朝4時頃からバルーン会場のBGMがサイトにも爆音で流れてくる…勘弁…(;´Д`)
↑期待を込めてテントの外を覗くも、真っ白。自転車ビショビショなってそう。
あーこれあかんやつや。
「5時の開始予定でしたが、1時間様子を見る事となりました」
全員が楽しみにしていた最終日だ。そう簡単に中止を決められないのだろう。
というわけでトイレに行ってから二度寝。
人が多過ぎるせいか、女子トイレの紙が無くなる事件発生。
たまたま紙類を何も持たずに行ってしまったら、
紙のある一カ所だけに人が集中して行列ができていた。
それももう半ロールもなくて、たぶんすぐに全滅するだろうな…
こんなの毎年の事なんだから多めにおいといてくれよ…って
たぶん盗ってく人がいるのかな。ありえる。
いやでもキャンプ場代500円払ってるんだから、紙はないと困るよ紙は(´・ω・`)
しかしかなり寒い。ホッカイロがこんなに温かいなんて。
寝袋の足下に入れたホッカイロが本当に良い仕事してくれてて、
足下温かいから良く眠れちゃうんだな!
もらったホッカイロまだ2つあるから、寒かったらまたやろう。
6時
「1時間様子を見て協議をする事になりました」
7時
「30分様子をみる事になりました」
7時半
「もう30分様子をみる事になりました」
体験搭乗は実施するようで、先着200人だけ受付を開始するという。
その後すぐに応募殺到で受付終了したとアナウンス。
ならびに天候によっては中断、もしくは中止の可能性がある事を再三伝える。
人気だからねぇ。
霧が晴れないのでテントを拭いても意味なさそう。
撤収していくテントも多いが乾かせないから大変そうだな。
いつの間にかBGMは良心的な音量になっていた。苦情でも入ったかな。
8時
「残念ながら競技は中止となりました。イベントは実施しますのでぜひお楽しみ下さい」
やっぱりか…空模様は全然回復の兆しが無い。
↑8時20分、ガスは晴れてきたが霧雨が止まない。
霧雨が降ったり止んだり、テントの水滴を払ってもすぐに復活する。
せめて霧が晴れないとテントは片付けられない。
暇だし少し会場をパトロールしてみますか。
↑体験搭乗の気球は飛んでるし、意外と人は多い。
↑札幌ライダーのおすすめ、鹿のスペアリブ(700)
↑どっさり入ったロース肉の下に骨付きスペアリブが4本ほど。
値段は高めだけどボリュームたっぷり。十分価値はあるかと!
下手な豚丼食べるよりこっちの方がいいね!
全然臭みないし柔らかかった。牛肉の赤身って感じ。
今日もJAXAは出展していない…気球の生地に触れる機会は無いかなぁと思ったら。
「気球の中に入れる体験イベントを行います」
↑会場入り口付近で青い気球を広げ始めた。
20年ほど現役で活躍していた本物の気球を横倒しにし、
中に入ったり生地に触ったりできるらしい。
いそいそと人だかりの一列目にスタンバる。
まずはパイロットによる気球の説明。気球のサイズもいくつかあるし、
車検のような検査があって、それを合格しないと飛ばせないらしい。
使用するのは普通のプロパンガスで、
1時間半のフライトで、4人家族の2~3ヶ月分を消費するそうだ。
まずはサーキュレーターで空気を入れて、横倒しのまま気球を膨らませる。
その後バーナーで熱することで気球が浮かぶのです。
↑「それではいきますよ、ファイヤー!!!」の掛け声で炎が発射される。
「小学生以下のお子さまは気球の中に入れます」とアナウンスは言っていたものの、
大人も入ってOKのようなので、いそいそ靴を脱いであがらせてもらう。
↑大きい!それに綺麗!光が透けてステンドグラスみたいだ。
生地はしっとりとなめらか。
めちゃくちゃ薄いんだけど丈夫なのが触ってもわかる。
