朝5時起床。
大型車の駐車場前だったし、
夜中もすごい音をたてて大型車が走っていったのでうるさかったけど、
わりと疲れてたのかよく眠れたという感覚。
うるさいと思ったって事は起きたってことだろうけど。
早々に撤収かけて5時半には片付く。
まぁここは小中学校の近くだし、小中学生にこんな大人の姿は見せてはいけないと思う。
悪いわけじゃないけど、見せるにはまだ早いと思うんだ。
ある程度分別がついて、自分の行動を自分で責任とれるようになってから、
選択肢のひとつとして見るならいいんだと思う…(´・ω・`)
↑6時、昭和新山。有珠は雲でガスってますな。
↑昨日勉強したからな。これはマグマが盛り上がって出来たから裸なのだ!
天気を調べたりしばし時間を潰す。
一度セイコマに朝食を買いにいくも、6時半オープンで断念し戻ってくる。
↑しかしこの昭和新山の存在感の強さよ!
↑三松さんは昭和新山を定点観測した方。
戦後の大変な時期に、火山活動の記録を取らない事は大損失だと、
私財を投げうってまで火山の記録と保護を続けたそうだ。
改めて6時半過ぎに道の駅を出発。
↑7時前に朝食。おかかベーコンまだ無かった。
外のベンチに座ってご飯を食べていると、もう小学生や中学生が歩いている。早いね。
行きたい場所の営業時間は8時から。行っちゃうか。
壮瞥(ソウベツ)から湖畔に出るには坂上らなくちゃいけない。
なんとなく渋ってたけど行くしかない( ´,_ゝ`)
でも本当に足腰鍛えられたと思うんだよね。
つらいけど結構平気というか。押して歩く事まずないし。
北海道上陸時よりも、今の方が格段にチャリレベルはあがっている。
↑7時半、洞爺湖の湖畔に出る。
↑昭和新山と有珠山
↑洞爺湖の中央にある中島。羊蹄山からも見えてたよね!
今日はなぁ…行きたい場所がどれも絶対上り坂っていうね…。
湖畔から昭和新山へ向けて上る。
ゼィゼィしながら途中でふと思う。
登山ならわかるけど、ここまで頑張るほどの必要ある??絶対面白いの??
やめようかな…と思うこと2回ほど。
でも坂の途中でUターンとか格好悪いし!登り切ろう!頑張れ!
7時50分、有珠山ロープウェイ乗り場へ到着。
↑昭和新山!実際に見るとほんと間近でちょう迫力ある!!
↑噴煙あがってるからね!
↑有珠山はこちら。左側にロープウェイ降り場が見えてるね。
↑三松さんの銅像。
↑伝わりにくいかなぁ、この距離感。
この迫力を間近で味わえるなら、ここ登ってよかったわ!
↑8時のオープンと同時に熊牧場(850)
↑餌(100)買ってしまった(´・ω・`)期待している。
「いうても飼われてる熊だからそんな危なくないんですよね?」
「いやもともと凶暴な生き物じゃないですから」
「あっ…そうですよね失礼しましたΣ(゚Д゚;)」
そうだった。熊は賢くて大人しい動物だった。
我々が餌あげて馴らして、そのくせ民家に来たら駆除して、ひどい話だ。
熊に餌をあげないで下さいと、羅臼では熊を守るための看板があるくらいだ。
勝手にイメージ作って被害者ぶっててお恥ずかしい。
まぁ道外の人はそのくらい怖がって熊に近付かないでいてくれたほうがいいんだろうけど。
さて気を取り直して熊!熊!熊!(*´∀`*)
↑小熊!!!
朝から元気いっぱいに走り回っている。
小熊同士でじゃれたり、水浴びしてたり、やばい、子犬みたいだ可愛い。
↑まるでプーや。
↑餌を投げると立ち上がってアピールしてくる。
続いて大人エリア。
↑中央にある建物は人間のオリ。
階段を下りて中に入ってしばらく待つと、気付いた熊が寄ってきた。
↑餌のスロットに入れようとすると、熊もわかっているので鼻先を筒に入れてくる。
リアルな呼吸音を感じる。でもさすがに怖いと思う距離では無い。
↑おかわりしてしまった。楽しい(*´ェ`*)
↑オソマだーーー!!!!
↑餌をここに投げろのアピール
↑大人熊は二足で立ち上がってもどっしり安定している。
↑観バスが乗り付けているのか、すごい勢いでツアー客が…ここは異国か!
