次回は照明と内装を決めます、と言っていたMさん。
私が取り出したカラー印刷の写真を見て身を乗り出してきた。
「何か見て来ましたか?」
「あい!こんな感じがいいっていうイメージ写真を印刷してきました!」
「ほうほう…あーなるほど(*´ェ`*)」
ふんふん頷いてくれたけど、
今日決める予定だった照明の資料は一切無かったわ(´・ω・`)
照明計画図
確認申請用の間取りに赤ペンが入ったような資料を渡される。
「LDK勾配天井の照明は提案と相談させて頂きたいのですが…え~っと、店舗からいきます?住居からいきます?」
「や、店舗からで」
2階から初めたそうでしたが、いつも通り1階店舗から始めましょう。
1階店舗
ちょっとこっちは間取り図出しませんけど…
照明から
基本的にはダウンライト。
一部天井を下げて間接照明を入れる事にしたので、
そこにあったエアコンを何もない壁の所に移動。
部屋全体の天井高を下げて、壁際だけ正規の天井高に戻し、
その凹みに照明器具を入れるそうだ。
だから天井ではなく壁を照らす形になるんだよね?
照らされた一面に柄のアクセントクロス貼ろうっと(*´∀`*)
↑たぶんこのイメージ。口頭説明だったから今度確認しよう。

↑こっちだそうです(´・ω・`)
3Dやイメージ図をPCで見せながらの打ち合わせじゃないので(いつも紙面のみ)、
結構こういうイメージの共有違いは発生する。よく手書きで図を書いてくれる。
「ダウンライトは3つ?4つ欲しいですか?」
「えっ…どの程度の明るさなんですか…」
「そんなに明るさ要らないんですよね?」
「うーん、うん、まあ、めちゃくちゃ明るくなくていいです」
「なら3つでいいと思います」
「じゃあそれで」
この曖昧なやりとり…!!Σ(゚Д゚;)
「これもっと4隅にばらけさせなくていいんですか?」
「ダウンライトは2~4つをまとめて配置するのがセオリーです」
「そうなんです?」
「3つで1つのシーリングライトみたいな感覚ですね」
↑例えばこんな感じ。
↑まとめた方が天井がスッキリ(DAIKOのカタログより)
トイレはダウンライトと洗面台にブラケットライト。
受付はダウンライトとペンダントライト、にしたけど、
シャンデリアをどっかで使いたかったんだったと、
打ち合わせ後帰宅中に思い出す。
でもあんまり広い空間じゃないし、受付で圧迫感もあるだろうから、
天井はダウンでスッキリにして、小さなペンダントライトでもつけようか。
シャンデリアは寝室にする。
スイッチとコンセント
「位置は一度こちらで設定して出しますので、そこから調整しましょう」
という事なので、現時点ではほぼノータッチ。
どの照明を一括操作するか、という事だけ確認される。
コンセントは必要数をだいたい考えておいてって。
「ただし、窓の上下には入れられません」
「引き戸の半壁部分は?」
「できなくはないですが、強度の問題で、避けられるなら避けたいです」
「腰壁は大丈夫です?」
「はい、こことこっちの腰壁には作れます」
LANとTELとテレビ線とインターフォン親機
なんかいろいろ説明されたんだけど、
とにかく線の出てくる場所は考えておいてと。
店舗はテレビ置かないしLANも引くかなぁ…?
自宅から無線で飛ばせるなら要らないし、
電話もIP電話使う予定だから電話線もいらないなぁ。
2階住居
基本的にはダウンライト。
寝室だけ引っ掛けシーリングにしておきましょうかってくらい。
それよりもLDKの照明計画について、
↑何やら色々書いてある。
勾配天井のLDK内にパソコンスペースがっつり取ってます。
私のメイン生息地になる予定。
またこれは別記事で…書くのかな、わからないけど。
Mさんの提案
勾配天井にライティングレールをランダムに並べて(上図青い縦線4本)
そこに裸電球みたいなシンプルなペンダントライトを何個か下げる。
デスク周りとか光量が欲しければスポットライトにしてもいいし、
レールだけ配置しちゃえば後で好きに交換は可能(たぶんしないけど)
↑まず勾配天井(レッドシダー張)にライティングレールがあって、
↑こういう感じのシンプルなペンダントライトを何個か吊るすわけ。
しかし…レールの向きと天井の板張り方向が垂直なんだよねぇ…
自宅戻っていろいろ画像検索してみていると、
やっぱり垂直に交わるタイプだと気になるなぁ。
↑こういう感じだからレールが悪目立ちしそう。
木目を切ってしまう事がどうも引っかかる。
板張りの向きを変更できるならレールでもいいかもね…(´・ω・`)
↑駄目ならレール無しでペンダントとダウンライトかな。
Mさん、今日の打ち合わせ最初からこれが言いたくてしょうがないって感じだった。
珍しくパソコン立ち上げて以前建てたお宅の写真とか見せてくれたので、
わりとMさん的にはオススメの照明計画なのでしょう。
夜になると電気が浮いてる感じで可愛いらしいが、
肝心の夜の写真が一枚もなくてねぇ。ネットで探すか…。
2つ目の提案
おっと、すっかり忘れてたけどMさん提案はあと2つあったんだわ。
中央に大きめの引っ掛けシーリングをかけて、
勾配天井と普通の天井の境い目の立ち上がり部分に
ライティングレールとスポットライトを付けるという手段。
↑立ち上がり部分にレール無いけどスポットライト。ここまで勾配無いけど。
3つ目の提案
どシンプルにダウンライトのみ。
これは私が却下した。
何か吊るしたい(´・ω・`)
とりあえず一度検討しますとお持ち帰りです。
照明にこだわるのは結構ですが、ご予算がありますからねぇ。
まだ話したい事いっぱいあるのに!
