Mさんから営業さんに引き渡され、
タカラスタンダードのショールームへ連れて行かれる。
建築事務所の標準であるオフェリアを採用しましたが、
機能の確認とパネルの色を決めて来いと建築士Mさんに言われています。
色々とオプション機能を上手に薦めてくると思いますが、
本当に必要な機能だけにしてくださいね(お金かかるから)と釘を刺された。
だったら一緒に来てくれればいいのに…と思うけど忙しいみたいだからしょうがない。
同行してくれたのはメイン営業さんではなく、
アシスタント的な感じで動いていた若い営業さんでした。
あんまり喋った事ないから、私を止められる人ではないと思っている。
ショールームは初めてです
ちょっと早くついてしまいまして、
担当者がまだ接客中なのでお待ち下さいと言われる。
ショールームは自由に撮影できない感じだったので、
カメラ持って行ったのに一枚も写真撮ってなかったです。
言えば撮れたと思うので、撮ればよかったんだけど。まあいいや。
営業さんはちょっと電話してきていいですか、とどっか行ってしまう。
待ってる間、カタログくらいもらってればよかったんですが、
特に何もすることが無く営業さんもいなくて一人待機だったので、
とりあえず持参のメジャー片手にいろいろな洗面所を見て回る(キッチンを決めに来てます)
実は洗面所の高さを迷ってて、自宅は80㎝だけど
キッチンを90㎝にするし洗面所も高くしちゃおうかなぁと。
高い方が、顔洗う時に腰曲げなくていいから楽は楽だよね。
さすがショールームはいろいろな高さで洗面台が設置されている。
「お待たせしました、しょうこ様。ショールームは初めて…ですか?」
「あ、はいはい、全くの初めてです」
「そうですか、とても慣れてる様子だったもので(*´ェ`*)」
「今日はキッチンと、洗面台のご説明という事でお間違いないですか?」
「洗面台…?はて」
「こちらのエリーナのご案内は必要ない…ですか?」
「ああ、洗面台の候補に入ってたやつですね」
↑エリーナ。
カウンター付き洗面台で見積もり取って下さいとお願いした中に入ってましたわ。
「ちょっと洗面台は二転三転して、今まだ保留中なので、とりあえずいいです」
「そうですか。ではキッチンのご案内をさせて頂きますね」
ホーローのすごさを説明
サンプルのパネルに油性マジックで絵をかいたり、
それを火であぶって黒いすすがつくくらいまでやって、
でも水をかけてこすったらあら綺麗(^ω^)
そんな感じの実演をしてくれてました。
しかし私この時なんか別の事考えてたかも。
ちょっとあんまり印象に残ってないわ。
まるで流れ作業のように決められていく仕様
「では、順番にご説明しますね」
からの、慣れた様子で仕様の説明が始まる。
建築会社の標準仕様を説明がメインで、
Mさんに脅されたようなオプションの営業はほとんどなかった。
わりと淡々と、今はこういう設定になってますが、宜しいですか?みたいな感じ。
プラン構成:セミフラット対面
セミフラット対面で259×80のもの。
↑これですね
「コンロ前の壁とシンク前の出っ張りは横並びに揃いますか?」
「壁厚さを15㎝(うろ覚え)にすれば揃います」
「その時、このシンク裏側の天板の出っ張りは何㎝くらいですか」
ちょっと文章にするとわかりにくいかもしれませんが、
カウンタータイプみたいに椅子を置いて食事が取れたらいいなと思っているので、
天板下に足が入るか確認したかったんですね。
「仕様書見ますね…6.2㎝です」
「うわ…10㎝無いのか…」
建築士Mさんに確認した時は10㎝って言ってたけど、やっぱり違った。
Mさんちょっと曖昧な返答だったから、
ショールームで確認しようと思ってたんだよね。
基本的に私は人を信用していないという事だ(´・ω・`)
「天板を90㎝にしたら、16.2㎝になります?」
「いいえ。天板を出せば下のパネルも一緒に前に張り出しますので、6.2㎝です」
「ううぬ、そしたらワイドにしない限りカウンターにはならないか…」
とりあえず壁から出っ張らせたくないので80㎝のままでいく。
自宅戻ってこの記事書きながら迷ってますけどね!
