朝5時に起きるも、雨降ってる…うーん。
とりあえず二度寝して、改めて起きたのは5時半。やっぱりまだ降っている。
気分が乗らずにだらだら過ごし、6時にやっと活動開始。雨は相変わらず降っている。
空は微妙に明るくなっている気がするので、たぶん晴れるだろうと期待して片付け撤収準備。
今日はうどんを食べるので朝食は無しです。
余計時間が余り、しばらくコンビニに避難。
車中泊のお兄さんや、出荷に来たおじいちゃんと話したりしつつ、8時半出発。
まずはうどんを食べに蔵王の麓へ。
9時オープンの下調べですので、8時55分にお店に到着。
あれ…?シャッター閉まってるぞ。嫌な予感。
↑本日は木曜日なり!
ああああああ休みだとぉぉぉぉぉぉぉ!!!ヾ(;;゚Д゚)ノ
不定休とは書いてあったけど、まさかの!今日とは!
仕方ない、とりあえず近くのコンビニでマップ広げてルートを考える。
今日はうどんを食べてから蔵王経由で山形市に抜けるつもりだったけど、
うどんを食べられないなら日を改めなければ。
しかし山形市まで行くと戻ってくるの大変だぞこれは…。
相当悩んだすえ、後日行こうと思っていた白石温麺に先に行き、
今日は福島まで南下し、磐梯吾妻スカイラインを走ってまた北上して来よう。
うどんは明日またリベンジじゃ!
出発しようと思ったら雨が降ってきた。
駐車場でレインコートを着ていたら、地元ナンバーのおっちゃんが話かけてきた。
↑「オリンピックの金メダルを意識したんだ!」
「俺もバイクで日本一周したことあるんだよ!」って、とにかく頑張れってすごい応援してくれた。
北海道に比べると本州はあんまり旅人がいないから、こんなに言われると嬉しいな、ありがとう!
白石温麺は11時開店だけど、10時には到着してしまう。
雨も止んだので、せっかくだし白石城でも見てきましょうか。
なんとなく感じているかもしれませんが、神社は好きだけど城には興味がなくてなぁ。
全国走ってるのに近く通ってもほとんど寄ってないでしょ、ははは。
旅って本当に好みが出る。
ていうか、全部をまんべんなく、なんて、多分一生かかってもできやしない。日本は狭いようで広い。
↑城下町ぶらり散歩。
ここは観光地化されてなく、よく言えば静かで、悪く言えば廃れてる感がたまりませんね。
↑この手入れされてない放置っぷりが、逆に田舎っぽくて良い。
10時半ぐらいに白石城へ到着。天守閣に登ろうとしなければ無料です。
↑天守閣
↑敷地中に神社があって、結構良い雰囲気でしたわ。
天守閣には登らずですが、結構人が出入りしており賑わってましたな。
↑城の建物よりも土台の方が好きなのかも。
↑片倉小十郎景綱公のなにか。
↑戦国BASARAの片倉小十郎のラッピングバス。
あっ…仙台が伊達政宗だっけ。片倉さんて伊達さんのお友達だったな確か。
源平好きを隠してはいないので、よう知らん人から歴女とか言われますけど、
いわゆる歴女の好きな戦国さっぱりなんですよね(´・ω・`)
浅井長政を「あざいながまさ」って読むのがオシャレだと思っている。信長の妹と結婚した人や。
こうして思うと、私の好みってだいぶ偏ってるのかなぁ。
もっと色々な事に興味持たないとな。
何も知らないより浅くても知ってた方が、視野も広くなってもっと人間として成長できる気がする。
北海道あたりからなんか悟りを開きだした感があるのは否めない。笑
でもだいぶ価値観変わった気がするし、毎日穏やかに楽しく過ごせて、
人間って本来はこうやって生きていかないと駄目なんじゃないかと思ったわけ。
仕事してた時は本当に些細な事でイライラして攻撃的だったもんなぁ。
↑白石神石。仙台まで繋がっていると言われている石だそうで。
雲が多いけど日が差してくる。暑い。
↑レインコートの上着を脱いでベルトに引っ掻けるが、ズボンも…蒸れる…
我慢できなくなって、道路の端っこでそそくさと脱ぐ。
さて、ぶらぶら歩いてお店に戻りましょう。
結構オシャレなお店もあったり。蔵を改造したショップとかね。
↑小樽みたい。
↑11時、やまぶき亭に到着。
↑蒸籠うーめん(700)
そうめん系の柔らかい麺だと思ってたんですが…。
↑おお、思ってたよりもしっかりした麺かも!
