7/12【98日目】→オロロンライン・北防波堤ドーム・宗谷岬・エサヌカ線→道の駅サロマ湖

2016:日本一周バイク旅

5時起床。


↑建物の間接照明がモロ当たる場所に設営しちゃってて、ちょっと明る過ぎたわ失敗。

霧が出てるけど、また昼には晴れるだろう。
今日は思いっきり移動するので、気合い入れていかねば。
だってナビに最終目的地まで379kmとか表示されてるもの。


↑オートミールと玉ねぎと…いつも通りコーンスープの素。

さっさと片付けて、念のためレインコートのズボンだけ着たら6時半には出発。
トラックに追い抜かされつつ、速度超過しないようにペース守って海岸線をトコトコ北上。


↑パトカー巡回中!ねずみ捕りにも気を付けないと。稚内と宗谷岬の間はかなり捕まるって聞いたし。

一度通ってるので道の駅は軒並みスルーし、前回Uターンした天塩で一回目の給油。
準備万端、気合十分!それでは、今度こそ稚内へ!(*’∀’)=3


↑天気は回復!風も無くて走りやすい!絶好のオロロン日だ!めっちゃ気持ち良いー!!

本当、あの風強い日に無理せんでよかったわ。
あの日はとても景色楽しむ余裕なかったけど、今日はもう絶好調に走れるわ!


↑おお、なにか見えてきたぞ!


↑風車!


↑どこまでも風車!!

すごい!めっちゃすごい!
まっすぐな道路の横に風車が!ボンボンボンっと!どんだけ立ってんだ!
ライダーもチャリダーも、路肩に停めては写真撮る(*´∀`*)
すごい、すごい、これは最高に気分が良いぞ!


↑いや本当にめちゃくちゃ綺麗で快走!

しかし道路の陸地側は晴れてるのに、海側は低い雲。
こればっかりは諦めるしかないか…と、海側は諦めて陸側ばっかり見ながら走る。


↑海上に見えるはずの利尻島はこの状態。


↑振り返ると、南はあんまり天気が良く無さそう。


↑まっすぐの直線!

まぁスピードは全然出さないので抜かされまくりですけどね。


↑10時にノシャップ岬!

残念ながら何も無いところなので、写真だけ撮ってすぐに出発。


↑10時半過ぎに道の駅・わっかない到着。電車の駅併設ですので野宿は無理ですよ!

まずは少し戻って、北防波堤ドームへ。

写真でイメージしてたよりも全然大きくて、神殿のような柱が芸術のよう。


↑バイクを前に停めて写真が撮れそうなので、あとでバイクで戻ってこよう。


↑これで利尻・礼文島に行けるんですねェ。

続いて道の駅・わっかないの建物内に入る。


↑最北端の線路。指宿枕崎線って、私知ってる行ったわ!って思ったら、
日本の端から端まで走ってきたんだなぁとちょっと感動。


↑最北端の線路!


↑ホクレンフラッグを綺麗に掲げ直す。4本まとめて1本にして立てる事にしました。

防波堤ドームへバイクで戻る。


↑記念写真をテイク2したら、宗谷岬目指します!

稚内から宗谷岬へのルートはねずみ捕りが結構いると注意されてたので、気を付けて進む。
確かに地元ナンバー、急にガクッとスピード落としてる。これはガチだな。


↑景色も良くて走りやすい直線道路!

地元ナンバーの後にぴったりつけて、何者も追い抜かさずに走る。笑
ふとサイドミラーで後方を確認すると、気になる物が。


↑振り返ってパシャリ。

拡大すると…


↑利尻富士!やってくれたな!

すぐにまた頂上は雲がかかってしまいましたが、最後の最後で見せてくれた利尻島(*´Д`*)

12時、宗谷岬到着。
駐車場でバイクを停めたら、横からなにやら爆笑する声が。


↑ワッキーにヘリ君!また君達か!(*´Д`*)

1週間前に「もし宗谷岬で出会ったら、一緒に最北端写真を撮る」とやりとりして以来、
全然連絡取ってなかったのに、まさかの同日同時刻に宗谷岬にいる不思議!
なんだろう、なにか縁があるのかもしれないね。


↑一人増えてると思ったら、W800乗りミネさん。すごい積載(・∀・)

皆で記念写真を撮り、私一人の写真も撮ってくれた。年賀状に使おうかしら。
一人の写真も撮りますよ」って提案してくれたワッキーは気が利くなぁ、さすが。


↑人物無しの記念写真も。日本最北端の地!

ここは順番待ちができるくらいの賑わいスポットでした。
…最北端に到着して、嬉しい半分、複雑な気持ち。
これ以上遠い場所には行けないんだって思ったら、
これからはどう頑張っても南下しかない、帰る道のりなんだって思ったら、
旅の終わりが見えてきた気がして。
本当にこんなところまでバイクで来たんだ!ていう、嬉しさと誇らしさの半面、
どうしようもない寂しいというか、楽しい旅の終わりが迫って来た感じで、しょんぼりな気分もわきあがってきた。


↑ステッカーもゲット!(280×2)


↑ついでにばんえいのステッカーも貼りました。結構溜めてる。

雲が多くて海を見ても何も見えないし、
なんだか複雑な心境になったので、落ち着こうと岬の反対側の公園を散策。

駐車場に戻るとダンディなサングラスに写真撮影をお願いされる。
間宮林蔵像と宗谷岬オブジェで記念撮影を撮り、少し立ち話。
聞いたら地元がかなり近くて、どっかで会うかもしれない。笑

さぁ、気を取り直してサクサク行きますよ!
旅はまだ続くんだ!最後まで全力で楽しんでやろうじゃないか!
それに、今日はまだまだ走らなければならないのでね!


