四国ツーリング2日目:金沢~琵琶湖~姫路~牧野キャンプ場

2013:四国バイク旅

新潟で花火を楽しみ、石川県まで進んだ1日目。
2日目はとうとう四国入りか…!?
と思わせて、今回はしまなみ海道(広島)から四国入りする予定なので、
まだまだ本州から離れられない2日目です。

●2日目
ルート:アラピア~琵琶湖~須磨寺~牧野キャンプ場
走行距離:約440km
時間:8時~19時


↑北陸道から琵琶湖は下道、京都からまた高速。

時刻は6時。仮眠室の冷房が効き過ぎてて寒くて起きる。
睡眠時間で考えるとまだ4時間程しか寝てないので、もう少し寝ておきたいところだが、
一度目が覚めたら寒くて寝ていられず、諦めて朝風呂に入りました。
ガラガラなお風呂でしっかり温まり、8時頃出発。

今日の目的地は姫路まで。
関西の環状線は怖いから避けたい。
当初はノンストップ高速で須磨寺まで行くつもりでしたが、
琵琶湖は下道で走ったらどうだろうと考える。時間あるかな。
須磨寺には行きたいなぁ。確か18時までに着けば間に合うはず。

なんてぼんやり考えつつも、予定は未定、とりあえず朝ご飯はどこで食べよう。
海岸まで行けるらしい徳光PAを目標にしてひたすら走る。
今後の燃費を考えて速度抑えめで走るも、やばい、眠い…。
ダラダラ走ると眠いなーやっぱり。
歌ったり早口言葉を唱えたりと頑張るが意識が飛びそう。


↑眠気覚ましのガムを買う。今回の高速走行はずっとお世話になりました。

9時過ぎには徳光PA到着。
テナントが結構入った大きめの建物があって、
ぷらっとパークという施設は下道からでも遊びに来れるみたいですね。
反対側の車線には歩道橋で渡り、そのまま海に出られるようなので行ってみる。
ご飯屋もまだ開いてないし、持ってきた食糧で済ませてしまおう。

釣り客も多く、その隣でアウトドアする気にもならなかったので、
テトラポッドの陰に隠れて朝食の準備。
今買ったホタルイカの天日干し、そのまま食べるのは味が濃いですが、
ご飯と炊くのを薦めてるし、オートミールに入れたらどうだろう、と。


↑ざざーん。

試して正解!
ちょっとふっくらして美味。
ほくほく食べてる間にカップルがやってきたけど気にすんな。ごめんね食事中です!


↑さすが石川県。倶梨伽羅峠にいつか来たいなぁ!

あんまりのんびりしている場合ではないか。
徐々に上がる気温に急かされるように出発。

たまに見える海にちょっと感動。これが日本海か!
実は日本海って初めてなんじゃないだろうか。
大量に現れるトンネル残り何本という看板に怖気づくも、ひとつひとつ抜けていき、
最後のトンネルで26/26という表示が出た時はうれしかったなぁ。

13時頃敦賀IC到着。寄り道してないのに結構時間がかかった気がする。
大阪まであっという間だと思ってたけど、これはもしかして、案外遠いのかも…。
時間は若干心配だが、折角なのでやっぱり下道で琵琶湖まわってみる事に。

下調べ無しの適当ルート選択でしたが、
開けた土地の幅広直線道路で気持ち良い道でした。
関西の山中湖って感じ。勝手な印象。
でも走った道は湖に近くなくて全然見えず、周遊道路まで近付いて少し走ってみました。


↑道の駅 しんあさひ風車村

ホムセン箱のステッカーはこの後増えます。笑。
この時はまだ、奈良、富士山、気仙沼の3枚だけでした。


↑どこだか忘れたけどどっかで食べた。

満足したので一路須磨寺へ。

須磨寺の駐車場がどこだかわからなくて、散々さ迷って泣きそうになりながらも、
30分以上かけてやっと到着したら、

閉 門 \(^o^)/

このザマですよ!!!! 見事に閉まってるよ!!! 今17:50!!
うっそ18時までじゃなかったっけ(ノД`)・°

って、帰ってから調べたら、やっぱり8月は18時まで開いてました。
この看板にも「その他の時間帯は正覚院駐車場をご利用下さい」って書いてあるしね…。
なぜかもう閉まってると思いこんだ私。どちらにせよ残り10分じゃ間に合わないか。