「ちなみにシンク横も前面みたいに張り出します?」
「いいえ、左右はほぼ揃います」
「シンク横の作業スペースはどのくらい?」
「標準で15㎝(うろ覚え)です。オプションで変更も可能ですが」
「いえ、中央の作業台を広く取りたいのでそのままで大丈夫です」
キッチン高さ:90㎝
「しょうこ様の身長だと85㎝で、このモデルがぴったりだと思います」
「いや、90㎝がいいです。自宅が85㎝で低いんですよ」
鍋物はいいんですが、包丁使ってると首が痛いんですよね。
ぞろぞろ移動して90㎝のキッチンの前に立ってみると…
「あれ…結構高いんですね」
「そうなんですよ、5㎝でも体感は結構あるんです」
背後で営業さんとショールームの担当さんが見守る中、
おもちゃの包丁とまな板でおままごとを続ける私…。
「ちょっと…ごめんなさい…恥ずかしいです」
「そんな事ないですよ!ショールームでは当たり前の光景です」
励まされて、他のキッチンから鍋を持ってきてコンロの上に置いてみる。
IHだと高さは出ないけど、ガス予定なので五徳分さらに高くなる。
「高さいかがですか?」
「うーん、包丁使う分にはすごくいいんですが、鍋はちょっとわかんないですねぇ」
「結構高さが出ますよね」
「でも自宅で85㎝は低いって感じているので、90㎝にします」
これは追加費用かからないと思ってたんですが、
あとでカタログ見たらオプションって注意書きしてあったわ。
金額は後日出してくれるそうですが、たぶんこれは決定。
水回り:浄水器内蔵ハンドシャワー水栓外側付、Zシンク
標準の水栓です。
浄水器が内蔵されてて、シャワーも切り替え可能、
ヘッド部分が伸びるホースも内蔵。
「浄水機能に希望はありますか?」
「ないです」
「あ、そうですか」
「うちも浄水器使ってますが、あんまりカセット交換してないので、機能してるかわかんないですし」
「いっそ無い方がいいですか?」
「いや、気持ち的に浄水器使ってるのでつけて下さい」
「水栓の位置ですが、左右でどちらが良いか希望はありますか?」
「えっと、食器とか洗った物は左のスペースに置くので、水栓は右側ですかね?」
「そうですね、それが良いと思います」
右側なんですが、外付けという表現になるそうだ。
「シンクはステンレスで良いですか?」
「はい、別にいいですよ(ステンレスシンクしか使った事が無い)」
で、標準のZシンクです。
レンジフード:VUA
レンジフードにもホーローが使われていて、
私は昔ながらのシートを付けるレンジフードしか知らないので、
ちょっと正直よくわからなかったわ。
キッチンの高さをあげたので、
レンジフードの高さもあげなくちゃいけないが、
天井高が2350予定であまり高くない。
「こちらで最適な物を付けておきますね」
という事なのでお任せする。
高さの確認(頭がぶつからないか、圧迫感が無いか)だけした。
加熱器と連動はしないらしい。
ガス加熱調理機:ハイパーガラストッププレート
標準は片面グリル。
「両面だとひっくり返さなくていいのです」
「今まで片面しか使った事無い…」
「では片面で良いですか」
「いや、でも魚好きでわりと焼くから…でもオプションでしょう?」
と、ここでずっと黙っていた営業さんが鶴の一声。
「気になる機能はつけてもらって、後で減らせばいいですよ」
「Iさん優しい…!じゃあ両面で!(*’∀’)=3」
たぶんメイン営業Oさんとか建築士Mさんだったら言わないだろうな。
私が希望言い出すとあれがいいこれがいい、
やっぱりやめたとかで振り回されるばかりだって知ってるから…
あとはなんだか本当によくわかんない機能がついてた。
とりあえず私が今まで使った事の無い高機能なガスコンロだという事だ。
食洗器:浅型フレームあり
いらないと思ってたけど、
五徳とか家電のパーツとか洗うのに使えるみたいなので、
まぁ標準でついてるというならつけてもらおうじゃないか。
「浅型で良いですか?28㎝(うろ覚え)までしか入りませんが」
「一人暮らしなんでねぇ…むしろ食洗器無しのマイナス差額も出して下さい」
ここでまたIさんがアシスト。
「食器洗うだけじゃなくて、乾燥させるための場所としても使えますよ」
つまりキッチン上に出しっぱなしにしないで、
洗った食器を自然乾燥させる場所としても使えるから、
まぁついてたらついてたで使えますよとの事。
うーん、この人は私の最近の打ち合わせを見てないからなぁ。