ただ、赤ちゃんの肌とは違うかな…
私はこの生地でレインウェアを作りたい。
↑風船を入れてくれたので子供は大はしゃぎ。
↑綺麗。青空の下で気球に乗ったら、籠から見上げた時すごそうだな。
↑外に出たらさらに行列ができていた。早めに来ていてよかった。
一定人数で区切って順番に入るシステムなんだけど、
「今は風も落ち着いているので、たぶん皆さん入れると思います」
って言うけど、体験搭乗が散々中止になってるからねぇ。
↑外側から生地に触ってみたり。
↑気球焼き(180)昨日も並んでたし、今日もめっちゃ並んでた。
大判焼きの生地をもっと厚めにしてふっくらしている感じ。美味しい。
「10時から自由参加のレースを行います」
現在時刻は9時。10時になる前にテント片付けておこうかな。
昼くらいには出発したい。
この調子だと一日この天気だろう、濡れてるけど諦めて片付けよう。
大雑把に雑巾で拭いたら手早くまとめて片付ける。
と、会場にいるせなさんからメール。
「10時から何か大がかりなのが始まりそうです!」
テントが濡れているせいか、いつもより撤収に時間がかかってしまった。
自転車に積み上げて急いで会場に向かう。
↑至近距離にカラフルな気球が10個ほど立ち上げられている。
密集した中でバーナーの豪快な音がする。壮観。
気球の滞空時間を競うもので、着陸せずにどれだけ飛んでいられるかというもの。
カゴが完全に地面に乗ってしまったらアウト。
3m以上飛び上がってしまってもアウト。
気球は熱すればあがり、空気を抜いたらおりてくる。ホバリングはできない。
細かくバーナーと天井の弁を調整し、3m以内を維持しなければならない。
↑籠から垂らしたリボンが地面に着いていれば3m以内。
見ているとかなり難しそう。
一度浮力が付くとふわーっと浮いてどんどん加速するし、
一度下がり始めると簡単には止まらない。
搭乗人数や体重も影響するから、途中で乗せる人を交代したりもしていた。
宮崎大学のチームがかなり上手で、
カゴが地面にこすれるほど地表に近付いても、着陸せずにまた浮上する。
1m以内の低空飛行が上手だった。
ギリギリの技に観客から拍手が沸き起こる。
結局どこが一番なのかはよくわからないけど、面白い物が見れました!
↑終わったら気球をたたむ。一気にたたむの楽しそうだね!
午後の部は14時頃から、また何か気球を飛ばすゲームをするようだけど、
私は帯広に移動しなければならないので、そろそろ出発しますか!
キャンプ場はだいぶ撤収していたけれど、
これからテント張る人もぞろぞろ到着していた。
ここのキャンプ場は芝がとにかく綺麗で水はけも良くて水たまり一切できない。
トイレはまぁ標準的だが、ファミキャンがのんびりするには便利なんじゃないかな。
雨は止んでるけど水たまりありそうだし、レインウェアはズボンだけはいておく。
↑お世話になりました。11時半、出発!
意外と水たまりなかった…
↑11時50分、トカトカ
車がすごい停まっていたので立ち寄ってみる。
このあたりのフットワークの軽さは自転車ならでは。
↑パン屋さんだ!
↑めっちゃ美味しそう…!!
でも今はお腹一杯で食べられないし、潰さず運べない…
ドライフルーツの入ったハードパン買ったけど、美味しかった。
道路乾いてるし、晴れてきたからレインウェアをしまう。
上士幌だけ雨降ってたかのような感じだなぁ。
↑進んでいると、左側上空に気になる物が…!
↑気球だ!!!
なんだろ、何かやってるのかな?
気球を追いかけていくと、
刈り取られた小麦畑の間の道路に同じように気球を見上げる車の集団。
↑着陸するのかな??
↑見守るのは長靴を履いてい人達。関係者だろうか?