これだけいて、日本人は私ともう一人中年男性だけだったと思う。
1時間程たっぷり満喫し外に出ると、
建物外の売店で果物売ってたにーちゃんに声をかけられる。
「神奈川から来たんですって?これ食べてって!」
↑メロンもらう。
↑写真いいですか?って聞いたらメロン熊を手に持ってアピールしてたさすが。笑
↑白いゆでトウキビももらった。
にーちゃん、生まれはここで育ちは仙台、就職したのが神奈川だそうだ。
戻ってきたけど、やっぱりここの気候が一番良いって。
でも外国人多すぎて、私と話している間も観光客来て接客してたけど、
接客というか…一言も話さず販売してるし、顔死んでる。笑
ここで働き始めてから喋らなくなりましたって言ってた。
私が思うに、一人で来た外国人だと頑張って日本語話そうという意欲が見られる。
「アリガト」とか一言二言でも日本語で話そうとしてくる。
でも観バスで乗り付けてくる人たちは日本語話そうという気は毛頭無い。
だから歩み寄れないんだと思う。
日本語喋る気無い=販売員と喋る気は無い→何も生まれない
一応、施設の何人かは喋れる人がいるらしいんだけど、
基本的に添乗員が通訳するから喋る必要無いらしい。
熊牧場オリジナル馬油クリームを売れると、
その個数によって添乗員にマージンが入るというシステムらしい。
それで観バスが乗り付けてくるようになったとか。
なるほど、ツアー系はそういう仕組みになってるわけね。
でもそしたら添乗員もやりがいあるなぁ、面白そうだ。
↑9時半、ごちそうさまでした!綺麗に食べられたので写真撮った。
白いとうきびは本当に甘くて、黄色いとうきび食べられなくなるそうだ。
でもにーちゃん的には白いトウキビは甘すぎて一本丸々はきついとか。
え、全然余裕で食べられますけど…(´・ω・`)
ちなみに背後で集合写真撮ってるのはもちろん外国人集団です。
集合写真なのに半分くらいサングラスしてたし、
皮付きトウモロコシとソフトクリーム持って自撮棒してた。
この辺りが文化の違いで面白いよねぇ。すぐ外国人だとわかるわ。
ホントにーちゃん頑張ってな…目が死んでるけど…
喋ってると普通なのに、接客中は死んでるもんなぁ。
お礼を行って出発。
と言っても隣の建物に移動するだけですが…
ここらのレストランはほとんど「団体様の貸し切り」とかで閉店状態。
↑9時半、ジオパーク火山村情報館とか
ぶらぶら遊んでいたら10時。仕方ない、そろそろ行こう。
どうも今日は全部の目的地が上り坂確定なので、気が重いわ(´・ω・`)
↑くだりは気持ち良いんだけどね!
↑10時20分、わかさいも本店
わかさいもって、富良野岳でおっちゃんにもらった和菓子だ。
いもって名前なのに芋は使っておらず、海藻だっけ?
店長っぽい若い男性が試食出す度に地声で館内放送みたくやってて、
あーー、本当大変だなぁ…って色々な意味で思った。
いも天の揚げ立てがあったので一個買ってみる。
↑このビジュアル…オソm(ry
↑食べたら普通に旨い。わりと和風の衣?サクサク。
わかさいもに衣を付けて揚げた物。もみじ饅頭揚げと同じやつ。
↑洞爺湖シフォン ふわふわ柔らかいの食べたかった。
ツーリングマップル間違ってんなぁ…
後半に載ってる詳細地図があんまり使い物にならんな。
一度セブンに戻ってお茶を補給。
セブンの麦茶が一番好きかも。セイコマあんまり美味しくない。
ついでにコンビニ店員さんと話してみた所、
統計では日本人:外国人=6:4らしいけど、体感的には数字が逆だと。
特に修学旅行シーズン、夏休みシーズンが終わった今の時期は外人ばっかりだって。
↑羊蹄山ですねぇ!
坂道をキリキリ上りまして…
↑11時20分、西山火口散策路へ到着。
↑駐車場が砂利だったので公園手前に停めまして、行ってみましょう。
周遊ではないので同じ道を戻って来る事になる。
片道60分と書いてあるけど、1kmくらいだからせいぜい40分くらいだろう。
↑国道の先が隆起し、水が溜まって沼になってしまったという。
↑沼の中に標識や電柱が、今もそのまま立っている。
↑白いガードが沼の中に沈んでいく。
地形が変化し斜めになった舗装路を進むと、
↑地面が押し上げられ、階段状になってしまった。
↑中央下の水道管を直そうとしていた重機が、右奥の茂みの中にある。
修理中にまた地形が変動して、重機は置き去りのままらしい。
茂み刈ってくれないかなぁ…って思った。
解説板見ても、よく見えないからあんまりわからない。
あえて草木を刈らず手を加えず自然のまま放置しているらしいんだけどね。
↑なんとか重機を発見。
↑第一展望台。展望…??
