とりあえず恒例の前回の復習から。
新しい図面を渡され、追加したコンセントを確認していく。
「このコンセントは必要でもないかもしれないので、削除してもいいです」
「うーん…とりあえずコンセントは10個追加で見積もり取ったので、削除してもしなくてもいいです」
「おっと…価格変わらないなら一応残しておきますかね」
「ではとりあえず残しておきましょう」
いいのか?(´・ω・`)
12個くらい追加してるんですが、
見積もりみたら本当に10個分しか計上してなかった。
こんな甘々で大丈夫か?(´・ω・`)
コンセント1か所2コ口で2,860円なので、
10か所で28,600円です。
店舗トイレの鏡とペンダントライト
前回商品型番と写真をメールしておいたのですが、
結局それは施主支給で買っておいて下さいと。
「ペンダントライトは引き渡し後でもいいです」
「はあ」
「鏡は途中で持ってきてくれれば取り付けはやります」
「はあ」
2F LDK照明
「メールで送って頂いた照明で見積もり作りました」
↑左の物に変更。
DAIKOのDPN-40805Y(調光不可)→ODEELICのOP252564LC(調光可)に変更。
価格は変わらず5,600×7=39,200
ダクトレールも追加、4本セットで13,740円です。
内装を決めます
「さて…洗面台のタイルは決めましたか?」
「いや、全然決まらなくて、助けて\(^o^)/」
AICAでもらってきたメラミン化粧板のサンプルを見せる。
「とりあえず、まず洗面カウンターの色なのですが」
「ほう、そういえばショールーム行ったんですよね」
「そうです。あ、なのでカウンターの形状をNQAからKSAに変更で」
「えっ……変更ですか…」
まさかだろこいつ…という顔をしたけど気にしない(´・ω・`)
「値段は少し安くなると思うんで、見積もりはNQAのままで着工していいですから」
「……では図面はまた修正しておきますね」
「お願いします(^ω^)」
「カウンターの色はこの3つに絞ったんですよね」
↑TJ-887 質感はマットで好きだが色が暗過ぎる気もする。
↑JI-800 キッチンと同じ色。でもつるっとしてて質感が好きじゃない。
↑こんな感じ。写真はわりと良いのだけど触り心地が…ちゃっちいかも。
↑TJ-10122 実物見るとかなり明るい。マットな質感で、キッチンと揃えられる。
「個人的にこれは無いかなって思いますね」
真っ先にMさんが削除したのがTJ10122でした。うん、私も無いかな。
「消去法で決めましょうか」
「それがJI-800はキッチンと揃うかなって思ったんですが、質感が嫌なのですよ」
「ではこれも消しで、残ったTJ-887でいいですか?」
「そこでこの色ですよ(新しいサンプル バシィ)」
↑TJ-10126 画像だと色の明暗がわかりにくいが赤錆色って感じ。
↑結構シックな感じに見える。
実はタカラスタンダードのショールームで迷った候補だったのです。
「これもいいですね。レッドシダーとも合うと思います」
「ちょっと木目っぽくて良いかなと」
「いいと思います。ではキッチンもこれにしておきましょうか」
「うむ、そうしましょう」
というわけで3つに絞ったはずの候補外から
彗星のように飛んできた色で決まりました。
いや打ち合わせ直前では3つの中から決める予定だったんですよ!(・∀・)
「ではこれに合わせてタイルを選びましょう」
「もう何がいいのかさっぱりわかりません」
付箋を貼ったサンワカンパニーのカタログを丸投げして選んでもらう。
本当はヘキサゴンとか格好いいなと思うんですが、
貼る面積と角の仕上げとかがあるので、シンプルなボーダーが良いのではと。
↑建築士さんのオススメはこのボーダー。
「このタイルで黒に合わせたら男前になりますよ」
