【塔ノ岳2】大倉→バカ尾根→山頂→大倉

登山

お休みがあったので再び登ってきました(´・ω・`)


↑ちなみに天気予報。

GPVによると朝から曇り。どんどん分厚くなりそうなので、朝一の早い時間に登ろうと計画。
今回は景色は期待せず、登山練習のつもりです。なのでルートは前回と同じ。

渋沢駅6:48発のバスに乗り、大倉へ。
同じバスで登山客は10人くらい。ほとんどソロの模様。


↑大倉バス停。準備体操とトイレ。


↑天気はこんな感じ、7:15スタート。


↑塔ノ岳まで6.4km。この黄色の看板がルートの目印です。

天気の良い週末だった前回と違って、人はほとんどいない。

しかし、あのリンシャンと鈴の音が苦手でなんかイライラするんだけど、
致し方ないのかな、なんなのかな。
かなり遠くからも音が響くので、後ろにいると急かされてる感じがするし、
前にいると近付きたくないからペース落としたくなるし…。
静かに登りたいよぅ(´;ω;`)


↑視界が段々悪くなってくる。

登り始めは4人くらいいたものの、最初の1時間(雑事場ノ平あたりまで)でバラける。
というか、ここに至るまでは鈴の音にペースを乱されて、すでにちょっと疲れてしまう。


↑霜柱がたくさん!ぐねぐね曲がってて面白い。

雪は無いけれど、霜柱や、泥状態のまま地面が凍っている場所が時々。
人の足跡がたくさん残った泥かな?と思って、沈み込むと思って足乗せたらガチガチに凍っていたりね…。


↑進行方向左手側は、時々雲が晴れて青空が覗く。

8:55 堀山の家まで到着。
ペースの同じくらいのおじさんが後ろにいたけれど、いつの間にか一人ぼっちになっていた。


↑視界がどんどん白くなる。

途中で雨が降ったり、視界が悪くなったら諦めて下山するという自分ルールは決めてきた。
だもんで、この視界に一瞬迷う(´・ω・`)
道は確実に合っているのは自信があったので、もう少し様子を見る事に。


↑雪というか霜で白くなっている登山道。


↑9:35 花立山荘到着!


↑真っ白!

残り30分くらいのはずなので、ちょっとおにぎり休憩。
もう少し早めに補給してもよかったかなぁ…。
今日は仕事の合間の休みなので、疲れが残ってるのかどうも身体が動かない。

あわよくば鍋割山か丹沢山まで行けないかなぁと思ってたけれど、無理だろうなァ(´・ω・`)


↑お!

そんなに風が強くは感じないのだけれど、少しするとちょっとずつ視界が晴れてきた。
ここまでの登山道の様子だと、前回ほど雪も残って無さそうだし…よし、行けるだろう!


↑雪は無いけれど、なんだか目の前の山頂の木が白いぞ…?


↑ん??なんだあれは。

この標高で3月に桜なわけないし、梅のわけもないし…

近付いてみると…

枝に雪が積もってるんじゃなくて、霜柱みたいな層状のものが凍っているみたいだ。


↑これとか、枝が白い霜にくるまってる感じ。


↑木道が白い木々の下を通っていく。

写真で見返すと、この世じゃないみたいだ(・∀・)

えええ、ふしぎー!!でも綺麗!すごいー!!
と、めっちゃ写真撮ってたんですけど、
多分はしゃぎまくってた心の声が漏れてたんだと思うんですよね…。

良いタイミングだね

後ろから来ていたおじいさんに声を掛けられる。

これすごいですね!なんですか?雪が積もってるんじゃなくて、霜柱みたいな
ムヒョウな
ムヒョウ?
霧の氷って書いて霧氷。いつもはここら一面、もっとすごいんだよ
へえー!でも今も十分すごいんですけど!初めて見ました!
そうか、それはよかったな、良いもん見れただろ。もっと遅かったら無くなってたよ

言ってるそばから、白い霧氷がボトボトと木から落ちていく。

これ溶けてるんですか…!よかった、朝一で登ったかいがあった…!

おじさんとは登りながら少し話したものの、
カメラ片手にもたもたしている私をあっという間に追い抜いて行った。

そういえば、旅終わって関東戻ってきたからか、言葉遣いが敬語に戻りました。笑
旅中はタメ口で話しかけられたらタメ口でしたからねぇ。


↑確かに日本の写真なんだけども、日本じゃないみたいー!


↑あれ??猫がいるよ?


↑ここ標高1400mはあるのに(( ;゚Д゚))

一体どこから来た猫なのかわからんけど…人慣れしてたから山小屋の猫なのかな…?


