8/13【50日目】(連泊)洗濯・スイーツ・花火大会→ヤドカリの家

2018:夏の北海道チャリ遠征

朝は8時起床。


↑絨毯の部屋にテント。

綿飴さんはすでに起きてた。
六花亭行くなら付き合うというので、歩いて行くことに。


↑自転車はお留守番、9時に出発。

自転車は持ち上げて移動できるから鍵つけておいていいよと言われたんだけど、
バイクはハンドルロックは絶対しないでと。
今日は帯広花火大会で、一番混む日だから、駐輪場は詰め詰めで停めるらしく、
本人いなくてもバイク移動するみたいだ。そのためのハンドルロック禁止。

地図をみれない綿飴さんに任されたので、今日は私ナビで進みます。
ヤドカリのオーナーさんがくれた帯広周辺地図で、まずはコインランドリーに向かう。
アブが嫌で阿寒湖あたりからずっと長ズボン(登山用)はいてたけど、
自転車こぐには半ズボンとタイツの方が楽なんだよねぇ。
今日から半ズボンに戻すので、羊蹄山のために長ズボン洗っておこうと思って。

しかし目指していたコインランドリーが開店前で、特にオープンの時間も書いてない。
地図上に他に見あたらないので、
ホテルのコインランドリーを借りようと目に付いたホテルに飛び込む。

宿泊の方ですか?
いや、違います
コインランドリーは無いんですよ~
そうですか~、この近くでコインランドリーありませんかねぇ
確かCABINホテルさんだったら外部の方も使えたはずです
(地図を広げて)今ここですけど、どうやって行ったらいいです?

あそこでグイグイ聞き出せるのはさすがだなお前」と、
また綿飴さんに変な所で感心される。
宿泊者じゃないから断られるの当然で、でも絶対近くにあるの知ってるはずだと思ってたので、
いつでも地図を広げられるようにしてスタンバっていたんですな!
嫌な顔ひとつせずに丁寧に地図で教えてくれて、素晴らしいホテルでした。
ありがとうルートイン!安定のルートイン!


↑コインランドリー貸してくれたホテルCABIN。
洗剤は無いので購入か持ち込みか。でも安い!
洗濯200円、乾燥機30分で100円!トータル300円で洗濯乾燥終わった。

やっと手ぶらになった。
ちょっと時間かかっちゃったけど、メインのお店に向かいましょう。

ところで、途中にあった豚丼で有名な「ぱんちょう」
ここでお昼食べようかと話していたんだけど、
11時開店なのに9時半の時点ですでに行列。
そんなに並んでまで食べるほどじゃ無いしなぁ…そうだったお盆だったよ今日。
しかも帯広花火大会当日。そりゃどこも混むわ。


↑10時、六花亭本店。
いつ来ても混んでるからお盆効果はわからない。
駐車場で誘導整備をしていた六花亭エプロンのお兄さん、笑顔がさわやかで朝から良い気分。

綿飴さんが「大変だねー」みたいな声かけてて、後で言い訳し始める。
ああやって声をかけるのは、町の人には下品と思われるみたいで…
ああ、キャバクラじゃないんだから、みたいな?
そうそう
いや私もわりと声かけちゃうから全然大丈夫でしょ
あ、お前もそういうタイプか
綿飴さんはあの言動の割には気ぃ遣いというか、
自分でも言ってたけど、人付き合いちょっとひねくれてそうだな。
私にいきなり「さくらんぼ食う?」と声かけてきたくせに人見知りで、
ライハよく利用している割には3人以上いたらつらいとか。
まぁ私も人の事言えないのだろうけど。

ただだんだん年齢的に難しくなる感じはよくわかった。
私もそろそろおばさんの歳なのだが、
時々自分でも「おばちゃんもう座りたい」とか言うけど、
実際に素でおばさんて呼ばれたらショックだろうなと思う。笑
そうなると当然、同年代とかちょっと上とかに「おじさん」とは呼べなくなって。
だから綿飴さんとせなさんもお互い「にいさん」「おにーさん」呼びしてたし、
私のことも気を使っておねーさん呼びしてくれるのだろう。

綿飴さんはライハで一緒になった若い男の子に、
寝る前まで仲良くしてたら翌朝「おとうさん」呼びされて、
親しみを込めてなんだろうけど、って言いつつすごいショック受けてた。笑

六花亭内は混んでるけど、今日は外人少なくほとんど日本人な印象。
さくさくパイは大量に用意されているし、回転早いので並んではいない。

勝負しよう。今日の食べる物、ジャンケンで負けた方が払う
いいとも

ジャンケンぽい! 綿飴パー、私チョキ 私の勝ち!