「……ううむ」
どうも「男前」とか「格好いい」と言えば私が頷くと思っているようだ。
まぁそうなんだけど(・∀・)
私が候補にしていたタイルをみてもらったが微妙な顔なので、
ひとまず建築士さんが出してくれた候補を、
今度のショールームで見てくる事にしよう。
「サンワカンパニーのショールームに今度行ってきますから」
「えっ…何か変更するんですか?(;´Д`)」
「いや?ただの確認ですよ。選んだ物の確認」
「確認(´・ω・`)」
「AICAも確認に行ったんですからね」
「ですよねー」
先々週に「ショールーム行く」って宣言したじゃん。
「実際に見てピンとくるものがあると思いますので、決まったら連絡下さい」
「わかりました」
壁紙を決める
候補の型番控えてくるの忘れてしまったので、さっくりいきます。
「まずはベースの色を決めます」
「白です」
「白もいろいろありまして…(カタログぱらぁ)」
「賃貸マンションみたいな壁紙は嫌です」
「それなら塗り壁みたいな壁紙が良いでしょう。これとか」
「はい、じゃあそれで」
即決(´・ω・`)
↑こういう壁紙は賃貸っぽくてイヤだと言った。
1F 店舗
「基本は全て白ですが、どこの壁紙を変えたいとかありますか?」
「個室の天井と、トイレ洗面台のふかし壁の所にアクセント入れたいかも~」
「では天井から決めましょう。どんな感じのやつですか?」
「緑で」
間接照明が天井を照らすタイプなので、
ちょっと遊びを入れたかったんですね。
このざっくりした希望に建築士Mさんが出したのは無地のモスグリーン。
「色は好き。でもちょっと柄が欲しい」
「なるほど…」
2人でカタログをめくりまくる。
青系は結構あるんですが、緑系って意外とないのな…。
↑いいなと思ったヘリボーン柄、よく見たら青だったし。
Mさんチョイス:薄ストライプや細い光沢ライン入りとか、シンプルで落ち着いた配色
私チョイス:つい明るい派手柄に目が行きがち
↑こういうのに目が行きがち。
「これは?」
「それは…ちょっと柄がうるさ過ぎないでしょうか」
「これ」
「それは格好いいですけど男前過ぎませんか。店舗ですよね?」
「でした。男前は自宅で使う…これは?」
「それは目が痛くなりそうです。範囲が狭いなら派手に遊んでもいいと思いますが」
「ああ、そっか…天井はあんまりごちゃごちゃすると圧迫感ありますかね」
「その柄はトイレのアクセントで使う事にして、天井はシンプルにされては?」
「ああ、そうですね。トイレで遊びましょうか。いや店舗だから遊んだら駄目ですが」
というように、かなりバッサバッサと切り捨てられていく。
当初、私の中では天井に柄でトイレに無地だったんですが、
天井を無地でトイレの派手柄にする事にしました。
再び天井を選び直し、天井で候補にしていた柄をトイレに流用する事に。
ほとんどMさんが選んでくれました(´・ω・`)
私はカタログを見て「こんなのもあるんだー!」「うわすごい派手ー!」とか
一人でキャッキャしてる間にMさんがすごい勢いでカタログ3冊探してくれた。
Mさんが見せてくる物をみて「それは嫌」「それいいかも」と直感で答えて、
いくつか候補を絞っていく。次回までにサンプル取り寄せてくれるそうです。
↑唯一私が選んで候補に入れた壁紙。緑の葉っぱと青い鳥。サンゲツのFE6496
「お客さん待たせる時に、鳥の数でも数えててくださいねって言える」
「ははは(;´Д`)」
↑こんな青空の壁紙もあった。
「青空の壁紙はよく子供部屋に使われる方が多いですね~」
「あー、そんな感じかも」
「でも大体はその後貼り替えされますけどね~(・∀・)」
「あっ…」
2F 住居
「ベースは同じ白でいいですか?」
「はーい」
「どこを変えたいとか希望はありますか?」
「本棚の後ろ、キッチンカップボードの上、あとは寝室の一面くらい?」
