8/11【48日目】→上士幌バルーンフェスティバル→航空公園キャンプ場

2018:夏の北海道チャリ遠征

朝は5時半起床。

夜からずっと雨降ってたなぁ。
案の定、テントを出ると水たまりだらけ。
上士幌のキャンプ場は大丈夫だったろうか(´・ω・`)

さくっと片付けて朝ご飯。


↑6時、蒸しパン食べるの久しぶり。
もっちまるはオレンジがほのかに香る程度でコスパ悪いなぁ。
一昨年は好きでわりと食べてたつもりだったんだけど。


↑車中泊は一台分あける余裕も無いくらい停まっている。

気球の公式Twitterをみると、午前のタスクは中止になったと判明。
昨日と同じ午後のタスクに賭けましょう。
16時スタートという予定だけど、きっと昨日と同じ15時頃に動きがあるはず。

かなり寒い。
今日の最高気温は20℃いかない。
レインウェアを着て道の駅のオープン待ちだ。

9時近くになると、作業服の方に話しかけられる。そうか今日は週末だ。
サイクリングコース向上の為のアンケートだそうで、解答お礼としてアクエリアスを頂く。
トンネル前とかに「自転車走行注意」の看板を置いたりして、
自動車の人にもチャリが走っている事を意識してもらうようにしたり、
路側帯と車道のどっちを走ればいいのか路面標示をしたりしているらしい。
路面標示よりも路肩のボコボコを整備しないと、
路肩走れなかったら車道出ちゃいますねって話は一個人の所感として伝える。


↑ソーラー充電は気持ち程度で、充電できてるとは思わない。

オープンしたので店内へ。
せなさんは今日も外でいいらしい。
私には店内がちょうどいいけど、せなさんには暑いみたいだ。

毎日いますが、店内のレイアウトが日によって変わる。
店長が意欲的にいろいろ変更かけてるっぽくて、
毎回新しい商品とか、日替わり商品とかがあって楽しい。

昨日はおにぎりが売ってたけど、今日はパンが並んでいる。
昨日までプラムが並んでたけど、今日は朝採りとうもろこしが山積みされている。
まぁ全体的に高めかなぁとは思うけど、観光地としてこれは盛り上がる道の駅ですね。


↑いももち(250)寒かったから…
いももち美味しいなぁ!
今のところ、食事に関しては外れ無し。割高ではあるけれど。

外で何か始まるようだが、あのセット見たことあるなぁ…
って思っていたら、足寄の道の駅でも見かけた猿回しの人たちだった。
全く同じ人だった。どうやら関西の猿回し専門の集団らしい。


↑大盛況。お猿はモザイクかけなくていいかね笑


↑11時近く、今日もライダーがたくさん来ている。

チャリダーというかローディも走っている。
チャリダー:自転車旅の人。
ローディ:ロードバイクの人。全身スパッツ、荷物はなし!

少し風が強まったり、小雨が降ったり。
せなさんがバイクに荷物を積むタイミングをはかっている。
荷物ごそごそしている間に雨に降られたくはないしねぇ。

空は少し明るくなってきたかな。
猿回しもほとんど休み無く、全く同じ内容で3回目だ。
お猿との上下関係を作る為に、細かい事でも気をつけているようだ。
たとえばご飯を食べる順番とか。
その積み重ねで、仕込んだお猿は100%全員ちゃんと芸ができるようになるんだとか。

12時頃、そろそろお腹も減ってくる頃だ。
今日はキャンプ場にテントを張りたいし、少し早めに向かうかな。


↑セイコマで一度お昼ご飯。ベーコンおかかやっぱり美味い。

13時半頃に航空公園キャンプ場へ到着。
バルーン会場の真横。直結と言って良いかも。放送とかバリバリ聞こえる。


↑ファミキャン多いなー!

せなさんどこいるかわからんな…連絡先交換してない。
まぁいいわとファミキャンとファミキャンの間に張ろうとしたら、
ちょうど様子を見に来たせなさんに発見される。

あっちの方が空いてましたよ。トイレから遠くなりますけど
ほう。もう面倒だからここでいいかと
いや、本当に空いてるから。一回様子だけ見て
わかった、一度行こう

本当に空いてたのでそっちに移動。ごめんな面倒くさがりで。笑
せなさんは設備をぐるっと一周見てから考えるタイプ、
私は適当に最初の場所で決めちゃうタイプ。


↑まぁ一本開けつつテントを張りましょうかね。

買い出しに行ったせなさんを見送り、ぼちぼち設営。
あれ??もしかして空にいるのは…(・∀・)


↑気球飛んでる!

