去勢手術とその後1

2023:犬0歳

1歳なってからでもいいかなーと思っていたんですが、
私が確実に在宅で休める日が確保できたので、済ませちゃう事にしました。

生後半年過ぎたくらいで獣医さんに相談した時は、
そんな焦らなくても…と難色を示されて止めたんですよね。
私は早ければ早い方がいいと思ってたんですが、
全身麻酔のリスクとか考えたら、身体が大きくなって成長が落ち着いたらの方が
安全だろうという事だったようです。
特にうちの子は5か月くらいでマーキング出ちゃってたので、
慌てて去勢した所でマーキングなくなる事はないだろうと。
メスはヒート(生理)があるから早めが良さそうですが、
オスの去勢に関してはまあ、そんな急がなくていいみたいですね。

狂犬病の注射をした時に相談したら、
体重増加も落ち着いて成長も止まったようだし、いいと思いますと日程決めてきました。

そういえば、一応エフと名乗っていたうちの子ですが、
名前教えてないニシパが勝手に小次郎と呼んで鹿角とか送ってくれているので、
今後はブログでも小次郎表記にしようかと思います。

手術前まで

特に普段通りで問題ないようで。

前の日の夕飯を21時までに済ませて、手術当日は絶食。
水は朝8時まででそれ以降は飲ませないで下さいとのことでした。

散歩は軽くならしていいという事だったので、
病院向かいがてら30分くらい散歩して排泄を済ませて行きました。

まだ病院怖いとは思っていないので、元気に自らドアくぐって病院へ入る小次郎。

診察台に乗せられると腰が引けて引けてビビりまくってたけど鳴かずに堪えてました。
身体検査して血液検査も行う。
首にエリザベスカラーを付けられて一度待合室に戻って待機してたら、
ホテル利用してたトイプーのお迎え家族に対して身を乗り出して遊びたがっていた。
エリザベスカラー全然平気か、それは良かった。


↑簡易的なカラー。手術終わる頃には専用の物を作りますとの事。

検査結果はすぐに出て、赤血球数と血小板数が高値でしたが、
まあ若い犬だからこんなもんでしょうと。手術は問題ないので行いますと。

その後お迎えの時間を決めて、飼い主は帰宅。
説明に1~2時間かかりますと言われていたけど40分くらいで済みました。

手術後1日目(当日)

午前診療が終わって、昼に手術が行われました。
問題があれば電話しますとの事でしたが電話はなく、
急遽入った仕事をこなして、夕方にお迎えに。

透明の綺麗なエリザベスカラーに付け替えられて、
看護師さんが診察台で抱えてくれてました。
獣医さんがその横で説明始めて、
傷跡の確認もお願いしますと抱き上げられて患部を見せられる。

おお、思った以上にがっちり縫われている。2㎝くらいだろうか。
人間みたいに内視鏡手術ってわけにはいかないだろうからね。
これオスでこの傷跡なら、メスはもっとがっつり開腹なんだろうなぁ。
オスで良かったなあと思いました。
しかしタマが萎んでふにゃふにゃになってる~。

犬はもうしっかり意識回復してたので、
獣医さんの説明中もずっとぷるぷるして悲しい声出してた。
撫でたり声かけてあげるけど、カラー邪魔だな。笑
シュナウザーとか鼻の長い犬種はカラーも大きくなっちゃうらしい。
指2本入れば苦しくないので、とか獣医さんが説明しながら動かしてたら
むしろ緩くて頭抜けそうだったので、急遽つけ直しになる。
獣医さんはガムテであっという間に固定してってすごい。

抜糸は10日後で、それまで基本カラーは外さないで下さいとのこと。
賢い子は家具で患部をこすったり、カラーの襟で抉るように掻いたりもするらしい。
患者服は服の上から噛んだりする事もあるので、あまり推奨はしていないとの事です。
いやマナーベルトで代用してもいいのかな、って思ってたんだけど、
蒸れるかもしれないし、まあカラーで様子見てみよう。

外でしか排泄できないなら散歩もしてもいいけれど、
基本的には散歩もなし、自宅で安静にしてて欲しいとの事でした。
おもちゃ遊びとかは本人がしたがったらやっても良し。
手術当日の夜21時過ぎたら麻酔が完全に取れるので、水や食事を与えてOK。
それまでは喉の機能がまだ完全に回復してないので危ないので水も駄目。

リュックに入れて自宅に帰宅。
カバンから顔出してキョロキョロしてたけど、特に普段と変わった感じではなかった。
しかし家について床に下ろしたら。

↑全く動かない。

カラーが嫌なのかな、尻尾も下がっててすごい嫌そう。

2歩進んでは止まり、2歩進んでは止まり。
時々座ったりもするから患部が当たって痛いとかは無いのかな。


↑両足揃えての窮屈なフセしかしない。

いつも犬の股の間に右腕を入れて持ち上げて抱っこするので、
患部触るのも嫌だし引っ張っられて傷が開くのもあかんと思って、
あまり抱っこはせず、頭撫でたり身体撫でたり声掛けたりしてました。

