。
去年もあったんだよなぁ、
なんで白人って急に黙って撫でてくるのかね。噛む子だったらどうすんだよ。
そして咄嗟に小次郎を守れない私に幻滅したわ。
次やられたら「こらっ」って言おう。法律上も他人の所有物だぞ!ぷんぷん。
↑渡った先の無料ドッグランで。
全然走らなかったけど少し気分転換できたかな。
ずっと動けなかったからねぇ。

↑さらに奥の遊歩道を散策。

曇り予報だったのにめっちゃ晴れて暑い!
ご飯食べようか迷ったけど、
テラスで犬も可のところに食べたいものがなかったので、
ソフトクリームだけ食べて再び車移動。
小次郎は落ち着いている。
やっぱり山道かなぁ、母の運転はわりと荒いからなぁ…。
芦ノ湖のカフェで軽くご飯を食べ、
犬連れのためテラス席だったんだけど吹きさらしで
風がぴゅーぴゅーで寒過ぎた。
小次郎は足元でなんかしてた。

↑レジーナリゾート 箱根雲外荘
チェックイン時間ちょうどくらいに到着。
車から降りる前に「しょうこ様ですね~」って言わてびっくりしたんだけど、
たぶん女性二人で泊まるお客が他にいなかったのではないかなと。
他のお客さんみんな男女ペア…だから夫婦だろうし、
確かにドッグランでも夫婦しかいなかったよな。
まあ犬飼うのって夫婦だよな。
三島も箱根も外人ばっかりだったけど、
さすがに犬連れてるのは日本人で、
ホテルでは外人に会うことはなかったです。
母が駐車場に停めるのを、先に降りて待ってたんですが、
ベテラン風の女性スタッフさんが音の鳴るおもちゃをポケットに入れていて、
小次郎にめちゃくちゃ構ってくれました。
去年の仙石原のスタッフさんは、犬の名前を呼んではくれたけど、
絶対に犬には手を触れない距離感があったんですが、
雲外荘ではすぐにしゃがんで撫でてくれて、
おやつあげても大丈夫ですか?って確認の上おやつくれたりして、
そういう意味では仙石原よりもよりウェルカムおもてなし感がありました。
お部屋まで荷物運んでくれるっていうのでお願いしましたが、
直前にコンビニでビールやらお酒をたくさん買っていたのでやや恥ずかしい笑
ほとんど母ですがね!すごい勢いで飲んでは温泉、飲んでは温泉を満喫していた。

↑お部屋は1階の庭付き部屋。
前面ガラス張り&勾配天井なのでかなり開放感あるー!


↑洗面所が横並びで2つあった。めっちゃ広い。
母「私右使うから左使って」
私「はーい」
一人一洗面所スタイル。

↑ウッドデッキに露天温泉。
結構大きな風呂桶でした。足伸ばしても余裕。
仙石原は大浴場のみ温泉でしたが、
雲外荘は部屋のお風呂が温泉!ただし大浴場はなし。

↑風呂入る時は窓のブラインド下げますのでご安心を。

↑ウッドチップのプライベートドッグラン。
しかし小次郎、なぜかこのドッグランを嫌がり、
庭におろしてもすぐにウッドデッキに上がってしまう。
せっかくボール持ってきたのに全く外に出ず。
庭付きにした意味ねぇぇぇぇぇぇ!!
遊ばないので仕方ない、トイレするためにお散歩に行きました。
母は温泉とビールを楽しむそうなので留守番してもらう。
共有ドッグランもあったんですが、あんまり広くなさそうだったのと、
向かう途中の階段を小次郎が嫌がったので面倒で外に行きました。
エレベーターはホイホイ乗るんだよなぁ…。
ホテル出口でまたスタッフさんに撫でてもらう。
ここは長崎と同じくらい傾斜の町なんですねぇ。
ホテルも坂道の途中だったけど、さらに上に行ったらどこまでものぼりだったよ。
そしてやはり外国人だらけ。
犬連れの人2組会ったけど、それは日本人だったね。地元の人か?旅行客か?

