朝は5時起床、めっちゃ晴れだ!
テントに日が当たってめっちゃほかほかする。
テンション上がって外に飛び出す。
↑おおおおひさまだ!!!青空久しぶり!\(^o^)/
片付けしてたら、昨日の写真お父さんが朝食を一緒に食べようと誘いにきた。
そのまましばし立ち話し。
うーん??
昨日は警戒強めに対応しちゃったけど、なんだか悪い人じゃないかもしれない。
バイクを駐車場に移動させ、お父さんの車へ行ってみる。
関西から来たご夫婦で、仲良く息の合った感じで朝食の準備を進めていた。
お父さんは運転手の仕事をしていたらしく、
幹線道路で空気が悪かったのか40代くらいで喘息を発症。北海道は空気が綺麗でだいぶ楽らしい。
お母さんもスキーで骨折したり飼い犬が亡くなったりで、久しぶりに旅に出たんだって。
お父さんが相当なバイク好きで、各地でライダーを見かけるたびに声を掛けまくってるらしい。
私の知らない間に勝手にバイク買って来るのよ~と笑いながら話すお母さん、
そっか、本当にバイク好きなんだなこのお父さん…昨日の自分の対応を恥じる。
↑コーヒーと食パン茹で玉子にお餅まで。車の中で横並びに座り、喋りながらご飯を頂く。
最後にやっぱりどうしても写真が欲しいと頼まれる。
バイク写真だけだと女性ライダーだって友達に信じてもらえないらしい。
本当にバイク好きで、ライダー同士の交流を大切にしている人だとわかったので、
快く引き受け、お父さんとのツーショットをお互いのカメラで撮りあった。
昨日の自分に反省し、それよりも誤解が解けてよかったと朝から明るい気持ちになる。
好きとか嫌いとか、すぐに判断したらダメですね。
疑う事はもちろん身を守るために大切だけど、
そんなに悪い人ばっかりじゃないんだと、気付かせてくれた素敵な出会いに感謝する。
ここの道の駅は車中泊の人が多いので、
そのあともバイクの周りに結構人が集まって声をかけられる。
とあるお父さんから現金の接待を頂く。
コーヒーでも飲みなさいって言われて渡されたのが大金だったので驚いて辞退したんだけど、
そしたらお父さん「娘に似てるから…」って突然涙ぐんでしまう。
何があったのかとても聞けんので、とりあえずありがたく受けとる事に。
その後は当たり障りなくバイクの話をしばらくして別れる。
どうも、3人娘がいるけど皆元気で、ライダーブーツ買ってもらうくらい仲も良いみたいで…
いったい何があったのか、結局わからなかった。
9時くらいまで外のベンチで記録作業をする。
今日はのんびりするぜ。
↑セブンのほうじ茶がお気に入り。緑茶よりもほうじ茶とか玄米茶とか茶色のお茶が好き。
↑フラッグの取り付け方は試行錯誤中。
まずは海岸線を走って小樽へ。
適当に駐車場を見つけて停めたら、町中散策。
町並みが良いとは聞いていたけれど、赤レンガと違って落ち着いたシックなレンガ積み。
しかも観光地っぽくなく、町中に自然に溶け込んでいる…!
↑ウミネコかな?めっちゃいるので爆撃が怖い。笑
↑この辺りはちょっと観光地っぽいか。
↑釣り帰りっぽい。仲間たちで協力して戦果を運ぶ。楽しそうだなぁ。
↑この廃墟のような倉庫やばい。たまらん。
↑エレベーターですよ!
↑エレベーター格好良すぎたまらん(*´ェ`*)
すごい写真撮ってた。
↑紫の看板にいろいろ解説が載ってる。
↑観光案内所。内装もおしゃれですな。
↑線路の手前に書いてあるので、何かなと思ったら
↑廃線だけど、線路だけ残ってるんだね。自由に歩けます。
↑小樽名物とあったので気になった。
↑ぱんじゅう(75) 別に普通の大判焼きの丸い版みたいな。
↑また靴が崩壊している。懲りずに接着。
↑一枚の扉だけど、すごい分厚いな!
