7/16【22日目】→稚内公園・北防波堤ドーム・利尻ラーメン→利尻山麓キャンプ場

2018:夏の北海道チャリ遠征

朝は6時半起床。
テレビ見ながらのんびり準備。
天気予報は曇りだけど、雨が降る事は無いでしょう。
よっし、それなら渡ろう!フェリーだ!(*’∀’)=3


↑2日間お世話になりました。


↑7時半、おかみさんにお礼を言って宿を出発。

時々青空が見えるが全体的に曇り。風は冷たい。
道の駅・わっかないでネットをつなげて天気を調べる。


↑8時、途中で買っておいたミニチョコクロとアップルパイとヨーグルト
ミニチョコクロは出来たてはサクサクだけど時間が経つと湿気って美味しさ半減だね…。

利尻山の登山指数は…明日早朝はC、9時頃からAに変わる。風は強い。
まぁここでウダウダ言っててもしょうがない。
とりあえず島に渡ってキャンプ場で落ち着いて情報収集しよう。
登らないで麓で停滞ってすごく落ち着かなそうだけど、できるかなぁ。

フェリー乗り場に行ったら受付は9時50分からとの事。
時間つぶしに稚内公園へ向かいます。

自動車道もあるけど、たぶん絶対坂道だからやめておこう。
稚内神社で自転車を置いて、短歌の道とやらの遊歩道を歩いていきます。


↑9時、稚内神社


↑稚内が見下ろせる。

整備されててきれいな公園だ。


↑電話交換台の九人の乙女の碑

いろいろ記念碑があった。


↑南極観測樺太犬訓練記念碑
これがちょっと見たかったんだよな。
なんで南極なのに稚内に記念碑が?と思ったら、犬ぞりの犬は稚内犬っていう種類で、
ここ稚内で訓練されて選ばれた22頭が南極に行ったらしい。


↑樺太犬供養塔 観測隊が道標に作った三角のケルンを模している。


↑稚内の海ってけっこう青いんだよね。


↑曇ったらすぐ青くなくなったけど。


↑9時40分、北防波堤ドームはライダーが結構いた。みんな写真撮るよね~。
私はまぁ一度来てるしね、また今度にしようか…って先延ばしにした結果、
今回の旅では自転車とは撮らずに終わった(;´Д`)

フェリー乗り場に戻って、購入窓口の一番先頭に並ぶ。


↑9時50分、乗船券ゲットだぜ!
自転車は一番最初だから20分後には乗り場で待機するよう言われる。


↑これに乗るのかな?

駐車場で明らかに登山準備をしている3人グループを見かけたので話しかけてみた。
明日利尻に登って、14時のフェリーで稚内まで帰ってくる強行軍。
車は輸送費がべらぼうに高いので、稚内から徒歩で渡りキャンプ場まで行くという。
今日オロロン走ってきたそうだが、利尻は見えていたらしい。
予定がキツキツなので、多少天気が悪くても明日登るのは絶対みたいだ。すごいな。
キャンプ場も一緒だったので、また会いましょうと別れる。


↑10時20分、固定されました。

定刻通り10時50分出港。
今日は時化(しけ)ているので大揺れです。
ちょ、これ、酔うやつや…(;´Д`)
景色見たかったけどおとなしく横になる。
ぐわんぐわん浮かぶように揺れる。私は船酔いするタイプだからヤバい。

酔う前に寝ていたようで、気付くと到着直前だった。


↑12時半、窓から見えるは…利尻島!!!

天気も良さそう、今日は風さえなければたぶん絶好の登山日和だろう。
まぁその風ってのが一番やっかいなんだが…


↑12時40分、車は一列駐車で足りる台数だった模様。


↑12時45分、利尻島、上陸!

下船したらフェリーターミナルで再び天気を調べる。


うーん…迷う。明日7/17は晴れるけど登山指数はCだ。
早朝アタックして山頂着くのは午前中、まだ風が強そう。
明後日はAだけど、北海道の予報は先になるほど信憑性がないし、
一日中風が穏やかという保証も無い。一日表記になったらまた細かくCとか出てきそう。
だったらさっさと登ってしまった方がいい気もする… 迷 う

ターミナルのおみやげ売場で利尻ラーメンを購入。
これは利尻島で食べたかったんだ!楽しみ。

ひとまず、一度キャンプ場まで行ってみよう。


↑13時10分、利尻山神社にお参り

自転車に戻った時にカラスと目が合う。
あ、この感じ嫌な予感…と思ったら見事に盗られてました。
さっき買った利尻ラーメンと餡ドーナッツ。やられた!
レインカバーめくられてた。無意味だったか。かしこいなチクショウ!(`ε´)


↑利尻山は山頂だけ少し雲がかかっている。今日は景色良いのかな。

キャンプ場まで4km舗装路、ずっと坂だし途中から一部、チャリではきつめの坂。
なんとか押さずに全部漕ぎ通したけど、
あとで買い出し行く時には押して上ってこようと思いました(・∀・)