この結末に脱力し過ぎて、発進時に転ぶかと思いました。
須磨寺は一度来た事あるんですが、
やっぱ源平好きとしては何度も訪れたい場所なわけで。

諦めてキャンプ場へ向かいましょう。今日はそうめん滝キャンプ場の予定。

キャンプ場まで残り10km付近になったのでコンビニでアルコール購入。
お昼ご飯しっかり食べたのでお腹は空いてないし、酒飲んでまったり寝ようと、
頭の中はもう休むことで一杯。
キャンプ場こちらの案内板に、迷って無い事を確信し、
すれ違いの出来ない細い山道を安心しきってトコトコと走った結果…

キャンプ場 閉 鎖 中 のお知らせ。
な、なんと…  !!!???   へ???

気が動転してて写真ありません。笑。
入口はロープで入れないようになってて、
目の前にコテージ的な建物もあるのに人の気配が全然無い。真っ暗。愕然。
今までの道に何箇所かあった「キャンプ場こっち」の看板に告知しておいてよ!
って本気で思った。もっと早めに教えてくれれば、こんな山奥まで来なかったのに…。

電波が入りにくい中、管理事務局に電話してみるもつながらず…。
いや、事務所は閉鎖してるけど泊ってもいいですよ、的な展開を期待してたわけです。
まぁ全然そんな展開にもならず。そもそも電話繋がらないし。
あたりは暗くなってきたので、第二候補のキャンプ場へ向かう決断をする。
折角お酒買ったのに…!!!(つД`)

心配なので、第二候補の牧野キャンプ場へは一応電話し、営業を確認。
事務所もう閉めちゃうけれど、バイク一台なら空いている所にうまくやって下さいと快諾。
よく考えたら土曜日だし、ファミリーとか多くて場所空いて無いのかも…??
と不安になりながらも、もうそこしか無いので盲目的にまっしぐら。疲れたー。

30分ほどで到着。真っ暗。
道間違えてすごいガレ道駆け上り、そこでUターンとかして最後にどっと疲れました…。
よく転ばなかったとホント奇跡でしたね(´・ω・`)
そんなわけで、いろいろと諦めて入口の真横あたり、
舗装路から芝に変わったすぐにバイク停めて、酒飲みながら設営。
真っ暗だし景観とか気にしない。
虫が集まるので蚊取線香を炊き、虫よけスプレーをテントにシュシュっと散布(使い方違う)

テント内でくつろいでたらキャンプ場の管理人さんが軽トラで来てくれました。
集金かと思ったら、バイク一台だし無料でいいですよと。ありがとうございます!!
真っ暗だから近くの建物(事務所)の電気付けておきますか?とかちょう親切!
トイレ綺麗だったし、シャワーも温水でした。無料とかホントありがたい…!

芝の斜面がフリーサイト。特に区間も無いので、好きにテント張れる感じ。
道が一本走ってて、その両側に何箇所か点々と炊事場があるようで、
各炊事場にファミリーや若者団体がオートキャンプしてました。車横付けみたいな感じで。

一番近くの水場を使う際に、そこのファミリーに挨拶をしたんですが、
小学生くらいの男の子とご両親、おじいさんの4人で来てたようです。
BBQとかする感じも無く、落ち着いた静かな感じで過ごされてました。
気をまわしてくれたのか、洗い物に行くたびにお母さんが話しかけて下さって、
翌日に出発する際には手を振って見送ってくれたのでした´ω`)ノ

夜中に私がトイレ行こうと起きた時は、
お母さんが一人外で本読んでて、そんなまったりな過ごし方も素敵だなぁと思いました。

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