5/21【46日目】→博多うどん・筥崎宮・住吉神社・太宰府天満宮・異文化交流→道の駅むなかた

2016:日本一周バイク旅

朝6時起床。
IC近いので予想してましたが、そこそこ交通量は多くて静かでは無かったし、
ちょっとヤンチャそうな人の出入りもあったねぇ。
テントに毛虫くっついてたけど、ナメクジよりはマシ。

片付けついでに、荷物の入れ直し。
ボックスの中がだいぶグチャグチャになってたので、
改めて整理整頓したら、ちゃんと食パン入るスペースできた。

肩首凝りがまだ治らない…ようで、なんとなく頭がすっきりしない。


↑朝食は芋と焼き鳥の缶詰をホットサンドに挟んでみる。

あー(;´Д`)
反省点
・中身は火を通してから挟みましょう
・煮凝りをいれるのは控えめに。かぶりついた瞬間すごいびしゃびしゃ垂れてきた。大惨事。

産直開いたので物色。
特にめぼしいものはなかったので、8時半にのんびり出発。

朝の気持ちの良い空気の中、山を走るのは好きです。
大きな道でしたが気持ちよく走って道の駅・大和へ到着。
玉ねぎが80円だったのでまた購入。
私は玉ねぎ好きなので、あればあるだけ使うから大丈夫。


↑なんだか有名らしい白玉(227)高いな

それでは行きましょう。
福岡が近付いてきたので、博多うどんを食べ歩きですよ!


↑牧のうどん 本店

関東でいう所の丸亀製麺みたいな、九州うどんのチェーン店。
九州うどんはコシがないのが特徴ですが、
さらに特殊製法をしていて水分をどんどん吸い込み膨らむので、
食べても食べても無くならないという噂のあるうどん。


↑丸天うどん(410) 固さは中麺。


↑予想に反してしっかりした麺。

と、見せかけて、どんどんうどんがふやけていく。
柔らかいというと伊勢うどんを思い浮かべるけれど、
あのだらしない(※褒めてます)麺とはまた違って、純粋に柔らかい麺。


↑時間が経つとうどんがふっくらしてくる。

追加のスープも用意されたけど、
普通に食べてスープがなくなる前に食べきれました。
面白いのは、つゆを絡めて食べるのではなく麺がつゆを含むというか、
うどんを噛むとじゅわっとつゆが染み出てくる感じ。極端に言うと油揚げみたい。
関東のうどんと全然違うので驚きだけど、美味しかった。


↑続きまして、うどん 和助

ごぼううどん下さい
食べやすく、ごぼう天は別皿にしましょうか?
いやでも写真撮りたいので…
じゃあ乗せますね

公式で食べにくいって言っていいのだろうか…。


↑ごぼううどん(550) まぁ確かに、手をつけにくいよね。

麺は細め、やっぱりコシは無くてにゅるんとした食べ心地。
噛むともっちゃりする感じが中華麺みたいだなぁと思ってしまう。
この麺はあんまり好きじゃなかった。

でもごぼ天のごぼうは肉厚!美味い!
かけ出汁も美味しかったので、次は冷たいうどんを食べてみたいかも。


↑自転車に紛れて停めるの図。案外、違和感は無い、かな…?

さて、博多駅の近くは大変な市街地。
交通量も信号も歩行者もタクシーもバスも多くて、
そのくせ駐車場が全然無いので探すのに一苦労で、
キリキリ神経使いつつ、気温も28度と少ししんどい暑さ。

ライダースジャケットは、走ってればそこそこ平気だけど、
止まってると全く駄目ですわ。つらい(ノД`)・°


↑筥崎宮 筑前国の一宮ですね。


↑水道タイプ。


↑「千早ぶる 神のひらきし道をまた ひらくは人の 力なりけり」
読んだ瞬間、自分の中に素直にすっと入ってきた。

目の前の交差点で工事現場の交通誘導やってるおっちゃんと、往復両方で立ち話する。

コンビニの駐車場で隣に停めてたサラリーマンのお兄さん。
多分年齢近いんだよなぁ、少ししか話せなかったけど、頑張って!ってすごい応援してくれた。
くるみパン好き?ここの通りに結構有名なお店があって、買ってきたからあげるよ!


↑美味しいからぜひ食べて!と。25cmくらいの大きいパンだよ。


↑続いて、住吉神社へ。


↑お祭りやってた。

駐車場の場所がわからなくて、敷地と路上の曖昧な部分に停めたので、
路駐切られるのが怖くてかなり急いでみました。

でもお祭りでステッカー売ってて、可愛かったので購入。
写真撮っていいか聞いたらどうぞどうぞとの事なので。


→NAO.TAKAHASHIさんという可愛らしい女性アーティストのブースでした。


↑W!

実は今だから言えるけど、旅が終わったらWを手放そうと考えてたんですわ。
今はもう、乗れる限りは私がこの子に乗ると心に決めたので、覚悟のW。


↑節操の無いヘルメットですよ。笑


↑肝心の住吉神社は急ぎ足でまわる。

続いて向かうは太宰府天満宮。駐車場250円なり。


↑なぜかサラリーマンのツアー客ばっかり。こんなにスーツ率の高い神社初めて。


↑梅ヶ枝餅焼いてる。手焼きの所と機械焼きとあったね。


↑でたーオシャレなスタバ。

完全に観光地。
大型バスたくさん停まってて、どうも社員旅行や研修ツアーで寄ってる模様。
学問の神様らしいのでそうなのかもね。


↑どこもこの人だかり。


↑お賽銭の為にこの行列。阿呆らし!