普段は自ら来ないのに、私のあぐらの中に収まって寝始めて、
21時過ぎたので食事見せたら食べそうだったので、
いつものご飯を出したらすごいがっつく。がっつき過ぎてむせてたので、
半分は多少ふやかして、チュールも追加してあげました。

カラーがぶつかる感じが嫌なのか、お皿から食べたり飲んだり嫌がるので、
カラー避けながら口元までお皿運んであげるという要介護状態。
獣医さんからは台の上にお皿置いてあげれば自分で飲みますよと言ってたけど、
台の上に置いておいても自ら水を飲みにいかないので、
何回か見計らって水を飲ませてあげました。
がぶがぶ飲んでたから喉乾いてたと思うんだよね。

その後は再びあぐらの中に収まって寝てました。
トイレは全然気配無し。

本人が一人で寝たいか私と寝たいかわからなかったので、
犬用ベッドから少し離した床に毛布敷いて私は寝た。
何回か移動してたけど、基本的に隣くっついて寝てきてました。

手術後2日目(翌日)

朝はずっと寝てました。
カラーが嫌なのか全然動かない。
たまにとぼとぼ数歩歩くくらいで、痛いのかなぁ、わからない。


↑足を横に投げ出すくらいにはなれた。

試しにカラー取ったら動けるようになってたけど
早速お股舐め始めたので慌てて再装着。
痛いというよりカラーが嫌で動かないみたいだ。

朝食もまあ食べて、お水も飲んだ。
この調子だと散歩した所で歩かなそうだな。
オモチャも全然興味なし。ずっと横になってました。


↑しかし3時間この場所でこの姿勢。

お腹見たらパンパン。おしっこ貯めてるなぁ~って感じ。
昨日の手術前にトイレした以降は一度もしていない。もう24時間以上経過している。
さすがにこれはそろそろトイレして欲しいなと、
トイレにつれていっても固まってるだけで気配なし。
まあもうお漏らししてもいいんだけどさ、
試しに首輪見せたら尻尾振って立ち上がったので、散歩は行きたいのかと。
獣医さんからは、どうしても排泄出来ないとかじゃなければ、
抜糸まで散歩は行かないでって言われてたけど…排泄の為に行くか。


↑というわけでカラー外して散歩行った。

足を高々とあげてすごい勢いでおしっこして、
ウンチも普通にして、ご機嫌でリード引っ張って歩きました。

カラーがとにかく嫌なんだな、とわかったので、
散歩後は試しにエリザベス外してマナーベルトにして過ごしてみる。


↑いつものマナーベルト。


↑早速おもちゃで遊ぶし部屋の中走り回る。


↑お腹をベタつけで痛くない…んだな??

でもふと思い出したようにお股舐めちゃう。
マナーベルトはおちん隠すだけで術痕は全く丸見えなんだけど、
何もしてない時よりは股舐めは減るようなので、在宅中はこれで様子見てみよう。
私が留守になる時はカラーつけてもらうか。

急ぎ柔らかいエリザベスカラー注文する。
さすがにまだ1週間以上あるし、慣れなさそうだなぁ…。

夕方も普通に40分くらいの散歩に行きました。

夜はカラーつけて、一応ベッドの上で一緒に寝てみたら、
1時間くらいで下りたがるから下ろし、
深夜2時くらいにキュンキュン鳴いてあがりたがるので、
その後は朝までベッドで一緒に寝てました。
カラーがガンガン私の顔に当たるんだが…笑

手術後3日目

カラー外してれば元気だわ。

散歩は普通に60分コースで行き、
他の犬には近付けさせないようにはしたけど挨拶に行きたがり、
足は高々上げておしっこし、ウンチも快便。
全く痛そうなそぶりはない。

今日から仕事があるので、仕事中の留守番はカラーつけてもらって、
見守りカメラで見てたら全く動かず。


↑ライブ映像をお客さんに見せたら「静止画?」って言われるくらい止まってた。

カラー嫌でトイレに逃げ込んだからトイレの上でつけたんだけど、
帰宅までの2時間、多少座ったりフセしたりはしてたがトイレの上から動かずでした。


↑帰宅後マナーベルトにしたらめっちゃリラックス。

やや股を舐めるのでその都度止めるが、退屈になると股舐めちゃうねぇ…。

再びカラーつけて留守番させたら、
帰宅した時には喜びのあまり動いてたので、
そのままカラーつけたまま部屋解放したら多少動けるようになっていた。


↑やや表情の強張りとけたか?

ちょっと慣れてきたのかなぁ。
と期待したものの、外して散歩行って戻ってきて再装着すると固まるねぇ。
でも絶対舐めないから安心なんだよな。
傷が治りかけなのか、初日より股舐める頻度あがってきたし。

明日やわらかいエリザベスカラー届くので、
今日はとりあえずカラーつけたまま就寝。

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