四国ツーリング7日目:うどん巡りの日

2013:四国バイク旅

●7日目
ルート:橘ノ丘総合運動公園キャンプ場~須崎~日の出~瀬戸大橋~バカ一代
走行距離:約160km
時間:8時~17時


↑ほぼナビ頼り。

熱帯夜です。

そんな気はしてたけど、とにかく暑い。暑過ぎる。マット湿るよ。
Tシャツとズボンに熱がこもるので、
あーーーもう!めんどい!!ってなってズボン脱いだ\(^o^)/下着+タオルかけただけ
もし突風とかでテント吹っ飛んだら、私この格好で避難しなくちゃいけないんだな…って
そんな空想に自嘲しながらも背に腹は代えられない。

とはいえ、さすがに連日の猛暑に体も慣れてきたのか、
そんな酷い環境でも人は眠れるものですね。
気付いたら眠ってたようで、次に起きたのは5時。
外は明るくなってきてはいたが、
今日はここに連泊予定なので、撤収準備も何もしなくていい。
一応、起床予定は7時なんだが…しかし今夜もここで寝るのか…。
夜の事を考えると少し憂鬱だが、気にしてはいけない。
夏は標高の高いキャンプ場を選ぶこと。今回の教訓ですね。

時間は無駄にあるので、タオル濡らして全身拭いたり、水道で頭洗ったり…ワイルドだろ?
公園の奥はマムシがいるから避けてって言われてたので、
公園内を横断する道の脇にテントを設営していたのですが、
犬の散歩やジョギングの方が結構通るようで、いやー、まさに見世物とはこういう事。
不審者じゃないですよアピールの為、にこやかに挨拶をする。笑。

明るくなったしもう防犯は考えなくていいだろうと、テントの前後全開で二度寝開始
ほんとやることが無くてね…。
道からは多少高くなってるので、中まで丸見えでは無いはず。
あ、さすがに服は着ましたよ。うん、閉め切りより風が通るのでまだマシ。

そうこうしている間に、奥に設営していたバイク2台が出発していくのを見送る。
テント間の距離もあり、相手2人だしと挨拶もしてなかったので、
この時はじめて男性2人のツアラーだと知りました。


↑暇なので火遊びしたり。

8時過ぎ。
足枕として使っていた寝袋とエアマットを干したら出発準備。
今日の予定は、うどん県のうどん巡り。
宿営地変わらず、移動も少ないので、ある意味休息日です。
目標としては3軒くらいは巡りたい。
事前に調べておいたうどん店マップを握りしめて、
荷物降ろした軽いバイクにまたがる。カバン一つで今日は軽装!

最初に目指すは須崎。 →三豊市高瀬町上麻3778

今日はナビが一番の頼りです。ナビに従い走る事30分程、
民家の建ち並ぶ何の変哲もない場所に突然人のたまり場が。
少し広い砂利の駐車場?のようなスペースに、ベンチと扇風機が置いてある。
どうやらこのあたりのようだ。

とりあえずバイクを停めて、集団の中に混ざる。


↑窓に張ってある白い紙に須崎食料品店と記載。ここです。

表に店の看板らしきものは全く無く、
ナビに住所をピンポイントで入れてなければ絶対たどりつけないと思う。
そもそもこれお店…?人の家じゃ…(;´Д`)というレベル。

バイクを停めて待つこと9:15、開店です。
ここのお店は一応9時開店予定ですが、
日によってバラバラなので、待つのは覚悟で行くこと。
私の順番は…男性2人、ファミリー1組の次だからかなり早い方ですね。後ろにも12人程並んでた。

店内というか土間というか、なんか本当に人の家って感じのスペースに通され、
奥の厨房でうどんがゆでられている。
お店側は男女の二人しかおらず、
うどん作り、オーダー会計すべてやってるので目の回る忙しさのようでした。
私はただ突っ立って見てただけですが。何。


↑メニューが壁に貼ってある。

暑かったので、冷・小を注文。
ネギと醤油はセルフサービス。生卵も机の上に置いてある。


↑うどん200円、卵30円で230円でした。
底が深い丼ぶりなので、思ってる以上に量あるよ!

すごくもちもち!なんだけど、やみくもにコシを求めたのではなく、
コシがあるんだけど硬くないの!!すごい!美味しい!゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
関東のチェーン店の味が讃岐うどんだと思っていたけれど、あれ全然違うね。

醤油は普通の出汁醤油っぽくて、特段に美味しいわけではない。
でも麺が美味しい。麺だけでイケる勢い。
小なのに結構なボリュームがありましたが、
思わずガツガツ頂いてあっという間に完食。


↑ちなみに店内に食べる場所は無いので、基本は外で立ち食いです。
それでもイイと思えるくらい、美味い。

+ + + + +

続いては、誰に聞いても薦められるくらいの人気有名店。
日の出製麺所 → 香川県坂出市富士見町1丁目8-5
11:00開店だったので10:30には到着。


↑開店前なのにすごい行列!

