朝は6時に起床。
↑丸見えほぼメッシュ。
昨日は真っ暗になってから若い女の子が2人トイレに来たんだけど、
ちょうどここトイレに向かう通路だったんだね。うっかりしていた。
気付いてないっぽかったからちょっと物音立ててみたりしたんだけど、
ほんと至近距離になるまで気付かなかったみたいで、めちゃくちゃ驚かせてしまった。
屋根は多いんだけど、意外と難しいな、かづの。
↑ツバメの巣が近くにあるので、朝からピャイピャイ飛び回っている。
今日はあんまり移動する気はないので、のんびり撤収作業を行う。
と言っても日が出てないから寝袋とか干せないし、
結局いつものように7時前にはいつでも移動できる状態に。
まぁゆっくり飯でも食べようと思っていたので、荷物を広げて朝ご飯。
↑7時、キャベツとオートミールとポタージュの素。
昨日買っていたアップルパイも食べる。時間が経ってパイが湿気てたけどリンゴは美味しい。
片付けをしているとおっちゃんがベンチに座って話しかけてくる。
聞けば八戸から来たらしく、この近くの岩盤浴目的だったんだって。
昨日の千葉のお母さんも加わって、3人で30分くらいだらだら喋る。
2人とも人の話しを聞かないで自分の主張ばっかりするので、適当に相づちを入れたり無視したり笑
おっちゃんはかなりなまっていたけど、お母さんはちゃんと聞き取れてて地味にすごいと思った。
でも2人とも自分の話をしたがるタイプだから会話は噛み合ってなかった。
おっちゃんの目的だった岩盤浴はガンに効くと湯治効果で、かなり末期の人も来ているらしい。
ハウスが3軒程あるが、お母さんは絶対行かないって言ってた。
入らなくても岩盤浴できるしって。無料で。
中でだいぶ人が死んでいるらしいし、末期の人とかもいるしで、
なんか…呼ばれるらしいよ。浮遊霊って言ってたけど。
お母さんは本当に今までストレスひどかったみたいだ。
1人旅に出てからよく眠れるし食欲も出て、あれしたいとかの意欲が出てきたって。
73歳には見えないんだけども、先が短いってのをしきりに言っていた。
やりたいと思った時にやらないと、年と共に意欲も衰えてしまうんだって。
体が思うように動くのはきっと80歳くらいまでだろうから、
今までできなかった事をやるんだと言っていた。
「あと何回北海道に行けるんだろう」とか考えちゃうんだろうな。
8時半頃に解散となり、2人は続々出発していく。
私も出発しようと準備をしていると、「日本一周ですか?」と若い男性から声をかけられた。
聞けば日本一周ライダーらしい。
私の自転車を見て、荷物量からして明らかに日本一周なのに
看板もないから不思議だなーと声をかけてくれたらしい。
かくいう本人も看板無かったが。看板出して主張するのは恥ずかしいらしい。
「学生さんですか?」
「いやいや、多分あなたより上です」
「え、私も結構上ですよ」
ていうやりとりをしたのに、私より4つ程年上だった。全然見えない。
滋賀県発の125ccライダーで、八幡平のキャンプ場に泊まってたらしい。
本当は日本海側を通って青森行こうと思ってたのに雨が続いて内陸に逃げてきたそうだ。
これからどうしようか全然考えてないって。
青森から行くか大間から行くかもまだ考え中。
知り合った日本一周ライダーやチャリダーはみんな北海道に行っちゃったそうだ。
↑125ccって華奢だなー!でもよく積んでるなぁ!
出発準備をしていたけど、ついついベンチに座ってまったり話し込んでしまいました。
9時に出発。なぜか日差しが強い。
これなら一雨降った方が気温下がっていいんだけどなぁ、今日は降らなそうだ。
突っ走ろうと思ったら思ったより足が動かない。
疲れがジワジワ来てるのかな。焦らずのんびり行きましょう。
走り始めて少しすると、さっきの滋賀ライダーが手を振って追い抜いて行った。
↑こんな感じの景色。気持ちいい。けどちょっと上りな気がする。
小坂町で一度コンビニ休憩。
↑10時、これから峠なので水分購入とおにぎり投入。
矢立峠を越えるものだと思っていたが、どうも道が違ったらしい。
282号は坂梨峠を越える。
これが…山でした(;´Д`)
いわゆる峠でしたね。
今までで一番きつかった。
一番軽いギアにしても全然漕げないの。息だけがあがっていく。
かなり頑張ったんだけど最後にバテて、初めて自転車を押して歩いた。
歩いて10分くらいで峠越えだったから、わりとギリギリまで粘った方だと思うよ。
まぁ粘ったところで無駄にエネルギーを消費していただけなのかもしれないけれど。
↑写真じゃ全然伝わらないのがもどかしい。
くっそーーー悔しい!ヾ(*`Д´*)ノ”
本当に悔しかった!
自転車を押して歩くなんて!
↑11時半、青森県突入!!
