歩いて17日目【大津宿→京都 三条大橋】残0km 最終日

2018:東海道五十三次 通し歩き

朝は6時起床。
モーニング頼もうと思ったら油交換中…
20分待っても交換しているので、交換終わったら注文したい旨伝えたらすぐ出してくれた。


↑言ってみるものですなぁ。

入退店のシステムにもなんかトラブルがあったらしく、
いつもよりスタッフさんと会話する機会が多かったです。


↑のんびり7時半出発。良い天気!すでに日が昇って暑そうだ。
いつもだったらすでに2時間くらい歩いている時間だ。

今日は残り12km程度、余裕の距離だし、ちょっと寄り道しちゃおうか。
昨日ほとんど見れなかった琵琶湖を改めて見たい。


↑7時45分、滋賀県警本部
結構ごついバイクに乗った人達が出勤している。
ただ皆ちゃんとスーツというか、ワイシャツにスラックス姿でバイク乗ってるのも可愛いな。


↑改めて琵琶湖

満喫したら戻ります。


↑旧道は相変わらずこんな感じ。出勤のサラリーマンが足早に歩いていく。


↑8時、滋賀県庁
他の日本一周者はよく県庁に寄ってるけど、私は全く興味がなくて寄った事がなかった。
入っちゃいけなそうなので遠目から。
滋賀県庁って書かれたアレとかソレと写真撮りたかったな。

大津宿は綺麗に整備された上で昔の建物も残っている感じでしたな。


↑8時10分、札の辻に大津市道路元標 西近江路との分岐点でもある

のんびりしてたら結構時間経ってた。
今日は人と待ち合わせしているので、ちょっと急がなくちゃかも。
それに昨日地図見てて思ったんだけど、大津から京都に出る時って絶対に山越えだよね…


↑青看板に初めて「京都」が!!!


↑反対車線を見ると、神社の参道をぶった切るように線路があった。すごいね。


↑8時半、あーほらやっぱり、山っぽい。この先登坂車線って標識出てるし。

コンビニ見つからなくて食料の補充が出来ていない。
今持っているのは水道水300mlにレモンピールが4欠片だけだ。

しかし道を戻るのも面倒くさい。ええいままよ、進むだけだ。
若干の不安はあるものの、3時間歩けば確実に京都だ。
京都なら絶対にお店がある。


↑国道1号もクライマックスだな!


↑8時40分、逢坂常夜灯と逢坂山関跡

今日もトイレが怪しい。
旧道へ逸れる前に公衆トイレを発見し、選り好みせずに行っておく。

私にとってやはりトイレは大事なんですよ…
どうしても使いたくないトイレがあるとパスしてしまうので、
トイレがあるのに「トイレが無い」って言うタイプ。ごめんね。
だって個室で虫がぶんぶん飛んでる中でケツさらしたくないだろ?そうだろ?( ゚∀゚)

まぁ今日はそこまでトイレ難民にはならずにすみましたが…

再び交通量の多い国道沿いへ戻ってくる。すごい車飛ばしてるなぁ!
明神高速道路を過ぎると旧道は国道から逸れ、少し高台の追分へとのぼっていく。


↑9時10分、追分道標 東海道と伏見(奈良)街道の分かれ道「みきハ京ミち ひだりハふしミみち」


↑すぐそばの閑栖寺前に、東海道碑と車石

この先、旧道は国道1号を跨がなければならず、大きな歩道橋を渡ります。


↑9時20分、国道の車線数やばい


↑国道沿いに標識あるけど、めったくそ遠くてピース入らなかった(;´Д`)

歩道橋を渡ると、山科の駅前に入っていきます。
意外と普通に町でした。
今日もばっちり集中して黙々と歩いているな。


↑9時半、いい感じで小腹の空いた時にコンビニ発見したので朝ご飯。


↑すごいお店 窓ガラスにメニューが書いてある


↑10時、山科駅前には旧東海道の解説板。後ろの木は関係ない。


↑駅前には標識多め。


↑史跡 五条別れ道標 三条通りと五条大橋の追分
「左ハ五条橋 ひがしにし六条大佛 今ぐ満きよみず道」「右ハ三条通」

JRを越えたあたりで公園に迷い込み道がわからなくなるが、
コンパスと自分の距離感(つまり勘)を頼りに進む。


↑無事戻ってこれたようだ。

御陵駅を過ぎた所から、旧道は一気に細い道になる。


↑坂っすね(´・ω・`)