キャンプ場着くと、結構下山してくる人が多い。
今日は登山指数Cだというのに、祝日だからか登った人が多いみたいだ。
降りてきた人に詳しく話を聞いてみる。

嫁と次男は長官山まで、オレと長男が山頂まで行ったよ
風大丈夫でした?
強かったけど気をつけて登れば大丈夫。ただ次男は怖がっちゃったから

相当風が強かったようだ。他にも途中で断念したという人がチラホラいた。
受付用紙を記入しながらキャンプ場の方に相談。
確かに予報では明後日の方が良さそうだが、
山頂の天気はころころ変わるから登ってみないとわからない。
今日も10時台は結構良かったとか、風は確かにきついが登れない程では無いとか。

結論 「登れる時に登った方がいいよ」 確かに。

それでも迷ってて、あまりにウダウダしてて面倒になったのだと思うが、
とりあえず一泊は確実なんだし、テント張ってから考えなさいと言われる。
受付を済ませてサイトに行くと、すでに2張りテントがあった。
それぞれソロ男性ぽい感じで談笑中。
熊怖いし建物の近くがいいので、その隣にテントを張らせてもらう。


↑14時、まるで仲間かのように近いところに張ったわ。ビビり過ぎ笑

一人はわりとベテランぽい感じで、
もう一人は最近登山始めた人で、利尻山がまともな遠征一座目だそうだ。
二人ともバイクで回ってた事もあるそうで、それなりに意気投合。

テント張ったら買い出しに行こう。
なんせ利尻ラーメンカラスに奪われたからね!(´;ω;`)
食料余分にあるよ?って言ってくれたけど、
今夜はうどん食べたとしても、明日の朝昼行動食分、何も無いからね!

頑張って上った坂を一瞬で転がって、
一度フェリーターミナルに戻って天気を最終確認。
明日の登山指数が一部CからAになっている…もう登ろう…!
あんなに迷っていたのに、一気に登りへと気持ちが固まる。
やっぱり登山口まで行ってしまうと、登ってる人を見ると、
私も早く登りたい気持ちが強くなる。

登ると決めたら行動するだけだ。
セイコマで食料を買い出す。
ここでもザックの男性2人に声をかけられ、これからキャンプ場へ行くという。


↑16時頃、キャンプ場へ戻った。

さっそくテントで荷物の入れ替え。
チャリ旅仕様から登山仕様に変更しなければならない。
今回の遠征で初めての登山だ。ずっとカバンに居座っていた登山靴の出番だ。
本当は羊蹄山に登ってるはずだったから、やっと、って感じだ。
いろいろ忘れ物しそうで怖いな。

準備できたら夕ご飯。
明るいうちにさっさと食べて寝てしまおう。

炊事場に行くと、稚内で会ったあの3人組が食事準備中だった。
年配3人は撤収の早さを考えてバンガローに泊まるらしい。
男性2人に女性1人、夫婦ではなく全員友達だそうだ。
長崎から飛行機で来てレンタカーを借りて行動中、
明日昼過ぎフェリーで稚内に帰り、そのまま斜里、羅臼に登りに行くそうだ。

九州の百名山の話で盛り上がり、焼酎のお湯割りを一杯ごちそうになる。
稚内からわざわざ焼酎をザックに入れて持って来たって…力割くところ違くない??笑

みんな結構雑な性格っぽい。
大鍋で作ってたカレーうどんを具ごとコップですくって器に盛っていた。無茶する。
せめて箸でうどんと具をよそってからコップで汁を移せばいいのに…!笑


↑利尻ラーメン買い直した。野菜ミックスとゆで卵を投入。贅沢。

うっま!!!
これ塩加減やばくない?めっちゃうまいんだけど!
汗かいてるからかな?海水のような塩がめっちゃ美味しく感じる。

絶対リピートだなと思いながらガツガツ食べて、
3人組と話してたらコンビニで会った男性2人組もやってきた。
新潟から小樽へ渡り、弾丸稚内で礼文島に先に渡って2泊したそうだ。
みんな結構無茶するなぁ。

ちなみにここのキャンプ場はめちゃくちゃ綺麗。一泊500円。
トイレちょう綺麗。炊事場も綺麗だしイスもテーブルも屋根下にある。
ゴミ箱も完備で素晴らしい。サイトも平らで整えられてる。
管理のおばちゃんに頼んで自転車を地球ロックする場所確保。

18時頃には自然とお開きになって、それぞれテントに引きこもる。

定期的に利尻富士放送が流れる。
ヒグマがまだ歩き回ってると考えられます
生ゴミはゴミ収集車が来てから出すように、今まで通りご協力をお願いします

私も記録作業を行い、明日のイメトレと予習を行い、19時には就寝。

 

【支出】計6,580円
食費:2,080
フェリー:3,600
キャンプ場:500
雑費:400

【走行】17.72km
Av:11.0
Mx:45.8

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