あー間違えた!男は黙ってグーだった…!!
ごちそうさまです~(*´∀`*)


↑さくさくパイ(180)
相変わらず美味しい~~~(*´Д`*)
クリームが本当にクセ無くて美味しいんだよなぁ!
こってりじゃなくて、ふわっと溶けるクリーム、それにこの軽やかなパイ!
湿気る時間を与えない賞味期限だから、全てがさくさく!
クリームとパイが仲良くなる時間を与えてないのに、共存する不思議!

綿飴さんがアイスサンドも購入してて、2つ入りだからって半分くれた。
前食べた時はそこまで感動無かったんだけど、
今日のレーズン、ラムの漬け込み具合がばっちりだ!
口の中でラムの香りが漂い、私の大好物のバターサンドと同じ味!
これならリピートする!美味しい!!(*’∀’)=3

無料のコーヒーにミルクを多めに入れてのんびり休憩。
目の前の女子2人組がそれぞれケーキを3つずつくらい並べてて、
本店じゃないとこんなに種類無いんだよね~」なんてキャッキャして食べていた。
ケーキも美味しそうだよねぇ。
ケーキ食べるなら椅子が欲しいから2階の喫茶室かな。

さて続きますよ!


↑10分も歩かず、クランベリー

すごい混雑!
店の中の椅子とテーブルは隅に追いやられ、完全にお持ち帰りしか販売していない模様。
ここのスイートポテトが美味しいと綿飴さんが言うので並んで待つも、
今日は切り売りはしてないと…!!
2人で丸々1本か、ポテトタルトでお茶を濁すか…

ちなみにジャンケンは私が負け。
どっちでも良いよ。お前の金だ。オレはいつでも食べに来れる
く…次は絶対パー出す…!

スイートポテトは丸々一本の量り売りで、100gで200円くらい。
見てると一本2,000円前後…デカい出費だぞ。
タルトなら一つ200円くらいだもんなぁ、でもタルトじゃなぁ…

並んでいる間に散々迷う、ふりをしていたが心は決まっていた…!


↑スイートポテト 小さいの下さいと言ったら1,164円だった。よかった。笑

一度洗濯物を乾燥機に入れ直しにホテルに戻り、商店街のベンチで食べる事に。


↑半分にしてこの大きさ。どっしり!
味は予想通り、なめらかなさつまいもをそのまま食べているような!
舌触りもよくてパクパク食べられちゃう!
見た目に反してめちゃくちゃ食べやすい、たまらんなぁたまらん!
私さつまいも好きなのよね~~(●´ω`●)

綿飴さんは私が半分も食べられないと思ったらしい。
お前が食べたい分だけ切って。残りを食べる」とか言ってたけど、
普通にまっぷたつにして平然と食べ終わったら驚いていた。

ガリだから食べないかと思った
よく言われる。普通に食べるし、食い意地は汚い方だと思う。そしてガリでは無い
痩せギツネだな。痩せて毛並みボサボサ、エサには敏感ですぐ寄ってくる
ひどーーーーい!ヾ(*`Д´*)ノ

洗濯物を回収し、さてどうしようか。
綿飴さんは道外の人を接待するモードに入っているらしく、色々なプランを提案してくる。
帯広美術館をプッシュしてくるが、うーん、あんまり興味無いのだが。

ポテトのおかげで当分お腹空きそうに無い。
腹ごなしに少し歩くか…美術館方面に向かってみると、お祭りの屋台がいくつか出ている。
ちら見するも、お腹一杯だからねぇ。

結局美術館まで行かず、
途中の南公園にあまりに気持ちよさそうなベンチがあったのでゴロゴロする。
人の目を気にする綿飴さんはベンチに横になるのは渋っていたが、
私が平気で横になってたらいつの間にか横になってた。しかも寝てたらしい。

公園奥に噴水があって、小さい子供達が全身濡れる勢いで遊んでいる。
噴水も色々な水の出方をするので、面白そうだから近くのベンチに移動。

オレが一人でここに座ってたら変質者だ
小さい子が濡れて遊んでいるのを眺めているおっさんなんて、すぐ通報や
お前…(^ω^)