こっちはさすが有名店で、手慣れた感じでお店のスタッフが誘導してた。
開店は11時ですけど、準備が出来次第オープンします!」の言葉に沸き立つ客。


↑ネギはセルフで、自分でハサミで刻んでねって感じ。


↑油揚げがダシ吸ってて美味しそうだったので。

さぬきの夢2000という小麦を使ってるとアナウンスあり。
ここではぬるの小を頼む。小100円、ちくわ天と揚げを乗せても200円…安すぎる。

ぬるだと麺が柔らかめになるのねー。冷の方が好きかもな、と思いながら頂く。
ここうどんの出汁が美味しい
いりこ出汁?ってことで、魚の香りが出てる出汁で、
濃さが丁度良くてうどんの味を楽しめるし、風味があってすっきり食べられるんだわ。

うどんの量は、須崎よりは少なめかな。
ていうかたぶん、須崎が多いんだと思うんだけど。

油揚げも甘めの出汁がしっかり染みてて、美味しく頂きました。

さて、この後さらにもう一軒、と行きたいところだけど、
さすがにお腹膨れてきたので腹ごなしにブラブラ散策。
ここでまさかの生理が始まり、この暑い中ナプキン着用というお尻が拷問でしたが。

特に何も考えて無かったので近所の観光地を検索して、瀬戸大橋に行ってみる事に。


↑規模がでかくて、ワンダと巨像!!!

瀬戸大橋記念館という資料館に入ったら、
これがなかなか、本州四国連絡橋としての歴史と当時の状況、
かなり奥が深くて、思わず熟読。模型も多くて楽しかった。


↑うどん県のポスター、センスいいよね。

そうこうしてたら思った以上に時間が過ぎてて(熱中し過ぎ)
ちょっと小腹も空いたし、もう一軒うどん屋行っておこうと。


↑16時頃、手打ち十段うどんバカ一代  → 香川県高松市多賀町1-6-7

ここは、いつもの走行会メンバーにお勧めされた店で、
うどん中心地よりは少し離れるけど、営業時間が比較的長めなので行きやすいと思います。


↑KBY嬢一押しは釜玉うどん。350円。熱々です。

よくかき混ぜて頂く。これも美味しい!
卵が濃い感じでもったりしてて美味いね!
今までやっぱりベーシックにぶっかけ、と思ってたし、
ぶっかけはシンプルでうどんと出汁の味が楽しめていいけど、釜玉も美味しいなぁ。
今度は釜玉バターとかいうのを試してみようか。

お腹も一杯になったので、再び宿営地に戻ります。
公園の隣にはくちょう温泉があるので、今日はこちらへ参ります。
温泉というよりも、市営の風呂施設って感じかな。銭湯まではいかないけど。

近所の方しか来ない感じで、来る人お互い顔見知りみたいな。
しかしなんせ生理なので、でも体だけは流したかったので、
人がいないタイミングを見計らって、ささっと入って休憩室で涼んでました。

この時に結構揺れる地震がありましたね。まぁ別に何もありませんでしたけど。

そのまま洗濯しにコインランドリーへ向かう。
半袖短パンで夜道をバイク乗ってると虫がすごい当たる…(;´Д`)

この時に気付くが、シガーソケット用につなげて使ってた、
携帯の充電ケーブルが断線したようで全く充電出来ない。
iPhoneのナビ頼りな旅なので、充電切れたら終わる\(^o^)/
慌ててコンビニをはしごして、新しい物を購入。デザイン悪いけど諦める…。


↑全く予想して無かったトラブルでした。

日中の移動中とかじゃなくて本当よかった。ナビはかなり電池食うからね。
そういえば四万十川走ってた時、さすがにiPhoneが熱くなりすぎて、
強制的に休止モード入った事がありましたが、道一本だったから大丈夫でしたね。

真夏の生理というだけでも憂鬱なのに、さらに一日バイク移動とは…
連日の暑さで、シートに触れる太ももに汗疹も出来てて、本当憂鬱過ぎる。
無理せず早めに撤収しようかなァと、
今後の予定を繰り上げる事を真剣に考えながら就寝しました。

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片手鍋でひとり旅

コメント

  1. C4 より:

    こんばんは。
    うどんは小でおさえて何軒もはしごするというあたり、なかなかツウな食べ方をしていますね。
    この食べ方を知らなかったら、何も考えず大を食べて満腹状態になりはしごができない、なんて事態に陥っていたことでしょう。
    あと、セルフサービスのうどん屋も、香川らしいですね。
    最近うどん食べていないので、このエントリーを見ているとうどんが食べたくなってきました。

  2. しょうこ より:

    >C4さん
    こんばんは。
    一日で5軒回るという友人の話も聞いていたので、
    せめて三食は食べようと誓っていたのでした。
    天ぷらとか乗せなければもう少し行けた気もします。笑。
    他にも行きたかったお店結構あるので、
    また次回を楽しみにしたいと思っています。
    そこまでうどん好きではなかったのですが、
    香川でうどん食べてからは、地元でもうどん食べるようになりました。