↑日本銀行の金融資料館。
↑入館無料!入りましょう(^p^)
↑日銀の窓口やら内装がそのまま。おしゃれだ!
↑窓口の扉も開け閉めできる。
↑東京らしいので、これも行ってみたいと思った。無料だし。
↑金庫です!
偽札防止の技術の解説や、恐慌時の日銀の役割とか、
結構じっくり楽しんで1時間くらい滞在。
いわゆる観光通りの方へぶらぶら歩いていくと、なんだか見たことがある気がする。
私、一度小樽来てたわ!
北海道にスノボに来た時かな。
KBY嬢やNRさんが全部手配してくれて、
私は連れていってもらっただけだから、全然自分がどこにいたのか把握してなかったわ。
そんな懐かしい思いで観光通りの方もふらふら。
↑工場見学とあったので。
↑職人さんが練り型にはめて素早く成型していく。
↑練ってます。
↑かま栄のパンロール(216)
パンは10枚切りくらいの薄いパンで、ほとんど蒲鉾。熱々で美味しい!
↑小樽運河も外人たくさんいたけど、なかなか良い雰囲気でした。
↑そしてやっぱりここに戻ってくる。
本当よすぎてマジでうろうろしてたわ。
裏側は普通の壁だったので、こちらの面だけだね。
大満足の小樽観光、13時半頃出発。
国道5号を走るも、すごく走りやすい上に皆飛ばすなぁ!
80kmとか平気で出てるのでガクブルしながら60kmくらいでトコトコ走る。
↑一度カメラのキタムラで写真を印刷。
受付してくれたお姉さん、ちょうどバイクの教習中らしくて、
どこの道がいいとかの話でちょっと盛り上がる。気を付けて、楽しんで下さいな!
札幌到着。こちらも適当にバイクを停めて、まずは時計台へ。
↑がっかりスポットというけれど、一度来てるので知ってるしなぁ。
↑タワーを横目に大通りを散歩。
↑広い公園は花壇も整えられ、多くの人がくつろいで過ごしている様子。
↑花壇コンテストでもやってたみたい。
↑なんかいた!
↑何気なくレトロな可愛い建物が多いよね。
↑北菓楼
↑北の夢ドーム(180)中身カスタードクリームだと思ってた…。
↑これもまたおしゃれな建物で。
続いて、旧北海道庁へ。
↑入り口の門から中を覗いたら、いっきに期待値高まる。
↑中1階みたいなところは、やっぱり雪で埋まる事を想定しているのかな?
↑中の作りもすごいいいね!
2階の資料展示もわかりやすかった。
南樺太と北方領土、北海道は国境に近いんだなぁって実感。
資料が面白くてじっくり読んでたらワッキーから連絡。
「今どこにいます?僕らは積丹岬です」
「まだ札幌…そろそろ向かいます」
正直まだ見ていたかったけど、時間も無いので17時過ぎに再出発。
ノンストップで来た道を戻って、19時過ぎに美国へ。だいぶ頑張った。
セイコマ前で合流したら、昨日教えてもらった駐車場に停めて神社へ。
↑祭りだ!
↑昨日よりもにぎわっている。徐々に暗くなり、祭りの始まるワクワク感っていいよね。
↑参拝するワッキー。
↑豚玉焼き(500)で腹ごしらえ。
↑暗くなるにつれ人も増え、参道で燃やすカンナくずがほぐされる。
↑まずは町内を練り歩いていた天狗と御輿が到着。
↑そして着火の儀式。
↑塩をまき、
↑お祓いをし、
↑獅子舞が火を食べる
獅子舞の子は前後とも若い男の子で、中学生か高校生かな。
伝統がしっかり受け継がれているのを見て、ちょっと感動したわ。
さあ、火渡りスタート!
まずは一本下駄で器用に歩く天狗様が火渡りをされる。
↑この炎の上を渡るのです!