↑一本はかなり短い。
かなり細麺、断面は丸になるのかな。
弾力があって、ぷちぷちとした食感は魚卵に似てるかも。
冷えたつけ汁は普通のめんつゆ味だけど、冷たく締まった麺と相性抜群!美味い!(*’∀’)=3
旅に出る時はあんまり興味もなくて、食べられたら食べるくらいの予定だったけど、これは美味しい。
リピートしたいレベル。
しかし本当は温で食べるものなのかな?そしたらこの弾力はなくなりそう。迷うところだ。
麺は素晴らしいのに、ただなぁ…付け合わせのマヨ和えとマンゴープリンは合わないなぁ。
どう考えても合わない。
出された物は食べるけど、正直困った。
お店の主人っぽい方に直接美味しかったと話せたのでよかったです。
うーん、これは食わず嫌いしなくてよかった(*´ェ`*)
結構にぎわう店内を後に、日差しが強い駐車場に戻る。
おっと!雨仕様でビニール袋に包んでいた荷物が蒸し焼きになっとる。
昨日洗った生乾きの靴下が異臭を放ち始めた。あかん!Σ(゚Д゚;)
走りながら水道を探す。
途中で見つけた公園の水道で、もう一度洗って乾かす事にする。
しかし今日も晴れたり曇ったり小雨降ったり、忙しい天気だな!
4号線をマイペースに走り、磐梯吾妻スカイライン入り口へ。
ヘアピンカーブが続くも、後続車がいないので安全運転でクリア。
途中で猿がいてビビる。久しぶりに猿を見た!
ああ、キツネじゃないんだ~と、こんな事で本州戻ってきたと感じる。笑
↑森林地帯から抜けたらこんな感じ。
どうやら、火山ガスが発生しているらしい。
↑ガスってても解放的で気持ちの良いエリアだ。
「駐停車禁止・窓を開けないで下さい」と立て看板があるのだが、
はて、バイクの場合はどうしろと…??(・∀・)
一応、シールドとエアフローを閉めて、極力呼吸もしないようにしたけども、果たして意味があったのだろうか…笑
↑立て看板のエリアを抜けてから、振り返って写真。もう一台バイクがいたからきっと大丈夫だろう。
特に変な臭いとかはせず、気分も悪くならなかったから、たぶん毒ガスは出てなかったんだろうね。
13時過ぎに何やら建物が見えてきた。観光地っぽいな!
↑駐車場が有料だと…!‽
絶対近くに無料の駐車場あるだろう土地余ってそうだし(´・ω・`)
と、スルーして走ると無料の駐車場発見。
↑鬼平駐車場
舗装路を戻ろうと思ったら、湿原の中を通る木道発見!
↑楽しそうだし行ってみよう!
湿原の木道を20分くらい歩いてレストハウスに到着。
有料なのに駐車場に結構バイク停まってるなァ。やっぱりツーリングの人多いんだろうな。
レストハウスの建物と、なんだか資料館?みたいな建物があって、広い駐車場と湿原があるっぽい。
↑さて、そこから吾妻小富士への階段を登ってみましょうか。
↑5分とかからずあっという間に頂上。1707mあるけど、ほぼ車で行けちゃう感じですからね。
↑お釜になってるけど、中心部には特になにもなし。
ただ霧かな、雲かな?
風に吹かれて視界が真っ白になったりクリアになったり、その時その時によって景色がだいぶ変わるので面白い。
どっかに山頂の標識があるのかもしれないし、一周ぐるっと回ってみよう。
↑何気なく写る人を見つけると、その小ささから景色の大きさがわかる。
↑これも人。
ほとんどバイクでぷい~って来たから、あんまり山登ってる感じじゃないんだけど、
こうして歩いてお釜を回ると、岩の感じとか下界の景色とかが山って感じ。
↑人。
1時間もかからなかったかな。
満足したので下山。レストハウスでお土産をひやかす。
↑寒かったけどなぜか食べたくなって桃ソフト(300) 久しぶりのソフトクリーム!美味い!