足のマメは無視できるレベル、膝は爆発しないでくれと願うのみ。

ごりごりのぼって


↑これはまたいい道ですね。

歩行者が避けないと自動車は通れないギリギリの細い道。
ボロボロのアパートや民家、明らかな空き家がひっそりと建っている。

のどかで気持ち良い道路を歩き、再び大きな車道へ。県道143号ですか。


↑10時40分、標識に三条大橋が!!

とうとう…とうとうゴールが見えてきた。
ここにきてもまだ、実感としてはわかないのだけれども、
それでも、最初にゴールに設定した三条大橋が目の前にあるのだというのはわかる。
そしてここはもはや東京日本橋じゃない、京都なのだ!!

大きなザックをしょった妙齢の女性が反対側から歩いてくる。
まさか同類か?と控えめに声をかけてみたら、比叡山へ登山しに行く人だった。
ちょっとゴール近くて浮かれてたわ。笑


↑11時、平安神宮の大鳥居を横目に、はやる気持ちを抑えて淡々と進む。


↑高山彦九郎銅像が見えたら、もう目の前です。

ついに、三条大橋に到着した


↑11時15分、渡りきった

三条大橋は特に観光地でもなんでもなく、普通に行き交う人々でごった返す。
私が感極まるスペースも無く…ワタワタと写真を撮る。


↑東海道中膝栗毛 弥次喜多像

うん、達成感あふれる写真ってどうやったら撮れるのかな!?

あまりに撮れ高がなくて若干イライラする私。
ここはさぁ!ゴールしたぜぇ!バァァァァンッ!!
みたいなさぁ!圧倒的な絵を求めたわけですよ!
誰が見ても三条大橋!的な圧倒的な絵を!


↑せいぜいこれ

もたもたしていたら約束の時間に近付いていた。
これから京都駅でおみやげを買い、待ち合わせ場所へ移動しなければならない。

ゴールしたからもうええやろと余裕でバスに乗って京都駅へ。
外人多すぎない…?京都はいつから外人の街になったんだろう。
ていうか中心部すごいごちゃごちゃしてるなぁ…。
そんな事を思いながら、京都駅地下でおみやげを買う。
いつも買ってる定番をサクサク買った所で学生集団が来たので撤収。
国道へ出て待っていると、関西住みの友人が車で迎えに来てくれた。

東海道完歩!なんて感慨に浸る暇なし!
待ち合わせ時間通りに来た車に乗って、鞍馬寺へ向かう。
あー涼しい…座ってても目的地着くなんて…車ってなんて便利…なんで私歩いてたんだろう( ゚∀゚)


↑14時くらいから鞍馬寺散策。

鞍馬寺ではロシア人っぽい背が高くて頭の小さいすてきなワンピースの女性がいて、
ええなぁ美人だねぇと二人して眼福。

ホテル取るくらいならうち来なよというありがたい言葉に甘え、友人宅に泊めてもらいました。
しかも帰りに温泉にも寄ってくれて、露天最高!生き返るぅ(*´Д`*)

天気が崩れる予報だったので、ヒッチハイクは諦めて素直に夜行バスで帰宅。
夜行バス、閑散期なのかめちゃくちゃ値段安くなってて、
普段3,000円くらいなのに1,500円で帰れてしまいました。

私の17日間…

以上、東海道五十三次通し歩きでした(*´ェ`*)
数字類などのまとめは別記事にします。

 

【記録】
大津宿(駅前)→京都三条大橋+α:14km
歩数:26,469歩(正確ではない)
歩行時間:7時半~11時15分の約4時間(休憩含む)

【支出】計357円
朝 マフィンとおにぎりとR-1:357

【別計上】
お土産:3,592
夜行バス:1,500


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