人生で一度でいいから噴水で頭を洗ってみたい
いいやん、行ってこい!見守ったる
普通の人は止めるんだけどな

綿飴さんが言うには、旅人というのはなんでも話しやすい人が多い。
というのも、何かしたいと言った時に「考え直した方がいい」と諫めるよりも、
「いいじゃん面白そうじゃん!」って受け止める人が多いから。
何を言っても怒られないし、すごいねって言ってくれる傾向があるって。
確かに。
特に歩き旅の人は確実に悟りを開いているよね。ネズさんとか絶対怒らないもん。
イライラはするらしいんだけど、そう見えないというか、常に穏やかでできた人だ。

なかなか飛び込んでいけない人目を気にする綿飴さんのかわりに、
私がちびっ子に混じって噴水で遊ぶ。
今日はサンダルだから足下濡れても構いません~(*´∀`*)

正直いま何時間経ったか把握してないけど、それもいいな
ほう?
常に次の予定を考えて計画してたけど、こういう何もしない時間があってもお前は楽しめるし、実際楽しいんだな
私の沈没スタイルや!
お前なら何日でも道の駅で沈没できるわ

結局、何時間くらい公園にいたんだろう。
ほぼ座って子供見て喋ってただけだ。
何もしてないけどお腹もこなれてきたので、町に戻る。
実はそろそろ髪を切りたいんだよね!!

私の帯広滞在を楽しませようと接待している綿飴さんに申し訳無いので、
さりげなく髪切らないか聞いたけど伸ばすんだって。
ただこの意味深な質問が結局バレて、面白いから一緒に切りに行くと言う。変な人!


↑14時半、インデアン 野菜カレー(453)
私が散々「次はパーを出す」と心理戦をふっかけてたので、ここではジャンケン無し。
それでも勝負がしたいインデアンカレーを頼んだ綿飴さんに、
どちらのカレーが先にサーブされるかで勝負。負けた。
この負けは私の導いた負けじゃないから単純に悔しい。なんか。

野菜カレーはジャガイモがごろっと入ってて、
インデアンよりも鋭い辛さ?野菜分甘いかと思ったら逆かも。
芋分のボリュームあるから満腹感高い。リピありだ。

美容院がなかなか見つからないが、ショッピングセンター内で発見。
新規男性は半額の告知がされてて綿飴さん喜んで入る。

綿飴さん的には美容院は女の行くところ!てな感じで、
美容院で男も髪が切れるとは思ってなかったらしい。
そして特に伸びてるわけでもないから、美容師さんもちょっと困ったんだろうな。
変化を出すにはツーブロックとかどうですか?
ツーブロックって何ですか?
そんな会話を横で聞きながら(席離すだろうと思ったら真横だった)
こちらはだいぶボサボサなので、しっかり切ってもらう。

帯広生まれ帯広育ちの美容師さん、
めっちゃくちゃ声小さくて大丈夫かな?と思ったけど、控えめで普通に良い人だった。
寒くて死ぬか、暑くて死ぬか、日本にはどっちかしかない。笑

先に終わった方が勝ち、ハンデでオレは+10分てのはどう?
ここも勝負したい綿飴さんが提案してくるが、
私は最後に鏡で背後を見せられて「どうですか?」ってなってから、
細かく注文するタイプなので無理。正直そろそろ面倒になってきたぞ。

でも私が切ってる間に綿飴さんが支払ってくれてた。
面白い体験したからそのお礼」だそうで。
じゃあ六花亭は任せろ!という事で、リターン六花亭!!

でも実はあのお兄さんがまだ誘導しているかどうかで勝負はしてて、
綿飴さんはさすがに午前と午後で交代しているはずと言う。
私も、さすがに一日外仕事は無いだろうとは思うけど、
店内に似たような若い男性スタッフいなかったし、
たぶん彼はその為だけに雇われたのだろうから、夜まで立ってると予測。

結果: ま だ い た (私の勝ち!)

昼間も洗濯の関係で何度かお店の前を往復してて、
あとでまた来るねー」とか喋ってたからお兄さんとも顔見知りに。笑

まだいたのーー!
あ、はい(はにかみ)
朝からいるよね?何時まで?
朝9時から18時までです
うわ、大変…

車が来るとすぐにさわやか笑顔で誘導してて、すごい、すごいよお兄さん…!
あとでコーヒー差し入れするね!
さくさくパイ再びかなと思ってたら、喫茶室がそこまで混んでないみたい。
せっかくだし…ホットケーキ食べちゃう…!?

