なんだかアヒルみたいな鳴き声の鳥が何度かテント前を横切ったようですが…。
起きると敷地内に白い羽が。ううむ( ´,_ゝ`)
6時起床、さくっと撤収します。
↑朝ご飯はオートミール茶漬けと味噌汁で簡単に。
↑コールラビ、少し食べてみた。
キャベツの芯のような甘さは無くて、ブロッコリーの芯って感じの青臭さ。
7時飯に出発、渋滞にもまれながらも、8時半にグラバー邸到着。
駐車場は市営のところがバイク停められるのでそちらで。有料(200)ですが仕方ない。
駐車場のおっちゃん達が話しやすい方で、
「ここって何を観光したらいいですか?」というざっくりな質問でわかるとおり、
観光情報を全く下調べしてない私に、地図を示して親切に回るポイント教えてくれた。
今日はその通りに歩いてきましたわ。
グラバー坂を通って早速グラバー園へ向かう。
時間が早すぎるのか、土産ショップはほとんど営業前。
↑園内のショップは準備中でしたが、園内は散策可能。
↑まずはエレベーターで一番高い場所へ。
神戸の風見鶏の館みたいな感じを想像してたんだけど、わりとフツーの洋館でした。
たぶん詳しい方がみたら全然普通じゃないのかもしれないけれど、
私にはちょっとよくわからんなぁ。
外観が日本家屋的な部分と洋館の部分が融合しているのは面白いなと思いますが、
内装はそこまで凝ってる感じはなかった。
建物のなかはそれぞれ企画展みたいな感じで、
マダム・バタフライとかの紹介や、
世界遺産に登録された長崎の土地解説だとか。
軍艦島のムービーみてたら、やっぱり行ってみたくなりますね。
島の昔の写真と、今の廃墟の写真が交互に出たりして、
それが全く同じ場所、同じ構図で撮ってるので、
人々が生活していた場所がこうも変わるものなのかと、
立ち入り禁止区域で、見学行っても入れないんですが、
それでもあれはぐっと感じるものがありそうです。
↑屋内なんだけど全面ガラスで半外みたいなガーデンに憧れる。
展示物をポイントだけ見つつ回って、出たのは9時半頃。
せっかくなので長崎の坂だらけの町並みを歩きます。
もらった地図をみながら歩くも、わかりにくくて四苦八苦。
ていうか入り組みすぎてるんだと思いますけど!
地図では屋外エレベーターがあるはずなんだけど見つからない。
地図では三叉路になってるんだけど、
この小さい階段も含めるの?それとも少し先で枝分かれしている道を含めて三叉路なの?みたいな。
↑路面電車も。
↑地元のおじいちゃんがすごいゆっくり慎重に下ってた。
急坂過ぎて絶対バイクで通りたくない!
↑街並みは結構レトロな洋風建物が多い。
↑オランダ坂。坂の感じが全く伝わらない写真。
↑何も無いのに地味に人が多い。
結婚式の前撮りかな?なんかやってた。
さらにタクシーで巡回する中学生の団体がいて、修学旅行とかだと思うんだけど、
公共交通使わずタクシーなんて…と思ってしまう貧乏人。
↑道沿いに建ってる家が全部、玄関まで10段以上階段になってる。
郵便配達のカブが、家の前に停めて階段のぼっておりて、
また隣の家の前で停めてのぼっておりてとやってて、かなり足腰鍛えられそう。笑。
↑絵本屋さんだったかな。可愛い建物だった。
↑中学生の集団に紛れてしまった為か、おばちゃんに引率の先生と間違われる。
↑ちりんちりんアイス(150)。シャーベットみたい、すごく柔らかくて溶けやすい。
↑長崎といったらかすていら買わないと。お徳用のカステラ切っ端(500)
↑うああああめっちゃ美味い…(*´Д`*)ふわふわしっとり
ハウステンボス方面に向かう。
ホテルの温泉入ろうと思ってたんだけど、駐車場わからずぐるぐる。
ホテルオークラの駐車場にあえて突っ込み、近づいた警備服の方に道を聞く。
川の反対側でした。道一本間違えてた(´・ω・`)
警備服もライダーらしくて、そこで少しお喋りさせてもらう。
↑ホテルローレライ隣接、ばってんの湯(温泉博士利用)
↑ハウステンボス駅が目の前。
ハウステンボスには歩いていけそうなので行ってみようかしら。
どういった施設なのかわからずホテルの方に尋ねてみる。
「夜景が一番オススメなんですが…オランダの町並みが残ってるところです」
「へえ、歩くだけでも楽しめそうですね」
「ええ、でも、入場だけでも3,000円くらいかかりますよ」
「あっ、そうなんですか(´・ω・`)」
↑これはホテルオークラ。よくここの駐車場に乗り込んだな私。
↑移動販売車。今日は営業してない。
↑外側から中を覗いて満足する事にする。
なんか噂じゃ住んでる人もいるとか?
