朝は5時に起床。
夜中に結構人の声がしてたけど、なんだったんだろう。
↑朝から雨降ってるわ…
片付けを終えたら準備体操をして待つ。
7時に綿飴ニシパが車でやってきた!
「なんかまたボロボロだけど大丈夫か」
「いや昨日パンクしてな…」
↑チャリを放置するのはどうかという事で、一旦積みます。
全く同じ場所におろすので、許してね!!
目指すは苫小牧!助手席に乗せてもらって出発~!
↑8時、苫小牧卸売株式会社
↑マルトマ食堂
混んでるかなと思ったけど、ちょうど誰もいないタイミングだった。
私たちが食べてる間にどんどんお客さんが来て満席になっていた。
↑ホッキのバター焼き
食感はイカっぽい、ちょっともちっと弾力がある。
貝なのに肉厚で甘い。甘い。これは美味しいぞ!(*’∀’)=3
↑目当てはホッキカレー(1,000)
先にバター焼き食べちゃったから、わざわざカレーにする必要無いよねって感じ。
量はたっぷり入ってるけど、ホッキの甘さ、美味さがわかりにくい。
ホッキの旬は冬~春、軽く湯引きする事で甘みが強まるらしい。
当時のニシパは「旬の夏に生で食べるのが至高」って思い込んでたのですが、
なまものをあまり食べない私に気を使って、万人受けするバター焼きを選んだらしい。
ちなみにニシパはホッキ丼食べてて、次は絶対そっちにしようと思った。
ところで写真で見てたよりも少な目だったかな?
ニシパも「いつもより量が少ない感じだった」との事。
土砂降りの雨が降ったり霧雨になったり。
ニシパはナビの曲がれ指示を時々無視するから迷うんだと思う。
「アイヌのシールをやろう。色を選べ」
「ふむ(黒、青、緑の3種。緑がいいかな)」
「お前まさか緑を選ぼうとしていないか?オレが気に入ってる緑を」
「え、じゃあ黒で」
「あれ?本当に緑が良かった?仕方ない、それなら緑でも…」
「いや、ニシパが緑気に入ってるって言った瞬間、緑は全然欲しくなくなった」
「なんと」
↑「ゆっくり曲がる」という意味らしい。
アイヌの資料館とか結構行ってるみたいで、
昨日行ったピリカコタンの話にも興味津々だった。
アイヌのお祭り参加して、丸太舟で川下りしているくらいだからなぁ。
再び道の駅に戻ると10時頃。さっそく自転車をおろして整備。
昨日パンク修理してからギアの挙動がおかしいと思ってたら、
ホイールがまっすぐハマってなかった。
ニシパが来る直前に気付き、直す時間が無く苫小牧へ向かったので、
車に乗せた後もずっと気になっていたのだった。
昨日8km走っちゃったよ…大丈夫かしら。
さっくりそれをハメなおしたらギアの挙動も正常に。よかった。
ニシパが綺麗にしたい熱が沸いたらしくて、チェーンを拭いてオイルを塗ってくれた。
↑チェーン拭いてくれてる。
車体全体もウェットティッシュで拭いて、
まぁとれない汚れも結構あるけど、それもまた良しかな。
↑宗谷岬シールを貼ってみた。すばらしい!