登りが急だったからくだりも急で、
カーブが結構きつめで、舗装もボコボコだから自転車転がって行くには怖い。
かなりブレーキをかけながら慎重に下りる。
途中で登り坂があるも、もう足がヘロヘロで全然力が入らなくなっている。
いやーこりゃきっついわ!(;´Д`)
道の駅・いかりがせきには12時過ぎには到着。
お風呂入る前にご飯かなぁ~と、一応ざっと施設を偵察していると、
温泉の駐車場に今朝見た野田ナンバーを発見。
車の中で女性が1人お昼ご飯の準備をしている。
「今着きました~」
「あら、お疲れさま~」
すでに一度お風呂に入って、お昼を食べようとしていたそうだ。
夕方にもう一度入ろうかなーって話していた。
「あなたはどこでテント張るの?」
「こっち(温泉)だと屋根ないんで、下の施設ですかねぇ」
「ご飯は?いつも買ってるの?」
「作ったり買ったりですかね。昼は買います、外で作れないんで」
お母さんは車の中だが、私は炎天下で立ち話だったので適度に切り上げ、隣のコンビニへ。
今日は頑張ったからスイーツ食べちゃおう!
↑12時20分、オレンジジュースとポークフランク、シュークリーム。
あと行動食で買っておいたドーナッツの残りを食べる。
今日は夜にお酒飲んじゃおうかなー(・∀・)
なんて思いつつ、お風呂へ。
↑道の駅併設の温泉(350) シャンプーリンスボディソープは置いてないけど安い。
東北は安いところが多くていいよねぇ。
ここの温泉は少しとろみがあってイイ感じ。
ずっと入ってると熱いから、また例のごとく足湯だけど。笑
窓ガラス越しの中庭にヘビを発見し、思わず近くの子供たちを呼び寄せて皆でヘビを観察。笑
今回、シャンプーリンスを持たずボディソープ一本で勝負に出ました。
洗った時はちょっとキシキシするなぁと思ったけど、乾かしたら別に気にならない。
おお!画期的!今後はボディソープさえあれば全身洗えますな。
↑14時ぐらいにお風呂を出て、外の休憩室で記録作業を行う。
15時半にまた野田ナンバーのお母さんが来て、30分喋ってお風呂に入り、
出てきてまた喋ってから、お腹すいたし夕飯作ると帰って行った。
体が冷えたので17時過ぎに再びお風呂に入り、少し横になるもなんか寝付けない。
お腹も空いたのでレストランでも行こうかなと外へ出る。
ん??なんか自転車おかしいんだが…
↑後輪パンクしとるやないかい\(^o^)/
停めた場所が悪かったか。
一度空気を入れてみるが、シューという音がしてるしパンクは間違い無さそうだ。
一応、自宅で動画見ながら前輪外した事はあるけど、後輪を外した事はない。
…でも、やるしかない。直さないと走れない。
時刻は18時45分。日が長いとはいえ、真っ暗になる前になんとかしなければ。
そうと決まれば、道具を取り出しチューブ交換開始!!
サイドバックがクッションになるしと、荷物積んだまま自転車を横倒しにする。
ブレーキを開放しタイヤを外す。レバーを入れ込んでゴムを外しチューブを取り出す。
ゴムの内側に異物が無いかを確認したら、5mmくらいの針金が刺さっていた。おまえか…!!
新しいチューブを入れて、なんとかタイヤにはめてチェーンを戻す。
↑必死に格闘40分程、19時半前に完了。真っ暗になる前でよかった!(ノД`)
温泉に入りに来た小さな男の子に「何してるのー?」と聞かれ、
男の子が家族と出て来て「直ったのー?」とまた声かけられてちょっとほっこりした。
チェーン触ったせいで手が真っ黒。温泉で手だけ洗わせてもらう。
しかしよかった…なんとか自力でパンク復旧できた(・∀・)
バイクの立ちゴケと一緒で、結局やるしかないの精神でなんとかするもんだね。
いやでも前輪とはいえ一回練習しておいてよかった。
もう二度とパンクしたくない(ノД`)・°
※パンク以来、ほぼ毎日空気圧チェックをし、未舗装路には停車しないようになりました。
レストランでご飯を食べようと思っていたけどもう閉店。設営してからコンビニ行こう。
↑道の駅の設備であるテントに、荷物用ゴムロープを引っかけて洗濯物を干す。
屋根もあるし風通しもいいから明日には乾くでしょう。
↑20時、頑張ったから飲もう!あとバタピー買ったけど、一袋で500Kcalあるって。やばい。
ベンチで1人始めようとすると、温泉で話しかけてきた名古屋のおっちゃんが来た。
北海道のおすすめやら名古屋の話やら聞いて、もう一度どこかで会いたいなと言ってくれた。
21時に解散しすぐに就寝。
私また酒飲んで声大きくなってたような気がする…やばいかもー(;´Д`)
【支出】計2,322円
食費:1,972
入浴:350
【走行】44.13km
Av:17.2
Mx:46.2
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