とかやってる間に打ち合わせ時間が2時間半を超えた為、
今日はここで終了。
次回の約束を取ろうとしたら、2週間後でいいという。
「打ち合わせの準備が間に合わないので少しあけます」
「でもまだ店舗トイレの洗面台とか、相談したいんですけど…」
「えっと…何か希望があるのですか?」
「希望も何も、現時点がどんなのかわからないので」
「どんなって、普通の…こういうやつです(デモ機)」
「全く同じじゃないですよね?その辺りを打ち合わせしておきたいですが」
「あ…じゃあ…メールで下さい。打ち合わせは再来週で」
「ほう…わかりました…では再来週」
色々確認しようと思って付箋を貼りまくっていたのですが、
どうも時間が無くてもう話せない。
「言うだけ言って下さい」
「じゃあ階段。ルーフバルコニー前の階段の不格好なのを何とかして下さい」
「いや…これはもう構造で…確認申請からやり直さないといけなくなります」
「むう(納得してない顔)」
「私はこちらの方が使いやすくてイイと思いますけど。段差に座れますし」
「……………じゃあいいです」
「他には…?」
「あー、今度でいいです」
「いや、構造に関係すると後でじゃ間に合わないので、とりあえず言うだけ言って下さい」
「じゃあ、店舗玄関にシューズボックスつけたいです」
「……どんな?ちょっとそのスペース無いですよ」
「棚でもいいんですけど、靴履く時につかまる場所」
「手すりでも作りますか?」
「いや、手すりはダサくないです?」
「ブラックだったら格好いいですよ。じゃあ棚でもいいんですね」
「いいです」
「うーん…少しドアの位置をずらせるので、確認してみます」
後は本当にたぶん構造は関係無いからメールにする。
最後に大事なことを言っておく
「そういえば昨日、うちの土地に知らないショベルカーが停まってたんですけど?」
「え、っと」
「 う ち の 土 地 に、勝手に停めてる車があるんすよ(´・ω・`)」
「あれ、営業から聞いてませんか?」
「いやー、全然?」
というわけで営業さんを呼んでもらって説明してもらう。
契約が済み、工事を行う事は決定したので、
道路や隣家との境のブロック塀や敷石の整備を先に行っておくらしい。
更地の隣で放置しておくと周辺の舗装にヒビが入ったりしちゃうんだって。
道路との境に敷石を詰めるのと、
隣家との境のブロック塀を、元からある部分に揃えて延長する。
その作業を道路の切り下げも頼む業者に依頼したから、
業者さんが早速重機を入れてしまったんだろうと。
「そうでしたか。誰かが勝手に駐車場にしてるのかと思って焦っちゃいましたわ(^ω^)」
「や~、すみません。業者さんが行動早くて」
「じゃあ今後は勝手に掘ったり埋めたりが始まるって事ですね(^ω^)」
「そうですね。あ、現場監督をご紹介しますね」
チクチク言ったら現場監督を探しに事務所に戻っていった。
しかし今日はいなかったみたいで、また次回に改めてご挨拶させて下さいとの事。
現場監督に言ってくれれば、工事始まっても見学したりできますってさ。
まあとにかく、人の土地で何かやるなら一応報告はもらわないと困るのよって話。
あくまで建築を依頼はしたけど、あそこは う ち の 土 地 ですから。
そういえば、近隣宅へのご挨拶っていつ頃行けばいいんだろう…?
帰ってからちょう長いメール送っておきました
すごくどうでもいい事を含め、
現時点で気になっている事、今後相談したいと思っている事をリストにして、
ざっくり30項目くらいになったけど、えいやと建築士さんとCCに営業’ズを入れてメールする。
「現在、確認申請に向けて準備を進めているためご返信に時間がかかります」
「次回のお打合せでできるだけ回答できるよう準備を進めてまいります」
的な、短いお返事が翌日朝一発で返ってきた。絶対まだ全部読んでない。
最近、建築士Mさんは私のあしらい方がわかってきた様子。
あまり真剣に受け止められてノイローゼになられても困るので、
そのくらい雑にしてくれて結構です( ゚∀゚)
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