赤いライトセーバーをもった警備のおっちゃんが容赦無い。
「もっと火を大きくしろ!」とか、
天狗に「早く行け!」とか「ほら!さっさと行け!」とか、怖いくらい容赦無い。
神輿の時なんか、火力強すぎて周囲が制止しているのに、
おっちゃんだけ「今だ行け!」とか言って煽ってた。
いや本当、冗談かと思ったら本当に火の上歩くのよ。
しかも天狗様だから、熱がったりもしないし歩調を乱さず悠々と歩いていくわけだ。
それを三往復くらいかな。相当やってた印象だけど。
三往復でも2ヶ所に火があるから、12回は渡ったって事だ。
↑顔の前まで火がのぼる。見てるこっちがハラハラする。
↑燃えてる!燃えてる!
町内の人は天狗の中が誰か知ってるからか、名前呼んだり、ほら渡れ!とか結構煽る。
たぶん若い子なんだろうなぁ。
でもちゃんと全部きっちり渡ってたわ。
天狗は天狗の振る舞いを壊さぬように、きっちりお役目を務めてた。
全部渡り終えた後は両脇抱えられて足腰崩れてたから、相当緊張しただろうし気を張り詰めてたんだろう。
本気度がすごかった。
↑続いて、地味に渡ったのは太鼓を叩きながら歩く二人。
天狗は高下駄だったけど、この二人ただのワラジみたいなんだったからね?
めっちゃ燃えてて、渡り終わった時に周りの人が焦って消火してた。恐ろしい!
さて次は大勢の若い衆が担いだ神輿が、二つの火の上をいっきに駆け抜ける!
これがもうド迫力!
スピード感もあるし、火の上を走った人が火種を蹴飛ばすから火種が飛び散る!
目の前を重量感のある塊が疾走!
↑真ん中の人なんか完全に火の中やん!
↑熱い熱い熱い熱い!!
いやはや、すごかったわーーーー
本当にめっちゃくちゃいいもの見てしまった。
興奮冷めやらぬまま、道の駅・スペース・アップルよいちまで3人連れたって走る。
坂道であっという間にヘリ君のカブが後方に消えていって笑った。
そうだよね、一杯一杯だよね。笑
22時頃ついたのかな。
今夜は先客がいた、道の駅・くろまつないで会った川崎から来たチャリダーだった。
↑途中のコンビニでビール買ってきたので乾杯。
だらだら喋って24時過ぎに眠くてダウン、就寝する。
【記録】
走行距離:174km
歩数:19,046歩
【支出】計5,549円
ガソリン:777(6.7L)
食費:3,018
コメント
こんばんは。
いつもワクワクしながら拝見しています。
北海道には何度か行きましたが、「美国神社祭典(美国のひまつり)」にはビックリしました!
まるで内地(本州)の何処かの「まつり」ような伝統、奥深さを感じますね~。
また北海道に行きたくなりました^^
こんにちは(^_^)
人ととの付き合いは難しいですね、、、
いまの所、誰から声をかけられないぼっちライダーの僕は
きっと、声をかけたらいけないオーラでも出てるのでしょうw
小樽の異国感や祭りの躍動感
いつもながら写真も多く自分が旅してるみたいになります!
続きが楽しみです。新生活で大変だと思いますが頑張ってください(^^♪
>なないろさん
コメントありがとうございます。
美国例大祭は本当、タイミングよかったとしか言えません。
地元の方がほとんどで、観光客っぽい人はあまり見られませんでしたので、
そんなに有名じゃない?お祭りなのかも。アクセスもなかなか悪いですしねぇ…。近くにキャンプ場も無いし;
北海道にも神社は結構ありましたし、伝統的なお祭りは沢山ありそうですよ~。
>すかいさん
話したい時は「こんにちは~」の挨拶だけでもしてみるといいですよ~。
無言でゴソゴソしてたら話かけにくいです。
私はわりと通りがかりの人にも挨拶してたし、
挨拶返ってきたら天気悪いですねとか当たり障りない事話しかけたりしてたので、
比較的声かけられやすかったのかなと思います。
何事も待ちの姿勢じゃあかんですよ、打って出るです!笑