自転車を停めて、ついでにテントを広げて干してから走って向かう。
日差しが出てたのでこれはチャンスとテント乾かしたかった笑
どうやらこれから気球が着陸し、畳むんだそうだ。
車の集団はチームメイトで、気球を回収に来たとか。
説明してくれたおじさんは協力を頼まれた人らしくて、
あんまり詳しく無いんだけどと言いつつも色々教えてくれた。
小麦畑が刈り入れ終わった今の時期だからこそ、農家さんが場所を貸してくれる。
畑のどこに着陸してもいいわけじゃなく、
できるだけ道路に近いところに着陸しないと回収が大変。
話している間にも、気球が超低空飛行でじわじわと寄ってくる。
ところが、道路には電線があるので、近付きすぎてもダメらしい。
かなりギリギリまで寄ったせいで、
待ってる人が「電線ー!電線ー!」と注意喚起していた。
着陸した時も風でバルーンだけふらーーっと電線側に倒れかけて、
大慌てで車から走り寄った人がカゴが倒れないように支える。
↑わりと危なかった。
↑「あと3mは離したい!」からの、少し気球を浮かせて人力で押し戻す図。
結局乗組員の交代しただけで、ここで気球はたたまれなかった。
あっという間に上空に浮かぶと、気持ちよさそうに風に流れて行ってしまった。
↑青空をバックに写真撮れた…!!笑
面白い物がみれた(●´ω`●)
ばっちり乾いたテントをしまったら再び走り出す。
道の駅ぴあ21しほろに寄ろうか迷ったけど、まぁ特に用は無いか。
せいぜいずんだ大福食べるくらいだもんな。
ノンストップで帯広へ向けて走る。
↑14時半、帯広のライダーハウス、ヤドカリの家に再び。
出てきたオーナーさんに「おかえりー」と言われる。
1日しかいなかったのに覚えていてくれたのか。
後で聞いたらオーナーさんも奥さんも顔を覚えるのは得意らしく、
オーナーさんはさらに乗り物を覚えちゃうからほぼ100%だとか。
女性はまだ1人も来ていない。明日は何人か来るみたいだけど。
今回は個室ではなく、雑魚寝部屋に案内される。
とりあえずモバイルバッテリーの充電だけつなげさせてもらって、
夜遅くなると伝えてすぐに出発。
別に門限無いから言わなくていいみたいだけど。
さて、六花亭にも寄らずに目指す場所は!もう道覚えていますから!
↑15時、ばんえい競馬場!
入場料無料になるチケット持ってたのに、今日は入場無料の日だそうだ。
↑入口の売店?的なところも賑わっていた。
↑早速レースを観戦。今日も馬券は買いません。
↑ゴール直前で座り込んでしまう馬。
どれだけ鞭打たれても立てなくて、ソリを外して2人がかりで立たせて、
またソリつけて最後まで走らせていた。
一部のアレな人達が虐待だとか言いそうだけど、
これみて可哀想とか思うか?
馬達はこれが仕事で、これで食ってるんだから当然だろ?
↑ビール飲みましょう!
競馬場の前で野菜も売ってるので、ミニトマトをつまみにする。
せなさんと合流。ヤドカリの家の近くでパチンコしてたらしい。
人が多いのは苦手らしく、ライハは基本的に行かない姿勢だそうだ。
締め切りギリギリにオッズを見て馬券を買うせなさん。
私は今回買わないって決めてるので、純粋に馬とレースを楽しむ。
↑アグレッシブな吹奏楽部。
昨日気球会場でも会った札幌ライダーこと綿飴さんを発見。
結局テント張らずに道の駅に泊まり、
朝方また気球会場に来て午前中だけ見てたらしい。
一応「しほろはテント駄目らしいですよ」って伝えておく。笑
綿飴さんもヤドカリの家に泊まるつもりでチェックインだけしてきたけど、
男性は人数多いって。大部屋は床がちょっとしっとりしているらしい。
3人で馬を見てはああでもない、こうでもないと、
よくわからないくせに意見を交わす。
あの馬は筋肉が良い、足が太い、毛並みが可愛い、落ち着きがある…
むかし競馬場の取材?だかで多少知識があったらしい綿飴さんだが、
もうすっかり忘れてしまったそうだ。
ただ騎手も馬も調教師も、パドックの先の寮のようなところで共同生活らしい。
別に帯広市内ならどこでもいいんじゃ?って話だけど、
そこはなんかきっと機密が漏れないようになってるんじゃないかって。
↑ナイターが始まりました!
日が暮れる頃にせなさんが離脱。今日は音更の道の駅に行くそうだ。
一緒にライハも薦めたんだけど、男性と女性ではだいぶ環境が違いそうだ。
綿飴さんの話を聞くと本当に雑魚寝みたいだし、男特有のにおいとか音とかねぇ…。
あいおいで会えて良かった。
おかげで楽しいバルーンフェスティバルでした!ありがとう!
家族連れが減り、がっつり応援する若い人も目立つようになる。
当然馬券買ってるからこその応援ですけど…笑
10レース目は今日の大目玉。
ファン投票選抜レースで、観客の数も多い。
パドックを見に行くと、迫力のある格好イイ馬しかいない…!
