ちょうど1カ月前くらいの話です。
「大山の紅葉がライトアップされてて観に行ってきたよー真っ赤で綺麗だった(*´ェ`*)」
という常連さんの言葉にホイホイ吊られて、行ってきました大山!
しかしライトアップはもう終わってしまったそうで…
まぁ、昼間に普通に登山でいいか(´・ω・`)
↑10時半頃にバイクで伊勢原市営第二駐車場へ。やっとホムセン箱外しました。笑
すでに満車みたいだったけど、
駐車場のおっちゃんが「奥に秘密のスペースがあるから」と誘導してくれて、
隙間に停めさせてもらう。
完全防寒対策したバイクスタイルから、登山スタイルに変身じゃ\(^o^)/
今日は速乾Tシャツにスポーツ用長袖パーカ、
そこにダウンとフリースとバイク用ジャケットを着てきたので、パーカまで脱ぐ。
下はタイツ、登山パンツの上に雨具をはいてきたので、雨具だけ脱ぐ。
ライディングブーツから登山靴へ。
今日は秘密道具があるので、ちょっぴりザックが重いです。
↑それでは出発しましょう。
意外とポカポカしているから、フリースも要らないかなぁと思いつつも、
まぁ山頂で寒かったら嫌だし一応持っていこう。
↑土産物屋が並ぶ参道の階段を淡々とのぼります。
思った以上に観光客が多い…
平日だというのに、これは、ちょっと、しんどいかもなぁ。
↑ケーブルカー乗り場。紅葉もすごいけど人がすごい。
ここで観光客が減るかな?と思ったけど、だいたい1/3くらいにはなったかな。
↑男坂(階段)よりは女坂の方が気持ち良いのでこちらのルート。
↑時々の階段と、ゆるーい坂を歩いていきます。
↑紅葉はこんな感じ。
↑真っ赤!
目的である真っ赤なトンネル目指して先を進みます。
とにかく人が多くて、
行列にはならないけれども、ちょっと歩くとすぐ追い付く。
抜かさせてもらったら少し距離をあけたいからと速いペースになって、
でもまた前に追い付いて…みたいな。エンドレスじゃん(;´Д`)
結構ペース配分が乱れて息が切れる。
赤いトンネルありました!
ちょっと下葉は枯れてきてたけど、わりとイイ感じに真っ赤でしたね。
イベント期間中は夜にライトアップされて綺麗だそうです。
確かに予想以上に真っ赤だわ。写真撮ってる人も多かった。
↑ここはケーブルカーの到着地点なのかな?人が増える。
少し登ると参道が見えます。
↑11時半、下社到着。すごい賑わい。お賽銭投げるのに並ぶなんて…。
↑景色は…気温が高いせいか、海はガスってますねぇ。今日は江の島見えないか。
5分程休憩して、すぐに出発。
結構もう帰りたいんだけども、
山頂でやりたい事のために準備してきたし…(´・ω・`)
↑登山道入り口。
↑急な階段を上ると一気に登山道って感じの道へ。さすがにここからは登山客だけになる。
よく考えたら標高差942mなので、結構しっかりと登山なんだよなぁここ。
黙々と登っていきます。
もう黙々と…
↑12時、十六丁目。
↑富士山も時々見えるようになってくる。まぁまぁ見えてる方かなぁ。
雲がかかっちゃってるけど、冠雪してて凹凸が綺麗ですね。
↑12:30 大山(標高1,252)登頂!
↑人多過ッ\(^o^)/
もう駄目だ、さっさと飯食って帰ろう。
山頂のベンチは満席なので、
少し見晴台側にくだった広場の端っこにある木の枠に座って、さて、こいつの出番だ!!
