朝は6時半起床。
なんか…落ち着かなくてあんまり寝れなかったなぁ。
カーテン閉めてプライバシーは確保されているような気がするんだけども、
やっぱテントの安心感が一番だわ。
一人だったからテント張ってもよかったかもね。
窓を開けたらちょうどYuta君が出発する頃だった。
声をかけて手を振る。
しかしめっちゃ曇ってるけど、すぐに晴れるといいねぇ。
片付けを終えたら部屋の掃き掃除を行う(使用ルールに退室時に掃除と明記されてた)
まぁこんなもんですかね。セイコマへ。
↑自転車が一台止まっている。昨日Yuta君が言ってた同泊の外人かな?
イートインスペースでカップラーメンを食べていたのは白人外人だった。
とりあえず挨拶を交わし、私は私の朝ご飯を購入。
さすがに昨日食い過ぎなのであんまりお腹は空いていないが。
↑でも食べる\(^o^)/ 7時半、おにぎりとミニチョコクロワッサン
クロワッサンうまかった!サクサクだ。
今セイコマの私的ヒットはベーコンおかかおにぎりなんだが、
このクロワッサンも仲間入りしそう。
一昨年はもっちシリーズとラスクにはまってたんだけど、
今年のもっちはドライフルーツあんまり入ってないからなぁ。
朝ご飯を食べる時に外人と喋る。
何度も言うけど私は英語しゃべれない。
相手は日本語全く駄目そうなので、英語の単語を拾ってなんとなく意志疎通をはかる。
アメリカ育ち、ベトナムで数学教師をしているらしい。
今は夏休み中で、北海道をまわって最後に飛行機で東京に数日滞在してから帰る。
なんで東京行くの?って聞いたら「有名な都市だから」だって。
日本は物価が高いから大変だってさ。ここでチーパーって英語を覚えた。笑。
チーパーって散々言ってたけど意味不明で、
見かねたのかアメリカ人が辞書ページを見せてくれた。
しかし彼は相当旅好きだね!
以前仕事してたどこだっけ、どっかの国からスタートでその大陸半周自転車旅してたし、
わざわざベトナムで数学を教えるってまずそこからよくわからんし、
次は2年くらい仕事休んで自転車旅したいそうで、最終的にヨーロッパ向かうルートを教えてくれた。
北海道は時計回りに走るのがメジャーだが、彼は逆回りしている、
会った旅人にどこに泊まったか?どこが面白いか?と聞いてるんだって。
彼が進む方向から来る旅人が多いから、いろいろ情報を得られるだろうという狙いだ。
知床峠も越えたというので、あそこはハードじゃなかったかい?って聞いたら、
摩周湖に比べたら全然平気だって。熊は見なかったけど看板は写真撮ってた。笑
天気によってライハとテントを使い分けてるそうで、
札幌の宿を聞かれるがホテルしか知らんなーって答えたら、
もうちゃんとゲストハウスをチェックしてあった。抜かりない(´・ω・`)
思ったより早く札幌に戻りそうだというので、小樽と函館をおすすめしておいた。
おすすめの理由を聞かれたんだけど英語無理じゃーって、
あんまりちゃんと説明できなかったな。
そんなこんなでずっと喋ってたら8時。
話は尽きないけど、晴れ間も見えてきたので出発しましょう。
頑張ってね!と声をかけて別れる。
最後に英語でいろいろ言ってたんだけど全然意味はわからず、
きっと「良い旅を!ありがとう!」的な事だと勝手に判断。
彼は日本語学ぶ気はなさそうなので、
(日本語学ぶ気あれば「アリガトウ」ぐらいは喋ると思うんだけどね)
私も遠慮なく日本語で喋るし、
英語で話されて意味わからん時は「ん?」って顔をジェスチャーする。
仕事じゃない所で外人と喋るのは怖くないし面白いなって思うようになった。
だってここは日本なんだから、日本語で喋れない相手が悪い。
仕事と違って英語喋れない事に負い目を感じる事無く、
ドヤ顔で「どっから来たん?」「わからんわ」て言えるから楽だ。
さて、天塩のもう一軒のセイコマに行きます。
なぜならバイクで日本一周の時に寄ったお店だからね!
↑ここ!ここでパトカーにも会ったよね(*´∀`*)
思い出しながら買い出し。今日のお昼ご飯とおやつ、麦茶1Lを購入。
稚内まで約70km。自販機はあれどお店は無いとの前情報です。
しっかりトイレを済ませていざ出発!
まずはオトンルイ風車を目指します。
と言うても一本道なのでひたすら走るだけですけどね(*´ェ`*)
利尻島は雲で隠れ…って見えてきてるやーーーん!!!
↑8時半、朝はすべてを雲で覆われていたけれど、裾野の部分が見えてきた!
↑いざ!!
少し走っただけで遠くにオトンルイ風車が見えてくる。
間に障害物が何もないからね´ω`)
↑利尻が…利尻が!!!段々雲が消えてきた!