今までのレースでは、絶対こいつは走らないとか、
落ち着きの無い馬とか必ずいたんだけど、このレースは全然違う。全く別物だぜ。
どの馬も落ち着き払っていて貫禄あって、
体つきもがっしりして下半身の筋肉がしっかりついていた。
もちろん私は見てもよくわからないので、そう見えた、というレベルなんだけど、
とにかく今までのレースとはレベルが違うという事だ!
馬券を買って準備OKの綿飴さんとコース際へ。
やはり最後も第二障害乗り越えた所にポジションをおく!
出走までまだ時間があるのに、大勢のお客さんがすでにスタンバっていた。
そしていざ、レース開始の合図!
大歓声の中始まったレースは、やはり強豪揃い。
全員遅れる事無く第二障害まで順調。
さぁここだ!
結局綿飴さんが買った馬券は一度も当たらなかった。
でも最後のレースはなんだか純粋に応援できたし感動したというので、
私も満足したので帰る事にする。
バイクの綿飴さんとはそこで別れ、真っ暗な中記憶を頼りにライハへ戻った。
意外とまだ起きてる人多かった。
やっぱり今夜は女性1人らしい。
部屋にテント張っていいよというので張らせてもらう。
荷物の置き場所がテント内で決まっているので、この狭さが逆に便利なんだよねぇ。
テントだと着替えも安心だし。
毎日必ずお風呂に入らないとダメな綿飴さんは、私のお風呂の優先順位が低過ぎると言う。
今日はもう遅いし出るの面倒だからいいか~なんて話していたら、
オレが出すから入っとけと。あと道案内しろと。
綿飴さんは地図が読めない人です。笑
というわけで近くのローマの湯に行ってきました。
本当に昔ながらの銭湯で、番台におばちゃんが立って全てを見渡している感じだった。
シャワーの出がめちゃくちゃ悪かったけど、
温泉自体は茶色でなかなか気持ち良かったと思う。もうあんまり覚えていない。
ただ風呂から出て着替えていたら、
泡だらけの女性が慌てて脱衣所に戻ってきて、
番頭のおばちゃんに「ドアが少し開いて覗かれてる!」って訴えてた。
男女の浴室の間は掃除の為か小さなドアがあるんだけど、
別に鍵はかかってないらしい。昔からそういうものっぽい。
すでに入り終わってたので、
今更もうどうでもいいわと思ったので、その後どうなったかは知らないけど、
あとで綿飴さんに聞いたら別に覗いている人はいなかったと言ってた。
「覗いてもおばあちゃんばっかりだろ」
「いや、それが案外若い人多かったよ」
「マジで」
「ただ結構ダイナマイトバディ…」
「ああ…」
帰り道で軽くつまみとお酒を購入。
↑北海道づくり!
↑おかわり
飲んでる席にいた女性、札幌のマグナ乗り姉さんも宿泊者だった。
私が前回泊まった個室を使っているそうで、やっぱり女子部屋には誰もいない。
だいぶ酔っぱらって、言わなくて良いこと一杯喋ってしまった。
翌日「典型的な酔っぱらいだった」と言われたから、相当ひどかったんだろうな。
気持ち悪くもならず、私はご機嫌に飲み続け、2時くらいまで起きてた気がする。
【支出】計4,078円
食費:3,278(内アルコール:1,274)
宿泊:800
【走行】50.26km
Av:20.7
Mx:33.0
コメント
気球焼き随分値上げしてて驚きました。盛り沢山の一日でしたね、楽しそ~
バルーンフェスティバルはお天気がちょい残念でしたねえ。こればっかりは自助努力でどうにかなるもんでもなし、それでも最大限楽しんだように見えました。いつか青空での一斉離陸見れるといいですね
あんなゆるくマッタリ楽しいお祭りの横でテント張れるって、そうあるもんじゃないので、予算が許せば毎年でも見に行きたいデス
4月に砺波で大会があるので、天候叶えば…と毎年目論んでたりしてるんですけどね
お天気ばかりは時の運ですからねぇ~
でも天気悪い中でもあんなに楽しいとは思わず、
ああこれは毎年行けるなら行ってしまうな…と実感しました。
開催時期に北海道いたらまず候補にあがりますね(*´ェ`*)
ああいうイベントって必ず人が多くてごっちゃごちゃで疲れるイメージでしたが、
結構のんびりキャンプできたのも良かったのかなと思います。