↑カップラーメン BIG ピザポテ TOMATO(チーズピザポテトマト味)
何を思ったか昨日の私はこれが食べたかった模様(買い出し昨夜)
景色を眺めながらお湯が沸くのを待ちます。
日陰は結構冷えるので、持ってきたフリースを着る。
↑見える山は結構紅葉です。
自宅を探したり、職場を探したり、地元の山は結構面白い。
気温が高いせいか、微妙にガスってて遠くは良く見えない。
「筑波山じゃない?」みたいな他の登山客の声がしたので、
恐らくあれかなというのはいたものの、写真には写らず。今日は江の島もぼやけて見えない。
↑完成!いただきます( ゚∀゚)
すごいチーズとトマトの香りが広がる。笑
まぁいいやとがっついて、うん、美味い、けど、ちょっと違う。
この違和感は…コメだ!コメが無いからなんか満腹感が無い。
登山したらコメが食いたいというのを確信したので、
今度は味噌汁+おにぎりにしようかなぁ。温かい物は食べたいしね(*´ェ`*)
真横ではないけど隣に座ったおっちゃんが話しかけてきた。
「どこから来たの?下社?」
「そうですよー」
「オレは見晴台から来た。こっちは階段がキツイ」
なんだか知らんがそのまま話しこむ事に。
「気温高いからかあんまり遠くは見えないねェ。富士山は見えたけど」
「富士山見えるの?(キョロキョロ)」
「いや山頂じゃ無理。富士見台ってところがあって。下社に行くまでの間に見えるよ」
「一緒に行こうよ」
「え?えーーーー……まぁええか。そんじゃ行くぅ?」
なんか流れで一緒にくだる事に。
大山は2回目らしいおっちゃん、
いつも見晴台側からのピストンらしくて、下社側は行った事ないらしい。
荷物を持って一度山頂広場まで登る。
「へぇ~こうなってるんだ、初めて来た」
「嘘やろ、ここが山頂やで…あそこに山頂標識あるよ、タッチしてく?」
「え?そんなのあるの!?」
おずおずと標識に抱きついてみたおっちゃん。
トレッキングポールが明らかなお手製だし、装備がそこまでガチ登山勢じゃない。
見てるとなんか足取りが危なっかしいので、おっちゃんに先頭を譲って後ろから色々話しかける。
私の旅人モードが久しぶりにスイッチオン( ゚∀゚)タメ口で馴れ馴れしくなる。笑
「山好きなの?」
「60歳から山登り始めた」
「ほう、おっちゃんいくつ?」
「67」
「へー、最初50代かと思ったよ」
「ウソウソ、45歳」
「山登りいつ始めたんw」
梅酒を薄めて水筒に入れてきたらしいおっちゃん、微妙に足取りがふらついている。
かなり薄めているらしいけど、それ梅酒の水割りや…(;´Д`)
登りの人が来ても足を止めずに進みまくる。
「登山は登り優先や。登りの人来たらとまって道譲らんと」
「へえ。あんたは偉いな。ちゃんと挨拶して」
「そう思うならおっちゃんも挨拶したらいいじゃん」
「オレは駄目だ、恥ずかしい」
↑再び富士見台で富士山を観賞。
おっちゃんも嬉しそうに見上げていた。写真は撮らない主義らしい。
ふと見たらおっちゃんめっちゃ汗かいてる\(^o^)/
「大丈夫?疲れた?」
「全然、下りは楽だ。のぼりは息が切れて喋る余裕も無かったけど」
ちょうど良くベンチがあるので少し休憩をする事に。
入れ違いで誰もいなくなったので、ベンチに寝転がって空を見上げる。
↑雲一つない気持ち良い快晴!
「大胆だね。女性がそんな堂々と寝転がるなんて」
「いやー空が綺麗よ?ちょっとおっちゃんも寝転がってみなよ」
「オレはいい」
しばし休憩してからまた出発。
残り30分くらいかな~と言いながら、おっちゃんを励ましくだる。
「オレたちは親父と娘くらいには見えてるのかな?」
「んーそうかもねぇ。おっちゃん子供は?」
「縁が無くて結婚してない。甥姪で子育て気分を味わったから満足したのかも」
「そっかー、話し聞いてると兄弟とも仲良さそうだよね」
「そうだよ、よく姉夫婦と旅行したりしてる。そういう意味では一人身だから自由」
↑夫婦杉まで戻ってきたよ。
おっちゃんは大樹が好きみたいで、登山道にある根っこも触ったり、
幹にも抱きついたり、すごい立派だ立派だとしきりに言っていた。
↑最後の急な階段を慎重におりるおっちゃん。
↑下社まで戻ってきました(・∀・)
「なんか温かい物が飲みたい(売店へフラ~)」
「寄るの?そんじゃトイレ行ってくるからここで待っててね~」
「おう」
って言ってたのに、トイレから戻ってきたらおっちゃんいないし\(^o^)/
売店の人にも聞いたけど、もう帰ったんじゃない?って。
いやそんな待たせてないのに~~\(^o^)/
見晴台方面に行くっていうから道教えたけど、迷わずちゃんと行けたのかなァ。
最後に楽しかったよーってお礼言いたかったのに。
おっちゃんいないならさっさと帰ろう。
↑帰りも同じ道なので、再び写真を撮りつつ。
↑ちょうど人がいなかった。
駐車場のおっちゃん達に「おかえり~」って迎えられ、
再びライダー仕様に変更したら、まっすぐ帰りましたとさ。
山頂まではあんまり面白くなかったけど、
帰りはおっちゃんと喋りながらだったから、総合的に考えたら楽しい登山でした。
ホントありがとうおっちゃん。
* * * * * * * *
◆所要時間:5時間25分
コースタイム:215分(245)
10:45 大山ケーブル(バス停)310m
↓ 15(15)
11:00 ケーブル乗り場
↓ 女坂
↓ 30(45)
↓ 大山寺
11:30 阿夫利神社下社
(休憩)
11:35
↓ 夫婦杉
↓25(35)
12:00 16丁目
↓ 表参道
↓35(50)
12:35 山頂 1248m
(休憩 55分)
13:20
↓40(40)
14:00 16丁目
↓35(25)
14:35 阿夫利神社下社
↓ 女坂
↓35(35)
15:10 大山ケーブル
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