5/9【34日目】(沈没1日目)志高湖キャンプ場・芽かぶうどん

2016:日本一周バイク旅

ボツボツとテントを叩く雨音で目が覚める。
時計の針は11時。
明るいので朝かと思ったら外灯のせいで、夜中の23時だった。
風は無いが、相当雨が降ってる様子…浸水してこないといいんだけど(´・ω・`)

心配になりつつ再び寝るも、その後何度か目が覚める。

本格始動は朝7時。
どしゃ降りに近い雨で、泥が跳ねてテント汚れてる…。
撤収が大変になりそうだ…。

ううーん、何はともあれ、ひとまず朝食。


↑玉ねぎとエリンギ、ウインナーが具材。チゲスープの素使用。


↑厚揚げと玉ねぎでホットサンド。

ラジオをつけると、濃霧注意報が出ていた。
雨は午後には少し弱まるものの、
明日はさらに活発な低気圧が九州全土を覆い、雷雨を伴うとまで言っている(´・ω・`)

どうもどっからか雨漏りしている様子で、時々上から水滴が落ちてくる。
さらに、足元になぜか水がたまっている。

えっ 浸水してます?Σ((=゚Д゚=))

これはやばい。
屋根の下に避難しないと、悲惨な事になりそう。


↑炊事場くらいしか屋根がない。

9時過ぎ、掃除に来ていたおっちゃんにそれとなく近寄り、
炊事場にテント移動しても大丈夫か聞く。
さすがにそれは…と濁されるも、
今日は管理棟に責任者が来てるから頼んでみたらいいと誘導される。

早速、連泊の申請しながらテントの移動を打診、
一人用の小さいテントで、他の利用者が来たらすぐ移動しますとお願いしたところ、
まぁ他の利用者がいない間だけ、と許可を頂く。

やったぁぁぁぁぁ!!!

雨が少し弱まるのを待って、移動開始!
一人用と言いつつ、荷物だけは多い。
昨日の集団が机の上にソースをこぼしてたので掃除もしながら、
荷物を移動し、炊事場にロープを張って乾かす。ロープ持っててよかった。

テントはインナーの足元が泥だらけになってて苦労する。
フライは撥水加工がしっかりされてるので、はたくだけでだいぶ飛ぶんだけど…。


↑水たまりばっかり。雨の日にこのキャンプ場は難しいね。


↑色々と洗って乾かす間、暇過ぎてコーヒー飲む。

椅子も泥だらけで洗ったから、座る場所も無いのよねぇ。


↑どうせ撤収の時に再度乾かさないとダメなので、水滴がとれたくらいで再度設営。

靴下やら洗ったついでに頭を洗う。うー寒い。
風邪引くパターンなので、厚着をして場内散策。

すると、白鳥と威嚇しあってる掃除のおっちゃんが。
何してるのかと話を聞くと、囲いの中に白鳥を戻したいんだけど、
戻すと扉を閉められるのわかってるから白鳥も抵抗してくるとの事。

卵が孵化するまで、食事の時以外は囲いの中にいれて外敵から守っているそうです。
羽でバシバシ叩かれてて、結構痛いらしい。
おっちゃんがキックすると、白鳥は逃げつつ羽を広げて叩いてくるし、
見てて結構面白い光景でした。笑。

まぁ放っておけばそのうち戻るからいいわとおっちゃん諦める。


↑オスが外で遊んでいる間はメスが卵温めてた。交代で温めてるらしい。

志高湖では10匹程、白鳥が住み着いているらしく、
飼ってるわけではないので羽根も切ってないらしい。
それぞれグループをつくって縄張り争いやらしてるので、
見てると面白いって。


↑これがその子供たちのグループ。普通にいる。


↑そうこう話していると、一気に霧が出てくる。

下からみたら完全に霧に覆われてるように見えるだろうから、
今日はもう誰も来ないだろうとの事。
炊事場借りきってる私としては、ありがたい限りです。
明日も来ないでほしいです。切実。


↑すごい霧。

今年のGWは例年の1/3くらいしかお客さんが来なかったそう。
やっぱり地震の影響だろうけど、お盆までには落ち着いて欲しいねって。
確かに別府も被災したけど、湯布院と違ってその後は大丈夫なんだけど、
九州全土が危ないと思われてるよねぇと。
情報がたくさん、早くに流れるのはいいことだけど、ちょっと困るねとおっちゃん。

さて、かなり霧が出てきたので、荷物と一緒にテントに引きこもる。
連泊となると電源関係がかなり厳しいんだよなぁ…。
タブレットの電源をいれて記録をつけても昼の12時半。

だらだらと昼寝して、15時頃にお腹が減って起きる。


↑霧は晴れて雨も弱まった。


↑バイクも屋根の下にちゃっかり移動済み。

皆様大変お待たせ致しました。
炊事場があるのでうどんを茹でます!


↑芽かぶうどん(2食分432)

淡路島で購入しておいたうどんがやっと食べられる。
緑色の乾麺で、茹で始めた瞬間に磯の香りが漂う。これも期待大だ。
うどん県で購入していたかけ醤油をかけて頂く。

うん、芽かぶの味!
磯の香りからの芽かぶの独特の味で、良いうどんでした。


↑ちなみにおかずとして玉ねぎと厚揚げを炒める。


↑旅の初期に購入してた。次は焼き鳥のたれが控えております。


↑いったん荷物を片付ける。


↑テント内は生活感たっぷりです。

雨が上がっている間に、
ふと思い立ってビニール袋を持って敷地内を徘徊。


↑小枝を収集。

薪売ってるらしいんだけど、
私の焚き火台はお遊びサイズなので、割り箸程度で十分なんですよね。

雨降ってから拾ってるので、湿ってて燃えるかわからないけど、
とりあえず明日も雨らしいし、屋根の下においておけば明日は遊べるかも。

荷物の整理をしてたら紙ゴミが出たので、一度燃やす事にする。


↑やっぱり水分が多いのですごいシューシュー音が出て中々燃え移らないが、
わりと私、薪の火付けは出来る方だと自負しているので無事着火。

太めの枝を燃やして安定させる。炭火は苦手なんだけどね…。


↑上に置いている枝は焼いてるわけではなく、乾燥させる為に置いてあります。


↑うーん、この配置だとバイクやテントに灰飛ぶかなぁ…今更だけど。

紅茶飲んでラジオ聞きながらぼんやりしようと思ったんだけど、
枝が細いので火のお世話に忙しく、ソーセージ焼こうかと思ったけどとても無理でした。笑。

辺りが暗くなり、炊事場は照明がしっかりついてて明るいんだけど、
蛾や虫が集まってたので、20時にはテントに撤収、すぐに就寝。

ちなみに、午後は雨は降ったり止んだり、それよりも霧がすごい出てて視界が真っ白になってた。
その間、散歩に来た人が3組、巡回に来た施設の方が1人で、
あとは本当に誰も来なかった。

 

【記録】
走行距離:移動なし
歩数:記録なし
【支出】計640円
ガソリン:給油なし
キャンプ場代:530
ライター:110

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片手鍋でひとり旅

コメント

  1. ぶち より:

    ホットサンドのメニューに挑戦してる感じがよいです。
    個人的には肉まんを直接ホットサンドメーカーで焼くのが好きです。
    カリカリで全く別の食品になります。