どっちでもいいよ、オレはいつでも来れるから
ぐぬぬ…
どうせお前の金だし

確かに!さくさくは明日にして、今日はホットケーキ食べよう。
名前を書いて待つ。


↑16時40分、ホットケーキ(550) めっちゃいい香り!

どうやって食べよう
オレだったら、まずケーキの間にバターを挟む
採用
2枚の間にバターを挟むと、みるみる溶けて染み込んでいく。ヤバい。


↑六等分にしてシロップをかけて。もう一枚食べてる。
おいしい~~~(*´∀`*)
食レポはできないけど、デニーズとは違う事がわかる!
さくさくでふわふわ、卵の香りで美味しい、たまらん(*´∀`*)

綿飴さんは苺ソルベパフェ的な物を食べていた。
次もこれ頼む」というくらい美味しかった模様。

帰りにコーヒーを買って戻り、お兄さんに差し入れる。
ホント通るたびに声かけて邪魔しててごめんね!頑張ってね!

それでは、今日のノルマは達成した。帰ろう。
ライダーハウスに戻ると駐車場がバイクで溢れかえっている。

駐輪場で指揮をしていたオーナーさん。
しょうこさん、ごめん部屋移動してもらっていい?
あ、はい、もちろんです!すぐテント畳みますね!
移動先の部屋いま片付けてるけど、すぐ準備するから
朝の時点では部屋にテント張りっぱなしでいいよと言われていたのだが、
男性宿泊者が多すぎて、私の泊まっていた部屋も男子部屋にするという事らしい。
案内されたのはゲストハウスのような簡易ベッド2つの部分。
今夜はオーナーさんのお孫さん?女の子2人も泊まりに来ているようで、
布で仕切られた奥の畳は家族用になっているみたいだ。

テントの部屋にはもう一つ寝袋が広げられていた。女性ライダーがいたらしい。
となると今日はこの二人で簡易ベッドか。
電源が無いのでどこかで充電させてもらえないか尋ねると、
延長ケーブルで引っ張ってくれた…すみません仕事早過ぎる助かる。


↑19時、暗くなってきたけど、まだまだバイクは到着する。
花火大会を見に行ってるメンバーがいるから、まだまだ増えるらしい。

昨日の札幌マグナ乗りは出発しちゃったみたいだね。


↑まぁ飲みましょうか。

前回ヤドカリを利用した時に会った横浜ライダーに再び出会う。
会いましたよね?オレの事覚えてます?
覚えてる、あの時メガネかけてたでしょ
かけてました
でも正直なにを話したかはよく覚えてない
オレもです
アイヌの村?だかで1週間程こもってたらしく、
そこは電気が無いから夜は火を使ってて、焚き火臭くないか気にしていた。
アイヌのおばあさんに「レタル」と名前を付けてもらたんだって!
レタスと呼んで下さい」「メタルと呼んで下さい」って。笑


↑19時半、花火開始。
ライダーハウスからは街路樹が邪魔で見えないけど、
少しずれればギリギリ見える。

駐車場だろうと私は気にしない人なので座り込みだ。
ローソンのおばちゃんとも昨日から会う度話していたので、
お酒を買いに行ったら「コープの2階駐車場から見える」と教えてもらう。

行ってみたら確かに見える、けど、やっぱり建造物が邪魔だねぇ。
20時半過ぎくらい、満足したのでライダーハウスに戻る。


↑まっちゃんダイニングで天ぷら揚げてくれた!

年輩の男性まっちゃん、旅人らしいんだけど、料理が好きで朝から料理作ってるらしい。
今朝はカツサンドにコーヒーだって!

去年20日間沈没していたという群馬の女性ゼファーライダーも一緒だった。
レタルの名前に食いつくのでピンときて
ゴールデンカムイ!」って言ったら大ファンの方だった。笑
「レタ」=「白」って意味らしい。レタラね!

職業の話になって、オーナーさんに次は道具持ってきてと言われる。
次は来年?」ってすごい聞かれた。いやそんな毎年来れないっす。笑
とどめに「住んじゃえば?」って。
北海道の人はすぐに「移住しちゃえば?」って言うよね…(´・ω・`)

今回もまぁよく飲んだわ。だけどそこそこで解散したのかな?
綿飴さんが気を利かせて引き上げてくれた気がする。

何時に寝たのか覚えてないけど、
ちょうど女性ライダーも寝る準備してたので消灯。

 

【支出】計5,116円
食費:4,316
宿泊:800

【走行】移動なし0km

【歩数】22,440歩

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