↑地平線へ続く直線道路で有名なエサヌカ線へ。

急に霧が出てきて視界が悪い。


↑取りまわしに焦って立ちゴケするかと思った。

焦り過ぎて微妙に真ん中じゃないし、横の余計なスペース入れてしまった…
もう、写真下手やな!知ってたけど(´・ω・`)
まぁ記念写真だし、ここの素晴らしさは私が知ってるからいいんだ。

地平線まで見通しがいいので、対向車が見えても全然近付いて来ないんですよね。
ずーーーっと遠くに対向車がいて、
停まってるのかな?って勘違いし始めた頃にやっとシルエットが大きくなってくる。
あんまり交通量無かったけど、対向車を見るのが一番面白かった。

ここでもまたワッキーとヘリ君に遭遇。仲いいな君たち。
霧が晴れたら端から端まで往復するつもりの二人、今日は道の駅・おこっぺに向かうらしい。

おこっぺかー。
二人なら知ってる仲だし楽しいだろうけど、
ライダーハウスで知らない人と過ごすのちょっと乗り気しないんだわな。
ミートハウスと鏡沼海浜公園キャンプ場のライダーハウス見てから、
あんな狭いところで知らない人と過ごすの考えたら、テント張ってプライベート確保したい。

それより実は、山チャリ24さんがバイク並みの機動力でガツガツ進んでて、
今サロマ湖あたりにいるらしいんだよなぁ。
北海道入りほとんど同じだったのに全然追い付けなくて、
いやいや、相手自転車でしょ???(´・ω・`)ってなってたんですよねー。
24さんは山から山の最短ルートで進んでるので、私みたいにフラフラ内陸入ってたらまた離される。
なんか悔しいから一度追い付いてやりたい。
追い付いたぜー!ってドヤりたい(・∀・)

現在時刻は14時、おこっぺまで120km、サロマ湖まで200km。
……行っちゃうか!
時速60~70kmくらいで流れていれば、サロマ湖には3時間ちょいで着くだろう。
そうと決まれば早速出発。
霧が晴れるのを待っている二人に別れを告げて、24さん捕獲作戦開始!

ネズミ捕りが怖いので、地元ナンバーの後ろにくっついて走る。
まぁ普通に100kmとかで飛ばしてる車ばっかりで、
雲ってて寒いし、向かい風冷たいしで、すみません、私の力ではついて行けません…(´;ω;`)ブワッ

心を無にしてひた走り、17時40分に道の駅・サロマ湖到着!


↑見覚えのある自転車、缶ビール片手の24さん発見!

24さん、とったど━━━d(゚∀゚)b━━━!!
飲んでてご機嫌な写真を添付しワッキーへメール。
いやはや、北海道上陸から約2週間、長い戦いだった( ゚∀゚)

24さんの知り合いの車中泊の方がご馳走してくれたので、
テントを張って落ち着いたら3人で乾杯。


↑ジンギスカンだ!

ライダーやチャリダーは野菜が足りてないからと、
ジンギスカンにたっぷりの野菜と、かなり豪勢な夕食をごちそうになる。


↑お米は釜炊き


↑つやつやのご飯です!

誰かと食べる夕食って美味しいよなぁ!改めて実感。
24さんも孤独の旅が続いていた様子で、久しぶりのあたたかいご飯に嬉しそう(・∀・)

ここの道の駅、トイレ綺麗だし、良い感じにテーブルもあり、屋根下にテントも張れる。
車中泊は2台だけで、交通量も無いし静かで快適に眠れそうだったんだけど、
0時頃にトラックが来てずっとエンジンかけてました。

まぁ仕方ないわな。
かなり話が盛り上がったので遅くなったけれど、0時過ぎに就寝。

【記録】
走行距離:464km めっちゃ頑張った
歩数:5,941歩
【支出】計2,494円
ガソリン:1,900(15.45L)
食費:585

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片手鍋でひとり旅

コメント

  1. SA より:

    しょうこ、それフェリーやない、巡視船や
    昔は北防波堤ドームまで線路があって、その埠頭は樺太行きでしたとさ。利尻礼文行きはもすこし南の埠頭に立派な建物があります
    利尻礼文はスペシャルですからね、次北海道訪れることあれば是非計画に入れてみてください。事前にお花の情報持っていけば10倍感動します
    (というかちょうどお花の時期だったし、今回行ってればよかったのでは…)

  2. しょ より:

    なんと!
    これでは利尻に行けんとですか…なんという…(ノД`)・°
    今回は南端で屋久島に行けなかった為に、
    なんか「離島NG」みたいな自分縛りが発生してですね…。
    宮之浦岳と利尻山には人生終わる前に登ろうと決めたので、リベンジしに行くと思います。
    当時は登山するには靴がボロボロでザックも無かったので、
    きっとタイミングじゃなかったんだと、言いきかせている次第…絶対行く!