風車そっちのけで利尻島ばっかり見てしまう。
↑オトンルイ風車だーー!!!
↑アップで撮ると曇ってるように見える…
一昨年もそうだったけど、ある角度から見ると青空をバックに見えるけど、
また別の角度から見ると曇り空みたいに見える。
ここは相当広いエリアすべてが快晴にならないと、360°隙無し状態にはならないんだろう。
↑右手に風車、左手に利尻状態!なんという贅沢か!
綺麗だねー
格好いいねーー
美しいなー
すごいなーーー
一昨年は見れなかった景色だから、やけに感動。
あー北海道来てよかったな。
頑張って走ってきてよかったな。
誰もいないから自転車に話しかける。
このあたりはただただまったいらで、
今日は風もないので何も苦労せず進める。
今日は利尻ばっかり何枚も撮ってます。
走っていくうちに段々雲が晴れてきた。
青空が見えてきたぞ!
↑9時15分、北緯45°のモニュメントと利尻!
↑風防はこんな感じで収納されている。
バイクの時は風防が収納されてなくて、気付かずに素通りしちゃったんだ。
↑牧草ロールが大量に!
あー北海道だ。
北海道来たんだなぁと、ここまでの道のりを噛みしめる。
↑いかにも北海道!てな感じ。
↑10時、砂丘のえき トイレあるけどあんまり綺麗じゃない。
自販機とトイレだけかな?建物あるけど潰れてる感じ。日蔭は無い。
↑何かというと利尻ばっかり撮っていた。ずっと視界にいるのが嬉しくて!
↑ロードバイクが集団で走ってきた。
車で伴走して写真を撮ったりしている男性に話を聞くと、台湾からのツアー客らしい。
1週間かけてどっかから増毛に向かって走ってるそうで、
昨日の稚内は風強くて大変そうだったとか。
今日はいい天気ですね~なんて話してから先へ進むと、
対向車線にツアーの客が走ってるんだけども、
もうめっちゃくちゃいい笑顔で手を振ってくるんだわ!
こりゃもう手を振るしかないわな、良い旅を!(*´∀`*)ノシ
↑最近走りながら写真を撮る術を身につけた。
↑11時、抜海へ向かう途中で良い感じの高台があり、利尻の写真スポットに。
↑素晴らしい!素晴らしい!(*´ェ`*)
お腹も空いたので休憩しましょう。
本当は日差しを遮るものが欲しいところだけど、当分なさそうだし仕方ない。
利尻を見ながら買っておいた梅おにぎりとラスクをボリボリ食べる。
↑続々と車が停まっては写真を撮っていく。
↑チャリは対向車線のガードレールに立てかけて。
このあたりは立てかける物がない。
最近は晴れでもザックにレインカバーつけてるのは対カラス用です。
このあたりはいないけど、
カラスいる所だと非常食に買ってあるあんパンを狙われるので。
ザックのボトル入れのところに4つ入りあんパン入れると、
押さえつけないので潰れない、けど落ちないし、サイズ的にちょうど良い。
道は段々アップダウンが出てきた。
↑11時半、こうほねの家 PAです。
休憩所の建物があって、トイレも綺麗。
↑建物内でやっと日陰なので少し休憩。ラスク食べる。
再び走り、青看板で稚内への分岐があるも、稚内方面いきなり坂道にビビり、
海岸線をぐるっと回る道を選ぶ。
これが…道道106と254の分岐だったようだ。
道道254は野寒布岬を経由していくんだけど、岬へ向けて漁師村をひたすら走る。
あまりに何もなくて寂しい漁村でくじけるかと思ったわ。笑
ライダー歓迎 漁師の店という看板に、何気なく曲がり角を覗いたら…
↑シカ!(( ;゚Д゚))
住宅地というか、まぁ住宅の間の駐車場に、
何食わぬ顔してシカが草をはんでいるではないか!
えええええ、でかいし怖いんだけど!!
ちょうどお店から出てきたお客さん夫婦もビックリしていた。
↑13時、野寒布岬到着!利尻と一緒に写真を撮る。
↑13時20分、防波堤ドーム
週末で音楽イベントやってたみたいで、人も車も多い。
また人のいない時に写真撮りに来ましょうか。
↑13時半には道の駅・わっかないへ。電車の駅と一体化しているので設営は無理。
お腹空いたし腹ごしらえしてから考えましょうか。
↑13時40分、道の駅内レストランで稚内丼(1,080)
ホタテとタコがプリプリで美味しかったです。
道の駅の観光案内所でフェリーの時間や天気など相談。
岐阜ライダーsuuさんに頼まれていた四極証明書も発行してもらう。
今夜は稚内のライダーハウス、みどり湯に泊まろうと思ってたんですが…
というのも、稚内ならみどり湯だとネズさんに紹介されてたんだけど、
suuさんがすでに泊まってたらしくて情報が入る。
「21時に強制集合かけられて、ミラーボールが回る中で自己紹介、
全員で肩組んで歌って、記念写真撮られて顔出しOKか聞かれる。
それを全部覚悟して行くならいいと思う」
いやいやいや、ちょっと待てい(( ;゚Д゚))
知らん人と肩を組んで?無理だろ!無理だよ!