おおお!!!
タスクは中止と言っていたけど、何かやってるのかな?
いいなぁ、このキャンプ場なら気球も見れる。


↑ご覧の通り、さっきのファミキャンだらけのトイレ前と違って広々。

手前で大きめのテント張り始めてますけど、最終的にも全然許容範囲だった。


↑ちなみにトイレ前の混雑状況。このあとまだ増えた。
会場にも駐輪場にも近いのもあって、ライダーが多いと思われる。


↑14時半に会場入り(●´ω`●)昨日より賑わっている。

やっぱり午前のタスクは中止。
いまはフリーフライトとかいう事らしい。
午後のタスクは昨日と同じく15時以降に決定するという。


↑アメリカンドッグの砂糖まぶしが売ってた。道東では普通らしい。
普通に美味しくいただけました。お菓子ですな。

JAXAのブースで気球の生地に触れると聞いていたのに、今日はやってないみたいだ。
赤ちゃんの肌のようなすべすべで柔らかくて、寝袋にして包まれたい感じ
と、せなさんが言っていたので私も感動したかった。


↑気球の飛ばせる条件はかなり厳しい様子。
ちょっと風吹いたらダメじゃんねぇ!


↑タスクはやってないけど気球は時々飛んでくる。
ただ昨日よりも雲が低いので、すぐに雲に紛れて見えなくなる。


↑とりあえずビールぅ!(350)お祭り価格にしては安い!


↑気球のカゴの中。

展示ブースをぶらぶら見て歩く。気球は時々飛んでくる。
しれーっと頭上を通過していく。
音もなく飛んでくる気球は、空を見上げないと気付かない。

今日は天気が悪いので、スケジュールはあって無いようなもの。
できるタイミングがきたらその都度アナウンスしますと告知がされている。


↑お馴染みほろんちゃん達が仕事している。今日も体験搭乗はすごい列だ。

15時半、まだ午後のタスクは発表されない。
昨日は15時頃に発表されて、15時半にスタートだったけどねぇ。


↑ビールおかわり!

喫煙所の前で小さな機械の前で待機しているスタッフがいる。
話を聞いてみると、15分ごとに赤い風船を飛ばして、
風の向きと強さをデータにして各チームに送っているそうだ。


↑さっき飛ばした風船を追いかけているところ。
左側の男性が覗いているスコープで角度や動きを数値化できるそうで、
目で見える限り風船を追いかける。米粒になってもまだ追いかけていた。
データは本部の壁に張り出されるし、各チームにメールで送るそうだ。


↑測定所の前に張り出されているデータ。すごい細かい。

それとは別に各チームのノウハウがあったり、独自に風船あげて風を読み作戦を立てる。
10mあがると風も全然違うらしく、同じ場所でも高さで逆風って事もあるらしい。

話しかけたおじさんがすごい熱心な方でいろいろ教えてくれた。

気球を飛ばす場所は理解のある農家さんの牧草地とか、
学校の校庭とか、農道の入り口とかを使うそうで、
昨日も僕がみた限りでは5カ所からあがっていたという。
途中で風が変わっちゃったから、後発隊はたどり着けなかったんだろうと。

みんな芝でぐちゃぐちゃになるから長靴履いているんだって。
関係者っぽい人はみんな長靴だから不思議だったんだ。
今日は霧もあるし風も強いし、小雨もあるからバルーングローは厳しいだろうと。

せなさんもせなさんで喫煙所行く度に話してたので、
そもそもせなさんが最初に話しかけてたんだけど、
二人でそれぞれ得た情報を交換し、やけに事情通みたいな気になる。笑

16時、張り出されたタスク一覧に赤いマーカーが付けられていた。
一応タスクはやる予定のようだ。

昨日よりも天気が悪い。だんだん霧が濃くなってきているけど…(;´Д`)


↑今日は風向きが真南からなのか、会場入り口側から気球が飛び始める。
すぐに霧で見えなくなってしまうので、会場もいまいち盛り上がらず。
見上げている人も少ないでしょ?