↑とりあえず、10:30に塔ノ岳登頂!


↑誰もいません!

私以外には男性ソロが2人くらいかな。
前回の反省を活かし、まずは真っ先に上着を着込む!
吹きっ晒しで風強い!
フリースにダウンを着て完全防備、するも寒いぃぃぃぃぃ耳がいたたた(´;ω;`)
だから今日は誰も外で休憩してないんだな…。
山小屋には人がいるっぽいんだけど、頂上に滞在する人は少ない。
新しく到着した人も、すぐどっかにいなくなってた。

私はというと!
この景色を前に大騒ぎでござる!


↑クリックでパノラマ的な。だいぶ繋ぎ目怪しいですけど。笑

人がいないのを良い事に、すごい走り回っては独り言で大騒ぎしたわ。

とはいえ、さすがにめちゃくちゃ寒いので、
おにぎりとおやつ食べて30分程したら下山開始。
鍋割山への道は凍結も無さそうで歩けそうだったけど、
体力的な不安があるので、今日は同じルートで下山する事に。


↑すぐに白くガスってしまった。

あとはもうわき目もふらずにまっすぐおりて、12:55に大倉バス停へ。

汗かいたわりには喉が乾かなくて、お茶を1L持ち歩いていたのに、飲んだの200mlだけだった。
帰る途中でちょっと脱水症状みたいな頭痛と気持ち悪い感じになってしまったので、
次からちゃんと、喉が乾かなくてもこまめに水分摂らなくちゃなという反省。

あとやっぱり登山は体力使うんだなって実感。
前回は万全の状態で挑んだから全然元気だったけど、
今回は疲れが残ってる状態だったからか、登ってる途中で体力が少し心配だった。
やっぱり標高差1200mは甘くみたらいけないね。
いやーしかし今回は景色を期待してなかった分、すごい良いもの見れたし楽しかった!

* * * * * * * * * *

◆所要時間:5時間30分
コースタイム:310分(350) 標高 290→1490→290
7:15 大倉(バス停)290m
↓ 40(40)
7:55 雑事場ノ平
↓7:57 見晴茶屋
↓8:33 駒止茶屋
↓ 大倉尾根
↓ 60(70)
8:55 堀山の家
(休憩 5分)
↓ *(25)
天神尾根分岐
↓9:35 花立山荘
(休憩 5分)
↓ 70(50)
10:05 金冷シ
↓ 25(25)
10:30 山頂 1490m
(休憩 30分)
11:00
↓ *(15)
↓ 金冷シ
↓ *(35)
↓11:18 花立山荘
天神尾根分岐
↓ *(15)
↓12:00 駒止茶屋
↓ *(50)
雑事場ノ平
↓ *(25)
12:55 大倉(バス停)290m

天神尾根分岐がどこだかわからないんだよなぁ…。
下りの記録サボりっぷりが酷い。

◆装備
速乾半袖Tシャツ+パーカ+フリース+ウルトラライトダウンとCW-Xと短パン。
→結局、半袖T+パーカーで登山。下山時フリース着用、ダウンは頂上のみ。
念の為:ネルシャツ・雨合羽
おにぎり2つ+アルフォート
お茶600ml(予備500ml)→200mlしか飲んでおらず帰宅後脱水症状。

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片手鍋でひとり旅

コメント

  1. SA より:

    樹氷の写真すばらしい、近所にこーいう山があっていいですね!
    関西じゃ金剛山が有名ですが、寒くて出撃する気にならない俺はまだ見たことないです
    しかも塔の君に会えましたか。人の良さそうな(弱そうな?)ハイカーを見極めてごはんをねだるという噂でハイカーに人気だそうで。あの標高でどうやって寒さ凌いでるのかナゾですね
    しょうこさんは余裕でロックオンされそうなんでヌコ嫌いでなければ、次からちょっとした猫用おやつを持って行ってみては

  2. すかい より:

    霧氷しりませんでした!
    めちゃくちゃ綺麗ですね!みてみたいです♪
    僕も登山準備が着々と進んでるので
    近々行ってきます(^ ^)
    一番の問題は体力か…笑

  3. しょうこ より:

    >SAさん
    ありがとうございます!
    前回に続いて素敵な景色を拝められて、本当に運が良かったです。
    塔の君というのですか!
    愛想は振り撒かれなかったので、何も持っていない事を見極められたいたのかもですね。笑
    あの山を自力で登って下りて、自由に行き来してるなんてスゴイ(*’∀’)=3
    >すかいさん
    色々と条件が揃ったからみたいで、もっとたくさんある時もあるそうですよー。
    頑張って下さい´ω`)ノ