そういう大学生ノリ無理だって、
特に何も心の準備もしてない今、急に言われても無理っス!(´;ω;`)
道の駅のWi-fi使って慌てて宿を探す。
もう一つのライダーハウス、漁師の家も似たような感じっぽいし、
やっぱりライダーハウスはオーナーのボランティアみたいなもんだし、
ホテルと違うんだよね…うわぁ、やめておこう(;´Д`)
ネットで検索しても宿がない。そりゃそうだ。三連休初日だ。
見つかる宿は一泊1万5千円とか…
晴れるならキャンプ場行くけども、予報は雨だしなぁ。
仕方ない、覚悟を決めてみどり湯に行くしかない、か…。
この気持ちを吐き出したくて、誰かに活を入れてほしくて、観光案内所の人にこぼす。
「それは礼文の桃岩荘では…」
「いや、稚内のみどり湯ですよ、温泉の」
「みどり湯のオーナーさんとよく話すけどそんな話は一度も」
「最近泊ったってライダーが言ってましたし、ブログにも集合写真載ってるし」
事実ならそれはつらいわぁと、案内所の方も宿を探してくれることに。
さすが地元のネットワークで、ネットに載ってない情報がある。
素泊まりでそんな高くない旅館を電話して手配してくれた。
そうとは知らずに外人さんとかかなり紹介しちゃったわぁ、悪いことしたなと、
今度会ったら確認してみると言っていた。
礼文に渡る日などの相談にも乗ってもらって、本当にお世話になりました。
観光案内所ってあんまり使ったことなかったけど、
稚内の観光案内所はプロだ!何を聞いても答えてくれて本当にすばらしい。
宿に向かう途中で、これも教えてもらった自転車屋に寄ります。
雨走行しまくったせいかオイルが切れて、
ペダルを回すとキリキリ音と、ギアチェンジがぎこちない感じがしてたんです。
↑15時半、事情を説明するとすぐに見てくれて、あっという間に整備完了。
やっぱりオイル切れだったらしく、
ペダル回しながらギアチェンジしても動作不良は無いから、
オイル切れによる挙動不審みたいなもんだと。
雨走行したらすぐ落ちるよーって。
飛び込みで行ったのにイヤな顔一つせず親切に見てくれてありがとう!!
その後はギアチェンジもスムーズ、ペダルもするする動くので、
これで離島も安心だ。まぁ雨走行したら駄目だろうけど。
そのまま今日の宿へ向かう。
宿の名前しか聞かなかったので不安だったけど、到着したらわりと小綺麗な民宿で一安心。
↑15時50分、旅館まつむら
おばあちゃんが一人でやってて、
連休明けは予約一杯らしいけど、連休中は常連さんだけで空いてるらしい。
さりげなく連泊もOKか確認済み(明日も雨予報なので沈没かも)
風呂トイレ冷蔵庫は別の和室の一室だけど、
テレビあるしプライバシー保証されるから安心だ。
自転車も玄関内におかせてくれたし、
早く入りたいだろうとすぐにお風呂を沸かしてくれた。
部屋でテレビ見てたら布団しきに来てくれたけど、
おばあちゃん…あんたが足で踏んでる所は私が頭乗せる所やで…(;´Д`)
てな定番のボケをかまし、
まだテレビ見てるのにお風呂沸かしたからすぐ入れとグイグイ呼びにきてくれて、
いい感じにアットホームな宿でした。
お風呂も完全に一般家庭の浴槽だったわ。バブ入れてくれてた笑
しかし熱すぎて入れず。
40℃設定になってたけど嘘だろ、
浴槽の縁に乗ったまましゃがんで呆然としたわ。笑
しばらく水を入れたり頑張ったけど結局無理で、
手洗い洗濯だけがっつりさせてもらいました。
↑部屋に扇風機があったから、洗濯物も乾かせるという魂胆です。
↑近所のセイコマで北海道限定のいくつか購入し、部屋で飲みながら記録作業。
「ところでこの宿はWi-Fiは…」
「そういう若い人のものはよくわからないのよ、よく聞かれるけどねぇ」
となると、フェリーターミナルまで戻らないとネットは繋げないね(;´Д`)
ざっと雨が降ってきた。やっぱり宿でよかった。自転車も屋根の下だし。
テレビで予報を見ている限りでは明日は沈没だな。朝からずっと降り続けるらしい。
明後日の月曜日にフェリーで渡るつもりだったけど、次に天気回復するのは水曜日か。
ちょっとどうしようか、本気で考えなければ。まぁ明日だね。
【支出】計7,179円
食費:2,779
雑費:600
宿泊:3,800
【走行】79.61km
Av:19.2
Mx:34.4
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