↑16時半、しほろ牛丼(500)パクチー丼の方が美味しかったかな。


↑体験搭乗の気球も危ない雰囲気…ほろんちゃん、口が…


↑ぐらんぐらんしていると思ったら…


↑ああ~~!!!(( ;゚Д゚))

このあと奥の気球も倒れてしまう。崩れるとあっという間だ。
危ないからわざとサクッと倒してるのかもしれないけど。
大行列だった体験搭乗の列も、あっという間に解散。


↑昨日いいところまで来ていたハロウィンパンプキン号。
やっぱり上手なのかな、今日もターゲットに近い所には来ていた。

ぽつぽつと気球が真上を通り過ぎていく。
なかなかターゲット方向に近付けないようだ。


↑17時、まだまだ飲みます。そして食べます。
手羽元は軟骨まで綺麗に食べるタイプです。

小雨が降り始めた。
バルーングローをやるかやらないかの協議が始まったとアナウンスが流れる。
去年は雨でやらなかったんだって。やって欲しいけどなぁ!


↑この雨では厳しそう…

今のうちにとトイレに行ったら、またまた偶然の再会!
黒松内でサクランボをどっさり分けてくれて、
余市でホッカイロをくれた札幌ライダーとばったり出会う。笑
散々「おまえヤバい」「自覚無いところがヤバい」と言われまくったけど、
寒がってたらホッカイロ3つとスポーツ羊羹くれた(●´ω`●)
お前ちゃんと自転車メンテしてんの?見てもらった方がいいよ」と、
帯広の自転車屋さん調べてくれたり。基本的には良い人。

19時頃、競技者の車が会場に並び、バーナーがついたり消えたり。
バルーングローは危険なため中止になるも、
バーナーのみで行うバーナーグローをお楽しみ下さいとアナウンスが流れた。

札幌ライダーがロープを乗り越えバーナーの近くに向かう。
俺は道民だから大丈夫」ってお前の方がヤバい\(^o^)/

各競技者チームがバーナーの点灯チェックを行っている。
間近でみるバーナーの迫力はすごい!


↑レンズに水滴ついてたみたいだ。

ゴオーッといううなり声と、圧倒的な熱が放たれる。
炎は上にしか向かっていないのに、
カゴよりも低い位置にいる我々にも熱気が伝わってくる!

バーナーのコックを操作している人に熱くないのか聞いてみた。
そこまで熱くないらしい。全く感じないわけではないそうだが。

興味がありすぎてじりじり近寄っていたのだろう。
2本同時(片方は予備バーナー)やっちゃう?
いいでしょ、ガス無駄遣いするなって言われないし
みたいな会話をしながら、仲間内で交代しながらバーナー操作をしていた。


↑火柱ですよ!すごいよね(・∀・)

パイロットになるにはいろいろ試験があって、
チームとはいえバーナー操作ができる人は限られているのだと思う。
チームの中で若い女の子が教わりながらの操作を終えてカゴから出た。
次やりたい人ー?」とリーダーっぽい人が声をかけた時、思わず手を挙げてしまう。
なにも考えていなかった。笑

よし、それじゃここに足をかけて乗ってみて

カゴに入ってバーナー操作をさせてもらう!
メインと予備のバーナー2台、
それぞれに2つの操作レバーがあって、ガスの勢い、出方が違う。
片方はまっすぐ直立に炎の柱が立ち、もう片方は少し広がり気味で勢いも強い。
レバーは中途半端に倒さず、一気にしっかり最後まで倒すそうだ。
確かに熱くはない!
それより圧倒的な質量というか、音と勢いに圧倒される!

ちゃっかり気球(カゴだけ)に乗ってしまった私でした(*´ェ`*)
あとで「あの子誰?」って言われてそう。
たぶんあれはチーム内で、身内だけでやってたのだと思う。
でもありがたい、良い体験させてもらった(*´ェ`*)

札幌ライダーが撮った写真に、私がにじり寄ってる様子が残ってたので転送してもらった。笑


↑ここから


↑気付いたらここにいたらしい。

各チームが暖気運転を終えた頃、バーナーグローが始まるよ!


↑音楽に合わせてバーナーが火を噴く!