↑裏に行くと人も少なくて雰囲気も良くなる。


↑生田神社にもあったけど、包丁塚。

若干頭が痛くて全体的にだるい。ちょっとつらいな。


↑市街地の運転で神経使ったから疲れたのかも…と、休憩室のベンチで横になる。

少し熱中症気味だったのかも。
涼しい場所で30分ほど寝たら楽になった。
これからは水分補給と、こまめにヘルメットのシールドも開けて風通して、
頭ぼーっとならないように注意しよう。


↑梅ヶ枝餅(120)
梅ヶ枝っていうから梅の味かと思ってたわ。外側パリパリで美味しいね。


↑ステッカー増えた。がまだせ!

さて、今日の宿営地まで頑張りましょうか。
バイパス走るもなかなか交通量が多く、停止してばっかりで進まない。

18時半にやっと道の駅・むなかた到着。漢字で書くと宗像らしい。読めない。

英語の講師をしていたというおじさんが犬の散歩に来てて、
しばらく話してご飯食べにおいでと言われる。
一人暮らしで部屋が余ってるらしく、男性のライダーやチャリダーは泊めてるらしいが、
さすがに私は泊められない(当然だけど)、
そうなるとまた戻ってテント張らなくちゃならない。
ちょっと今日は疲れてるので、ありがたいけども遠慮させて頂く。
宗像神社と宮地嶽神社の由緒や、美味い宗像ラーメンの店を教えてもらった。

道の駅、19時を過ぎても建物の中が明るい。
何やら中で作業をしているようで、結構な人数が残っている様子。
普段はこんな事無いんだけどねェと英語講師は言ってた。
様子を見守るも終わりそうにないので、こっそりと建物の裏に張る。

と、外人が一人やってきた。来る途中、自転車で走ってるのを見かけた人だ。
格好はジーパンにタートルネックのシャツで、あんまり自転車乗りっぽくないものの、
荷物が旅仕様なので不思議に思ってたんだ。
ハンガリーから来たというアテガさん、日本語も英語もほとんどわからないみたい。
私も英語全然ですけど、なけなしの単語を言っても通じない。
何か聞きたい様子で、なんとかお互い頑張って意思疏通を図る。

テントは何時から張っていいのか?お店の人いるけどもういいんじゃない
私のテントはポールが1本なのでペグ打たないと張れないペグは無理だ…寝袋だけでベンチに横になったら?

たぶんそんな事を聞きたいんだろうというフィーリングで私も回答。
ここにテント張る人が多いと、英語講師が言っていた場所に手招きして、ジェスチャーで伝える。

たぶん用件はそれで済んだけども、どうも何か話がしたい様子にしばし付き合う。
福岡空港に昨日ついて、これから20日かけて大阪にいく。
半分はホテルで、残りは道の駅かキャンプ場、昨日はホテルで今日初めて道の駅に泊まる様子。
となると、まともに接触した日本人は私が初めてかもしれないと、
これは出来るだけ親切にしないとというプレッシャーを感じる。笑。

ニホンゴ、マダ ワタシ ニホンゴ(首を横に振る)」

この日本語能力で道の駅に野宿大丈夫なのかな…と、他人事ながら心配になる。
食事は購入してるっぽいけど、言葉も通じない他国で自転車旅なんて、すごい行動力だなぁ。
伝えたい事を一生懸命携帯で調べて、嬉しそうに辞書検索の結果ページを見せてくる。
見せられたページに出た単語が「建物の後ろ」で、

え、
えっと、

何が…?(・∀・)

期待の目で見られて反応にすっごい困ったけど、面白かったなぁ。

仕事で言葉の壁にぶちあたると、それでもなんとか理解しなくちゃいけなくて、全然楽しくなかったけど、
こういう感じで接すると、わからなくてもしょうがないなっていう、
それも楽しいなって思えるのが新しい発見だった。
80%も伝わらなくても、10%しか通じてなくても、まあいっか的な。
たぶん全然、お互いに意志疎通出来てないけど、お互い自分に良いように解釈してたと思うけど、
なんだかんだで二人とも結構笑ってた気がする。

というわけで、
色々と大幅に予定がずれ込みながらも、テントの設営に戻る。
真っ暗な中でも残っていた生産者の方が前を通ったので挨拶、
不審がられたので必死に危険じゃないですよアピール。

ふーん、まあ、いいんじゃない、頑張って
ありがとうございます!
あ、夕飯は?フライパン持ってる?


↑瓜の芽(龍髭菜)くれた。

初めて見ます、どうやって食べるんです?
塩コショウで炒めれば食べられるよ

明日の朝食べる事にする。楽しみだ。
いつものように記録作業して、
首肩凝りがひどいので自己治療してたら、結局寝たのは23時頃でした。

明日ものんびり活動しよう…。
九州は急ぎ足だったのが、今さら疲れとして出ている気がする。

 

【記録】
走行距離:152km
歩数:10,588歩
【支出】計4,380円
ガソリン:838(7.29L)
食費:1,567
観光諸費用:1,450

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片手鍋でひとり旅

コメント

  1. 通りすがりのおれです より:

    はじめまして旅人の様子拝見しています首と肩のこり1日かけてオーバーホールしたらどうでしょう お気に入りのバイクは置場所がない限り売らないほうが良い気がもう乗らないと決めたら別ですがたまには宿に泊まって体力回復を願います

  2. しょ より:

    初めまして
    ご心配ありがとうございます。
    この時は自然回復で問題なく調子は復活しました。
    限界を感じたら素直に宿を取るつもりですのでご安心ください。
    バイクは乗らない、乗れないならもっと良い持ち主さんに渡った方がいいんじゃないかなと思ってました。
    大型は維持費もそこそこかかりますしね。
    今はもうそんな気も全然ないので大丈夫です。