「本棚の後ろはオススメの色があります(*´ェ`*)このストーン調のグレーは(カタログさっ)」
「いやここは赤系にしたいです(´・ω・`)」
「赤、ですか…」
「エンジっていうんですかね、暗めの赤。私は赤が好きなんです」
わりと前のめりで提案してくれたグレーをろくに見もせず、無地赤を探す。
ここは赤。譲らない。
「では次にカップボードの上ですが」
「さっきカップボードのメラミン化粧板を決めましたからね」
「そうですね、それに合うように選びましょうか」
「グレー系で男前に仕上げたいのです」
しかし私が選んだストーン系はことごとく却下される(´・ω・`)
やっぱりちょっとうるさい柄みたい。
何やら思案気なMさん、おもむろに切り出す。
「…ここは勾配天井まで、キッチン天井と壁に全部アクセント入れましょうか」
「ほう?」
「レッドシダーとの対比で、いかにもアクセント入れましたって感じになります」
「それは面白いですね。やるなら思い切り入れたいですね」
「白壁も残しつつ…リビングの柱壁も同じ壁紙で揃えれば、LDK全体の統一感も出ます」
「(想像中)……いいですね、だいぶ格好良くなる気がします。お任せします」
「取り合い(配分)は考えさせて下さい」
というわけで、カップボード上(一面)だけの予定が、
天井、左右壁と全部アクセントクロスにする事にしました。
廊下や階段の境をどうするか、ガスコンロ前の壁はどこで切り替えるか、
そのあたりの取り合いを考えて下さるというので、壁紙のチョイスも含めて丸投げする。
「最後に寝室です」
「ここは~、特に何もイメージも希望も無くてですね」
目的も無く二人でカタログをめくる。
「これは?」
「緑はもういいんですって」
「これとか」
「緑に捕らわれ過ぎです」
こんなやりとりが何回か続く。緑めっちゃ推してくる。
確かに緑は好きだけど店舗で使うから自宅は違う色にしたい。
↑ムーミンも可愛い。でも使う場所が無い…(住居のテーマは男前)
↑これも可愛い。でも違う。
↑確かこれにした気がする。RE51312
「なんか無難だな」
「窓枠が黒ですし、似合うと思いますよ」
「そうですかね」
「嫌になったら貼り替えればいいんですよ」
何度か「貼り替えできるから」って言われたけど、
そうほいほい貼り替えするもんでもなかろうよ。
「そろそろお時間なので…まあ壁紙はギリギリまで悩んで大丈夫ですから」
「ではひとまずこれで帰宅します」
寝室…ちょっとやっぱり変えると思う。
壁紙の木目って触ると嘘っぽいからなぁ。
自宅でデジタルカタログ見てみる。
↑RE51017
↑FE6369
この辺りのモノトーン柄でホテル風にしておくのもいいかな。
寝室に赤入れるよりは、クローゼットに赤入れようかな。
クローゼットは派手柄で遊んで、チラ見せするくらいの感じとか。
↑RE51422 このあたりも良いよね。
すでに遅れております。
「お盆休みに入るので、次回の打ち合わせは3週間後です」
「だいぶ空きますなぁ」
「次回、壁紙とタイルを決めて、見積もりを出します」
「はい」
「そして1週間後には着工予定です」
「ほう(間に合うのか…?)」
お盆明けに着工と言っていたはずが、すでに遅れておりますね。
「この調子だと、完成は12月末くらいですが、年末なので…」
「年明けでしょうね」
「お引越しは1月末くらいになると思います。大丈夫でしょうか?」
「あー、別に急いで無いので」
契約段階では12月末に引っ越しという話でしたが、
早速1か月遅れているようです。順調という話では無かったか。
まぁ特に現住居からの退去とかのタイムリミットも無いし、
元々遅れがちな建築会社という前情報はもらっているので全然平気。
春くらいにオープン出来ればいいしなと思っています。
コメント