↑帰りますかね。
たくさんのホテルや温泉屋さんが密集しているようで、
合間を縫うように狭い道がある。
レジーナのドッグランも外から覗き込めたし、
建物自体は道路から離れていないので話し声とかは聞こえそうだな。
↑道を覚えてるのか匂いをたどっているのか、自分の部屋わかってて賢い。
仙石原は完全にホテルって感じだったけど、
雲外荘はコテージ感がありますね。
仙石原はホテルの中は完全に室内で、
いわゆるビジネスホテルと同じように廊下に各部屋のドアが連なっていた。
エレベーターもカメラついてたりして設備が充実していた。
雲外荘はエレベーター降りるとまた半分外みたいで、
それぞれの戸建ての家の玄関みたいな感じの出入り口だった。
設備的には仙石原の方が充実していましたね。
雲外荘は若干屋外感あるので虫も入ってきちゃうし、
雨降ってたらまた大変かもしれない。

↑私が温泉入ってたらずっと洗面所のドアの前で待っていたらしい。
いやウッドデッキの方にまわってくれば会えたんだけどね。笑
さすがにそこまで知恵は働かないらしい。
↑ソファや椅子に犬をのせる時は専用のタオルを敷く。
今日はいろいろあったせいか、さんざんホリホリした後にくったり寝始めた。

↑これ勝手に私に膝枕している。

↑夕飯はお部屋に持って来てくれます。
研修生の若い女の子が一人見学していて、
熱心にメモを取っていて母が感心していた。
この子次の日の朝食の時もいて、
どういうシフトなんだろうって思ってたら寮生活なんだって。
母がいつの間にか聞いたらしい。

↑お刺身も美味しかったなぁ。

↑伊勢海老など。
肝心のお肉などは撮り忘れたよね。
お酒飲みながらだらだら食べて、食べ終わったらフロントに連絡すると片づけてくれる。
焦って食べなくていいし、デザートは冷蔵庫に入れてくれたので明日食べることにした。
お腹いっぱいですわ。

↑もうどこにも行かないとわかって安心してくつろいでいる。
9時過ぎくらいには寝たのかな?母は8時には寝てました。
ベッドの上に犬をあげてはいけないので、
小次郎はベッドの横に愛用のマット敷いてあげたんですが。
なんか小次郎、落ち着かないみたいで、
ベッドの縁に手をかけて立ち上がったり、
部屋を走り回ったり、
ソファの上に飛び乗ったり飛び降りたり、
外の声に反応してわふわふ言ってみたり、
真っ暗な中でなんか気配が騒々しくてうるさかったです。
とりあえず一緒に寝たいというお気持ちはわかったので、
仕方ない、私がソファに行くからこっちで一緒に寝ような、
ってやったらおとなしく寝てくれました。
朝方、母に「なんでソファで寝てんの?」と呆れられましたが。
飼い主はよく眠れませんでしたわ。
母は宣言通り(夜が早くて朝も早い)早朝に起きて、
ノンアルコールビール飲みながら温泉楽しんでて、
その間に私はベッドで二度寝したけど、7時には散歩に出たのかな。
ホテルの受け付けは夜勤明けっぽい(イメージ)男性スタッフが気を抜いて座っていた。笑

↑昨日とは違うルートで、でも坂道。

↑天気はなんとか大丈夫そうだね。
30分以上散歩して、戻ったら昨日のスタッフさんが出勤していたのか、
またわいわい撫でてもらって、撮影スポットで撮らせていただきました。

スタッフさんの撮影したデータ、iphoneじゃないとデータで受け取れないらしく、
そしたら印刷して紙製の額に入れてお土産にしてくれた。
すごい!うれしい!感激した。

↑小次郎の肉球スタンプでキーホルダーも作ってくれた。
全部「レジーナリゾート箱根雲外荘」がめっちゃ広告されてたけど、
せっかくなのでキーホルダーは散歩バックにつけておきます。

