上陸【～０日目】準備と移動

山チャリ24さんが、今年も九州へ行くという。

旅中にお世話になった方にお礼と挨拶ついでに、
地震で行けなかった阿蘇山と九重山をリベンジするらしい。
正直なところどっちがメインなのか…(´･ω･`)

「いいねぇ。阿蘇は私も行けなかったし、開聞岳も登ってみたいなぁ。九州はまた行かねば」
「なんやったら一緒に来る？」
「えっ、まさかまた自転車とバイクで…？」
「あほう、車や」
「そうだよね、あーびっくりした(；´Д｀)」
「霧島神宮には行きたい思っとったし、開聞岳ガスってたから晴れてる時にもう一度登りたいねん」
「マジかい、そんなん、行くに決まっとるんじゃー(*’∀’)=3」

という、また例によって大変軽いノリで決めました＼(^o^)／
雌阿寒岳ヒッチハイクと同じノリ＼(^o^)／
そんなわけで、今回は24さんとの車旅でございます(*´ｪ`*)

去年の旅の経験上、細かく決めてもどうせ予定通りにいかない事はわかっているので、
大きな部分だけ決めて、あとは現地で考えましょうというざっくり計画。

現地の交通手段はレンタカーなども検討した末、
フェリーの周遊プランがなかなかお手頃だったので24さんの車持ちこみで行く事に。
このプランだと行きは大阪出発で鹿児島到着、帰りは大分から神戸へ渡れます。
関西住みの24さんは港まで自走でOKですが、私は単身夜行バスで神奈川⇔関西を移動。
往復共に、夜行バスで一泊、フェリーで一泊。移動だけで2泊3日です(・∀・)
無駄って言わない！だって私飛行機が嫌いだからね！(´;ω;`)ﾌﾞﾜｯ

移動手段を決めたら詳しい日程については仕事の調整がある24さんにお任せ。
日程決めたらフェリーとバスの予約だけする。
九州15日+移動2日の合計17日間の休みを、入ったばかりの職場で申請する勇気＼(^o^)／

無事に休みが取れた事を確認、しわ寄せの連勤に忙殺されつつ、あっという間に出発の日！

上陸2日前、仕事あがりの私はそのままザックひとつで夜行バスに乗って関西へ、
翌日朝に24さんの車に拾ってもらい、この日に初めて九州のざっくりしたルートと計画を話しあう。笑
なんせ顔を合わせるの久しぶり(・∀・)打ち合わせ何もしてないヨー
そして夕方には大阪港からフェリーへ乗船、翌日朝に鹿児島の志布志へ上陸という流れ。

「まあ、あんまり決めても面白くないし、当日考えたらええんやない？」
「そうだねぇ…どうせ天気次第だろうしね、一応だいたいの方向性だけ考えておこうか」

ちなみに、この時の二人の希望。
しょうこ：開聞岳と九重山登山、阿蘇観光、高千穂峡、去年逃した観光いくつか
24さん：阿蘇山と九重山登山、霧島神宮参拝、ラーメン食べ比べ、福岡の友人に会う

↑なんやかんやで大阪のフェリー乗り場へ到着。

↑雨がサーーッと降り続き、天気は良くない。

近くのショッピングセンターに時間潰しに向かう。2時間くらい前に着いてしまいまして。
24さんはあんまり目的も無くブラブラするの好きじゃないみたいで、
待合室で待ってるというので、私一人でブラブラ。
なぜか北海道物産展とかねふく明太子パークがあったので案外楽しめた。

24さんは観光地とかも興味無いし、道の駅でもあんまりお店の中とか見ないもんねー。
私はウインドウショッピングとか普通に楽しめるタイプ。
むしろ産直は買う物無くても見て回りたいくらい。
観光地興味無いんじゃ…私が行きたい場所、つまらないと思われないか心配だわ。

↑雨風も強くなり、かなり揺れそうだったので酔い止めを導入。

時間になり乗船。誘導員の指示に従い、狭いスペースにきっちり詰めて停める。
さすが日頃から運転している24さんは危なげなく車庫入れ完了。
必要な物をザックに詰めたら、駐車場からロビーまで4階分を駆け上がる。笑
とりあえず雑魚寝部屋の指定席を確認し、荷物を置いてお風呂へ。

シャワーだけじゃなくて、しっかり湯船があった！外も見える窓付きだよ。すごいね(・∀・)
細くて狭い更衣室と、同じく細長い風呂でさっぱりしたら、そろそろ出港の時間。
荷物の積みこみに時間がかかって、予定より20分遅れだったかな？

↑デッキに出たかったんだけど、風が強くてデッキ立ち入り禁止。

レストランはバイキング形式で高値だったので、売店でカップ麺購入(；´Д｀)
青森行く時に24さんが乗ったフェリーよりも小規模みたいで、
展望部屋的な所もなく、ちょっとした休憩室の窓側はすでに満席。
仕方ないので部屋の中央の机で広々夕ご飯としましょう。
どうせ外暗いから見えないしね(　´,_ゝ`)

↑カップ麺と焼きおにぎり。

「出発の乾杯したいけど…」
「いいねぇ、飲んじゃう？」
「酔い止めを飲んだのに、酔うような行動は矛盾するのでは？」
「あー…今夜は揺れそうだし、やめておきましょう。大人しく寝る！」
「うむ」

酔う前に寝ようと、お腹が落ち着いたらさっさと就寝。