流れている音楽やら、入り口の雰囲気がすごくディズニーって感じ。
ひととおり周囲を歩いて満足したので次へむかう。
佐世保に何があるかわからず、新しくできた道の駅・させぼっくすへ。
↑佐世保バーガーだ!と思って選んだスペシャルハンバーガー(990)
なんか想像してたのと違うし、あんまり美味しくなくてがっかり。
時刻は17時、北上する事を考えると時間的にちょうど良さそうだ。
サンセットロードの名前通り、夕焼けを拝めそう。
↑平戸橋を渡るあたりから、綺麗な夕焼けが前方に。
このあたりは白い風車も回ってて、赤い空をバックにこれがまた…!
最高の夕焼けを楽しみながら、
綺麗なブルーの生月大橋をわたり、道の駅・生月大橋へ。
建物の奥に階段があって、これは絶対展望台に違いない!と、
カメラを持ってかけ上がるも、日はすでに落ちたあと。しかもただの公園だった…。
↑赤い空が紫色に変わっていく。
同様にカメラ片手に走っていたおいちゃんと目が合って、
「走ったけど駄目だった~」「間に合いませんでしたね~」なんて笑い合う。
19時を少し回ったくらいで、道の駅・生月大橋のお店は閉まってるし、
車中泊っぽい車もなく、小さいのでトラックの出入りも少なそうだし交通量少なそうだしと、
かなり快適に眠れる感じかも!と期待大。
ただすぐ隣に民家があるので、さすがにそこから見えないように場所考えなければ…と場所探しの徘徊。
↑ついでに写真。
最初この堤防の近くに張ろうと思ったんだけど、
魚釣りしている人がいて、道の駅のエリア外かもしれないと躊躇する。
バイクを駐車場に戻し、外周を囲ってる芝生エリアの東屋に張ることにする。
張ってたらさっきの夕焼けおいちゃんが来て、
おいちゃんも一人で車中泊してて、今日はここに泊まるらしい。
とっても人懐こくて気さくな方で、ちょっとお喋りしようよーと、東屋に持ち寄って二人で晩酌タイム。
↑手前のサラダはいただいた。生野菜(・∀・)
神戸出発で43日目、私と同じくらいの期間旅している。
でも九州一周に全てあてて、時計回りで2週間後に福岡の孫に会いに行くのがゴールだそう。
かなりゆっくりのんびり旅で、一日50~100kmくらいの移動距離。
忘れちゃうからと書き込みがされた地図を見せてもらうと、全ての道の駅に泊まってる勢いだった。
山の真っ暗な道の駅で寝ると物音が怖いらしく、
できるだけ海側、波音が常に聞こえる場所で、外灯があって明るいところを選んでいるらしい。
そういったおいちゃんの軽は、確かに外灯の真下に止まっていた。笑。
でも絶対あれ深夜は消灯されると思うんだよな~と思ったけど黙っておく。
奥さんを亡くしたショックのあまり、四国遍路に行ったのが一人車中泊の始まり。
四国遍路は結局効果なくて悲しくて悲しくて、
でも3回忌終わってやっと少し気持ちが落ち着いてきたといっていた。
写真を車に乗せて一緒に旅しているとか、自然に奥さんの話が出てくるので、
本当に好きなんだなって、にじみ出る想いにじんわりしてしまった。
タブレットが反応鈍いというから状態をみる。
反応しないからと長押ししてるから反応しないのであって、
ポンって感じでタップすればいいんですよって言ったらあっという間に解決した。笑。
一人旅あるあるや、ナビやら地図のあるある話と、
なんか全然世代違うけど友達みたいに話しちゃった。
最近、特に年上男性相手にはもう敬語とか使ってなくて、
失礼なんだろうけど、話してて楽だし聞きたい事聞きやすいので、タメ語ばっかり。
旅やめた時がうっかりやばそう。
案の定、21時に外灯は消されて真っ暗になる。おいちゃん愕然。笑。
それでも芋焼酎とラッキョウ頂きながら話し込んで、結局22時くらいにお開きになりました。
明日の朝ご飯も一緒に食べようと約束して解散。
ラジオ体操があるから6時半には起きるらしい。
なんだか色々と面白いし可愛いおいちゃんだった。
【記録】
走行距離:193km
歩数:12,767歩
【支出】計3,496円
ガソリン:788(6.63L)
食費:1,908
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