また木道を通って駐車場へ。下ります。
↑道の駅・つちゆにて、山の恵みの天ぷらセット(650)
↑コンニャク、卵、キノコ類の天ぷら丼。きのこ汁は具沢山で大満足である。
さて、今日の宿営地だけど。
ネット繋がるのでやっと福島原発のエリアを調べる。実はイマイチ場所がわかってませんでした(;´Д`)
今日の候補地だった道の駅が、避難解除地域にかなり近い…迷うところだ。
なんせ、福島入ってからよく見る看板「除染作業中」に、実は結構ビビっているのです。
除草作業中とか、害虫駆除剤散布中とかならさんざん見てきたけど、
除染作業か~…やっぱり原発の影響はまだまだあるんだねぇ。
一泊くらい、たぶん全く問題無いんだろうけども、
でもなんとなく、なんとなく、ね、
見えないものだし本当に大丈夫とも私にはわからないし、
なにも自ら好んで行く事も無いかな、と思うので、
今日もみんなだいすき快活クラブにお世話になるとしましょうか。
適当なところに道の駅が無いんだよね~。
今朝いた道の駅・村田まで戻るには距離がありすぎるし。
そうと決まればのんびりいきましょう。
↑二本松まで戻ったら霞ヶ城公園へ。18時なのにまだ明るい。
↑少年隊だったかな?
↑少年隊の羽織りに縫い付ける母の姿。断腸の思いでしょうね。
城址という事で、ほとんど残ってないみたいだけど、ここの松は立派だね!
どっしりとして、枝葉も大きく広がっててすごい格好良い。
ぶらぶらっと散策したら、外灯が付き始めたので撤収。
道の駅・安達は、予想してたけどバイパス隣接のSAみたいなところ。
コンビニは24時間営業だし、出入りも激しいのでとてもテント張れるような場所ではないな。
新しい施設っぽくてトイレも休憩室も綺麗だけど。
まぁ休憩室の椅子を並べて横になるとかはできるかもだけど。
予定している快活クラブが価格設定高めだったので、8時間パックの為にギリギリまで時間調整。
記録作業をして時間を潰していると、床清掃の業者さんが入ってきた。
「すみません、床掃除しますけど、何時くらいまでいらっしゃいます?」
「ああすみません、ええっと、ちょっと待ち合わせなんで22時くらいまで…」
「わかりました、少し場所移動してもらうかもしれないんですけど、いいですか?」
「もちろんです!どこにいたらええですか?(立ち上がる)」
「いや…向こうから始めるので、とりあえずそこで結構ですんで…」
「あ、はい、いつでも動きますので、言って下さいね!」
若いお兄ちゃん達が3人ほど、グルグルとブラシが回転する機械で床の掃除とワックスがけを始める。
椅子や机を全部どけて行うので2回ほど移動する。
誰もいないもんだと思って来ただろうに、私一人の為にちょっと気を使わせてしまったかも。申し訳ない。
22時前、道の駅の駐車場に戻ると、なんかヤンチャな感じのバイク集団がたむろしてて、
バイク駐車場の縁石で煙草を吸ったり喋ったりしておる。
なぜ私のバイクを囲むように停めるのか…(私がスペースの真ん中に停めるからです)
見たら年齢層がそこまでヤンチャじゃなく、20代後半から30代くらいかな、
顔みたら意外としっかりしてそうなのでひとまず安心する。
ただバイクが…背もたれついてハデハデ系なので、ちょっとドキドキしながら荷物を積んですぐに出発。
快活クラブ福島南バイパスへは22時過ぎに到着。
↑これは翌朝、明るい時に撮った写真。
外は真っ暗。8時間パックなのでブースに入ったらすぐに就寝。
【記録】
走行距離:164km
歩数:14,783歩
【支出】計3,543円
ガソリン:給油なし
食費:2,040
快活:1,503
コメント
ライダー憧れの磐梯吾妻スカイライン走られたんですね。私も以前、休みを遣り繰りして、200ccの小さなバイクで走りに行ったのを思い出しました。(*´ω`*)
紅葉の季節だったので少し渋滞していましたが、朝一番で走り出したので、すごく気持ちが良かったのを覚えています。
道も素晴らしいのですが、あの周辺にある湖がものすごく綺麗でした。湖は澄んでいるのか、空の青さが反射して、きれいな青色にも見え幻想的でした。
是非、また機会があったら行ってみてください。オススメです(*´∀`)
紅葉の季節も良さそうですね~。
あいにくとガスってたのですが、それでも広い湿?が広がり、
途中で歩いて散策も良さそうな場所でした。
湖はあんまり見えなかった気がしますので、また改めて行きたいです(*´∀`*)