「まあ減額調整する時には真っ先に削られる部分だと思うので」
カップボード
「キッチン高が90㎝なので、カップボードも85㎝より104㎝がバランス良いと思います」
「私もそう思います。あ、でも結構高いですね」
やっぱり目の前にすると結構高い気がするが、
オーブンレンジとか置くにはちょうどいいか。
「引き出しとかはどうしますか?」
「家電収納と4段引き出しで」
「家電収納の下はどうしましょう?」
ゴミ箱を置けるワゴンタイプか、深型の引き出しか、開口スペースか、開き戸。
「ゴミ箱こんなに置かないし、引き出しにするには深すぎる」
そんなに置く家電も無いから間口60㎝×3つはどうかと思ったが、
引き出しのレール分ロススペースが増えるからオススメしないらしい。
「うーん…うーん…決めかねる」
「では、先にパネルなどの色を決めましょうか」
という事でいったん保留になる。
外観
まずは扉カラー。
「床の色とかは決まってますか?」
「明るい色…あ、この感じです」
「何色でも合いそうですね」
「はい、建築士さんにも何色選んでもいいって言われました」
特にこだわりも無いが、
内装の希望を伝えた建築士さんが薦めてくれた色を見せてもらう。
扉カラー:抽象柄マットJK-800C
天板:人造大理石のソリッドライトグレー
ガスコンロ:クリアパールダークグレー
レンジフード:シルバー
キッチンパネル:ロッシュホワイト
キッチン引手:シルバーアルミレール(ブラックはオプションだった)
カップボード引手:KT03Pのブラック(一番長いタイプ)
台輪:ブラック
という感じでサクサク決まりました。
まぁすごく無難な感じにまとまったと思います。
引手、アルミレールの方が出っ張りなくて良いかなと思ったんですが、
黒が有料だと聞き、まあ金額聞いて無いけどそこにお金はかけられないので、
表から見えないキッチン側はシルバーでもいいから出っ張り無しにして、
見えるカップボードは黒の引手にしてみました。
カップボード:90㎝4段引き出し+90㎝家電収納と開き戸 吊戸棚は無し
「ではカップボードに戻りましょうか」
「う、そうでした…」
「置く家電が少ないなら4段引き出し×2で良いのではないでしょうか」
「うーん、じゃあそれで」
収納力はかなりあるので、吊戸棚は無しで見積もり出してもらう事にする。
私、吊戸棚の高さ苦手なんですよね。ホント使わない物しか入れなさそう。
吊戸棚は絶対つけておきなさいと母が言っていたので、
母が打ち合わせに来ていた時につける方向で話をまとめたが、
実はずっと外すタイミングを伺っていたのです。
一応、吊戸棚を追加した場合の予算も出してくれるってさ。
その後、今日選んだ仕様をカタログにチェックして下さるという事で、
作業の為に担当さんが外れた隙に営業さんが囁いてくる。
「しょうこさんって結構お皿とか集めちゃうタイプですか?」
「いいえ全然」
「キッチン本体の収納も結構あるんで、4段2つだと持て余しますよ」
「やっぱり?ちょっと私もそう思ってた」
「担当さんの手前言いにくかったんですけど」
「うーん、それなら片方はやっぱり家電収納かなぁ」
「家電収納に家電を収めて、カウンター上はすっきりさせた方がいいですよ」
「ですよねぇ。作業場所広くなるし」
「ああやって絵を飾ったりもできますし」
「いや絵を飾るくらいなら気に入ってるお菓子とか並べると思うけど(´・ω・`)」
「家電収納だとここが引き出しですか?」(さっき説明されてた時にいなかった)
「そうそう、でも深過ぎて取り出しにくそう」
「なるほど…そうですよね」
と、しばらく悩むが、使いやすそうなのは開き戸かな。
担当さんが戻ってくる。
「お待たせしました。カタログにチェック入れておきましたよ」
「すみません、やっぱり家電収納に開き戸にして下さい」
「わかりました。カタログ直してきますね」
「すみません…」
改めてカタログにチェックしてもらってお引き取りでございます。
雨が強かったので営業さんが自宅まで送ってくれました。
帰ってからカタログ読んでみましたが、選択したもので特に問題なさそう。
あとは内装決まったら色を改めて検討しなおそうかなというくらい。
さて追加費用はいくらくらいかかるのかな、と…。
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