この自転車は宗谷岬まで行ったんだで!!(・∀・)
適宜、産直のパトロール。
トウキビは入荷数がだいぶ減ったようで、朝採りの生はすでに完売。
明日は朝一で確保しなければな。
↑ゆでトウキビ(230)食べ終わる頃には売り切れていた。
美味しい。明日も食べよう(*’p’)
「プラム食べる?」
「美味しいなら食べる。先食べて」
「おう、毒味な」
モグモグ…
「失敗」
「じゃあ要らん」
「酸っぱい。仁木町産なのに。珍しいな果物の町が」
雨は相変わらず止まない。
そのまま外でダラダラ喋って、寒くなって中に避難。
綿飴ニシパは初めて日本一周をした時、
何かしてないともったいない気がして雨の日でも沈没をしなかったら、
途中でなにを見ても感動しなくなる程に疲弊しきってしまったらしい。
私がわりと喜んで沈没しているのを見て不思議だったようだけど、
適度に沈没を挟んでいるので自然にバランスがとれていると。
旅人のバランスがとれてるってさ。喜んでいいものか。笑
旅って毎日楽しいことばっかりじゃないもんね。
今日はどこを走ろう、どこに行こう、天気は大丈夫かな、
どこまで走ろう、どこに泊まろう、泊まれなかったらどうしよう、
そんな事を毎日考えなくちゃいけなくて、
特に「せっかく来たんだから楽しまなくちゃ!」って思ってるともう仕事だよね。
一定レベルの楽しさを味わわないと今日は失敗になる、みたいに、
自分で自分を追いつめちゃう。
沈没の日って本当になにも考えなくて良いから、
泊まる場所は昨日と同じだから段取り同じだし、
ご飯どうしようかなくらいを考えてぼけーっと過ごすだけ。
体を休めるのもそうだけど、どちらかというと精神的な休息日だと思う。
黒松内で会った弾丸ライダーDS君が、
宗谷岬着く前に疲労でドクターストップらしくて、
楽しみに来たはずなのにもったいないなぁと。
私はそういう意味では結構走った日の後には沈没してるし、
自転車まだ乗り始めたばっかりだけど、その辺りのバランス感覚は良いなと自分でも思う。
あんまり意識はしてないけどね。
何日走ったから沈没しなきゃとか決めてないし、快適だったら沈没するし。
日本一周の時もちょっと本調子じゃないなと思ったら休んでたし、
まず心身が健康じゃないとなにも楽しめない。
帯広では色々な観光地を提案してきたニシパだったけど、
私の沈没スタイルに合わせてか、
今回は特にどこに行こうともなしに、道の駅でダラダラ喋ってただけだった。
ニシパは今度福島に行くらしいので、快適な道の駅を教える。
「石鳥谷は屋根下あるけど、ニシパはちょっと…」
「オレはダメそうなやつ?」
「建物の入り口張れないやろ」
「あーそれ無理」
「平泉いいよ!道の駅新しいし静かで快適そう」
「前に行った時、道が入り組んでて迷ったイメージしか無い」
「ああ、確かに。道まっすぐじゃないからね…そう、弁慶!」
「は?」
「いや、ホテル弁慶の隣にお風呂あるから。お風呂大事やろ」
「そうだけど、弁慶言われてもわかるわけない」
「あとで調べる時にわかりやすいやろ~」
「そういう事」
14時頃にお腹がすいてパンをかじる。
雨が全然止まない。
大粒になったり霧雨になったり。ご飯食べに行きたいのになぁ。
結局雨は止まないので、ニシパの車でご飯を食べに出る事に。
「そうだ、お風呂セットも持って来い」
「すでに持ってる」
「準備良いな」
「もしかしたらお風呂に連れてってくれるのではと思ってな」
「なるほど、その通りだ」
↑17時15分、みよしの 北海道限定のチェーンらしい。
↑餃子定食(460?)
可もなく不可もなく。特に有名じゃない理由がわかる感じ。
ラッキーピエロみたいに、出会う旅人にオススメしろとニシパに言われたけど無理やね。
チャイニーズチキンバーガーだけを食べて、
ラッキーピエロを終わらせてしまう人が多過ぎるという話をする。
私はチャイチキそんな好きじゃないので、よく2回目行ったよなぁと思う。
その2回目でラッキーエッグバーガーに出会って、そのままハマったわけだが。
ちなみに同列に語られる事の多いハセガワストアだが、
G/L/A/Yが貧乏時代に食べていたというエピソードで有名になっただけで、
決して函館のソウルフードでは無いそうだ。なるほど。
↑18時、恵庭温泉ラフォーレ
休憩室でテレビ見ながら時間をつぶす。
ニシパは相当煮詰まってるんだなぁ。
首にじんましんが出るほど考えているようで、
私は無責任に「東川がいいよ!東川にしちゃおうYO!YOU!」って言ってただけだった。
全く別業種なので、私の仕事の話が面白かったみたいだ。
ただどちらも対人の職種であり、最終的にはサービス業だからね、
技術的な部分は大前提だけど、
いかに相手に好ましく思ってもらうかとか、信頼関係の築き方とかの話は一緒だった。
20時半まで時間つぶして道の駅に戻る。
綿飴ニシパ、どこに行くわけでも無く一日つきあってくれてありがとうございました!
ニシパって自分で言い出してたのに、
「ニシパはおじさんていう意味だから…」とか言い始めてたけど、断固ニシパと呼ぶことにした。
新しいテントが届いたら見せに来てくれるらしいから、
もしかしたらもう一回会うかもね。
車を見送りさっさと設営。21時半に就寝。
【支出】計2,680円
【走行】移動なし:0km
【歩行】2,535歩
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