「バーナーオン!」のアナウンスと音楽に合わせて、一斉点火とチーム紹介。

本当ならバルーンが夜空に浮かび上がるはずが、みんな似たようなバーナーの炎。
代わりにカゴにいるスタッフが一生懸命それぞれアクションを起こしていて、
きっと今さっき考えたんだろうけど、
みんな盛り上げようとしているのが、楽しんでいるのが伝わってこっちも楽しい。

一斉点火の時に願い事をすると叶うらしいので、みんなで明日の天気を願う。

霧雨の中解散。
札幌ライダーもテント張ろうかどうしようかと言いながら受付に消えていった。
せなさんは最後の一缶がまだ残っているというので、テントの前でだらだらお喋り。

ずっと霧雨だ。
テントサイトの芝は本当に水はけが良いようで、水たまりの心配もないし全然ベチャベチャしない。
ただ、霧雨のせいか、かなり寒い。
もらったホッカイロを寝袋に突っ込み、21時頃に就寝。

 

【支出】計3,318円
食費:2,818
キャンプ場:500

【走行】14.56km
Av:17.1
Mx:25.9

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片手鍋でひとり旅

コメント

  1. 通りすがり より:

    初めまして。
    文章のテンポが良く読みやすいので良く拝見させて頂いています。
    さて、自転車旅をされている方々がよく言われる「路肩がボコボコで走りにくい」という意見ですけれども、ご存知でしょうが自転車の走行位置は車道の左端に寄った場所ですので、路肩ではないし白線車道側ギリギリでもありません。
    私は前方左側のサイドバッグを白線車道側に合わせて旅をしていましたが、後方から来る自動車に幅寄せされるような事は殆どありませんでしたし、もしその様な状況に会っても左側に逃げる余裕があります。
    もっとも、後続の自動車等に迷惑をかけるからという理由で路肩を走行されている仏様のような方も多数おられるようですが、自主的に走行されている場所に整備を求めるのはいかがなものかと。
    既に自転車旅は終えられるかもしれませんが、これからも素敵な自転車生活を楽しんでください。

    • しょうこ より:

      ありがとうございます。
      ご指摘の通り、自転車は車道を走るものです。
      私も白線の上~車道の左端あたりの中で走る事が多いように自覚しています。
      バイクで走っていたラインよりは左側、後続車を考えるとどうしても左端に寄りがちです。
      幅寄せはされますけど、大型バイクで中央走っていても幅寄せする人は幅寄せしてきますので、運もあるしある程度は仕方ない事かなと思います。

      さて、道路の整備の話ですね。
      読み返してみたらはっきり「路肩」と記載してまして、大変お恥ずかしい事ですが、私が適当に言葉を選んだせいかと思います。
      おそらく今回の記事だけではなく、ブログ内では道路左側広範囲をなんとなく路肩表記しています。ご不快でしたら申し訳ありません。

      アンケートでは、ここを走れと路面表示されてる場所がボコボコだという話をしていました。
      路肩や路側帯に表示があったり、白線の上に重なるようにあったり、白線より車道側にあったりとその道路によって異なりますが(調べてないのでその基準は知りませんが)
      表示通りに走ろうとしてもボコボコだから、表示無視してもっと中央に出ちゃうしかないよ~という事です。
      表示があるのに違う場所を走るのも申し訳ないから思っての事ですが、上から目線に感じましたら大変失礼いたしました。
      自転車は車両税を払っているバイクよりも駐輪場とか恵まれてますし、
      交通弱者として守られている部分もあり、十分良い環境だと思います。特に北海道はとても走りやすい所で、大変感謝しております。

      わかりやすく丁寧にコメント下さってありがとうございました。
      当時の勢いで書き上げた物をほぼそのまま更新しているので、誤字脱字やはたまた言い間違え等々多いのですが、
      またお気付きの点がございましたらコメント頂けると幸いです。

  2. カルガモン より:

    ミクさんのところから ~の方

    • しょうこ より:

      はじめまして、コメントありがとうございます。
      特に何も接点はなく、印象というかシルエットをうっすら覚えているくらいです。
      私、目が悪いのに裸眼のせいで、この距離でほとんど見えませんし…。
      お風呂に関しては耳が痛い笑 がんばります´ω`)ノ