↑朝食は8時半なので、昨日食べきれなかったデザートを食べつつコーヒーを嗜む。
小次郎はブドウはダメだけどメロンは平気らしいので、ちょっとお裾分け。
朝食は完全に撮り忘れたけども、フルーツはオレンジが出たので、
食べきれない母から小次郎は少しもらっていた。
それが後々あの悲劇を生むとは、この時は露ほども思わなかった…。

↑自宅かのように床におもちゃは転がっていたな。
また母が小次郎用にっておもちゃとかおやつとか買って持ってきていた。

↑ソファ気に入ったみたいでよく休んでいた。
チェックアウトし芦ノ湖パノラマパークへ。
小次郎また酔わないといいけどなぁ~と心配でしたが、
なんとか酔う前に到着。

↑くもり予報でしたが…いい天気!

↑何もない傾斜のある原っぱ。
↑ドッグランあるけど誰もいなかった。
そしてボールで遊ばない小次郎。

↑飼い主の影に入って休憩。
さて、それじゃ帰りますか。
まずは鈴廣のカマボコをお土産にしましょうか。
再び車に乗って箱根の山道をくだっていく……
小次郎、後ろでやや落ち着かない様子。
大丈夫かーって手を伸ばしたら力なく指を舐めてきて、
あ、これ酔いそうなんだろうな…と思うもなかなか停められる場所がない。
急カーブの多い七曲りの難所を過ぎた直後に再びリバース。
今度もベッドの中だったけど、吐いて呆然とした小次郎が涙目でこっち見てて、
気にしなくていいよ~、大丈夫だよ~って声かけて撫でてあげるしかできなかった。
鈴廣到着し、状況確認。
今朝結構食べちゃったからなぁ…
スタッフさんにおやつももらったし、ちゅーるも食べたし、
メロンにオレンジも食べたからなぁ…。
初日よりも水分が多め&オレンジの細かい房が…(;´Д`)

↑口周りも細かい破片が。かわいそうに。
とりあえず小次郎は車から降りたら元気になるようで、
マットについてる(リバースした)フードを食べようと必死だった。
小次郎を手で押さえながらウェットティッシュで拭いて、
マットはもうぐちゃぐちゃで無理なんで丸めて袋に入れた。
母と交代でお土産買って、でも滞在時間は30分もしなかったかな?
その後小田原駅前で軽食食べて少し休憩。
小次郎もだいぶ元気になっていたのであとは高速道路だし大丈夫だろう、
と思ったんだけど、また車走り出してすぐ、高速入口でリバース。
今度はベッドから首を外に出していたので車の座席に…(;´Д`)ヒィィィャヤアアア
ゲート通ったところで一度停めてもらったが、
もうどうしようもないのでとりあえず帰ろうと。車飛ばして帰宅。
さすがにもう具はあまりなく、液体が多かったのかな、
車のシートにこぼした分は、広がっていたものの染み込むまではいっておらず、
濡れ雑巾で拭いてなんとかなった模様。
「楽しいお出かけのはずが子供が吐いちゃって散々な親の気持ちってこんな感じか」
「あんたたちはよく吐いたからねぇ~、でも子供は吐くものだから、そんなもんよ」
車汚されるの嫌いだろうに、
大丈夫大丈夫、気にしないでって言ってくれた母には申し訳ない。
ちょっと車苦手意識ついちゃったかなぁ、
次また行くとしたら再びクレート使用に戻そうかな。それか酔い止め飲ますかなぁ…。
短距離でカバンとか抱っこなら大丈夫なんだろうけどね。
もちろんその後は小次郎は元気でして、
顔周り汚くてバリバリだったからシャンプーして、
夕方には元気に散歩行って夕飯を爆食して膝の上でグースカ寝てました。
そんな感じでゲロに始まりゲロに終わった箱根旅行でした(・∀・)


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