↑もはや茂みの中に折れた電柱。たぶんこの辺りが道路だったんだろう。
↑木道をのぼっていきます。雨の日滑るだろうなぁこれ。
第二展望台は視界が開けて良い景色でした。
これだけ見に来てもいいくらい。
↑虻田の町並み。駒ヶ岳は肉眼では見えるけど写真にするとちょっと…な感じ。
↑振り返ると羊蹄山。
先に進みます。
↑被災したお菓子工場。噴石で穴だらけになってるらしい。
↑地形が変動して家がズタボロ。
解説見ると、この奥に引き裂かれた家の続きが残されてるっぽいんだけど、木々が邪魔で何も見えず。
↑道がすごい上下に波打ってるけど、本当は平らな土地だったんだろう。
↑元がわからないからちょっとよくわからないんだよねぇ…
↑噴石で穴だらけの幼稚園の外壁。
↑遊具はひん曲がっている。
↑多分手前の岩が噴石なんだろう。敷地内にゴロゴロ転がっている。
↑草、邪魔ー!!!
↑気持ち悪い絶妙さで歪んでいる。
12時くらいで南口駐車場に到着。同じ道を戻ります。
幸い事前の避難で死傷者は誰も出ていないそうだが、
こういうの見てるとうすら怖いしなんか気分も落ち込む…。
観光客はそこそこいて往復で8組くらい見かけた。
それにしても、植物の再生なんかも貴重な資料として、
一切手を加えずになるがまま保存している。
ほとんど草木が覆い隠してしまって、噴石とかもどこに転がっているのかよくわからなかったり、
分断された家屋ってのも、木が生い茂ってしまって奥はほぼ見えなかった。
被災した当時の状態を知った上で見るなら面白いかもしれないけど、
ここだけ見たらただの林な感じだよねぇ。どっちがいいものか。
すごいテンションさがった。廃墟系は苦手だ。
金比羅火口も迷うけど、こっちよりは明るそうだし行くだけ行ってみようか。
↑12時半、金比羅火口災害遺構散策路
日差しが出て暑くなってきたぞ。
火口付近までいけるみたいだけど、そこまで元気も無い。
被災した場所だけちらっと見てきましょうか。
↑流された橋
↑橋の上に立つ街灯がそのまま、隣に木が立ってるのがシュール。
↑泥が流れ込んで1階が埋まってしまった5階建てアパート。
↑流された橋が激突し、コンクリに大きな傷跡が残っている。
この辺りは今後の噴火で泥流があった時に、
温泉街に流れないようにため込むダム的な役割を持っている。
だから居住エリアには出来ないので、遺物がそのまま保存できているんだって。
↑これがその堤防的な。ウォールマリア!(・∀・)
近辺一帯からすべてここに流れ込むように誘導路も設置されている。
まぁ満足したから行きましょう。
やっぱり草が生えすぎててなぁ…。
すぐ近くにあるビジターセンターは結構資料が充実していて、
有料の火山なんちゃらには行ってないけど楽しめそうだった。
あんまり時間使いたくなかったから火山と湖のエリアだけ見て出てきちゃったけど。
国道に合流すると、まぁ予想はしてたけどずっと上り坂だよねぇ…。
10km程上った所で、左手に広い駐車場とたくさんの車。
↑13時50分、レークヒル牧場だって。寄ってみよう!
↑なんかオシャレなお店。
↑14時、ミルクパイ(259)
パイ生地にカスタード寄りのミルククリームがたっぷり。
注文してからクリームを詰めるので、3時間以内に食べて下さいと。
パイがサクサクでクリームも軽めで相性良く、美味しかった。
↑自転車2人組に会う。一台倒れてるのはなんでだろうか、詮索してないから謎のまま。
仙台から北海道一周に来た大学生。
苫小牧までフェリーですぐ来れちゃうんだねぇ、いいねぇ。
洞爺湖方面に向かっているというので、道の状態を情報交換する。
そういえば、最近一点立ちができるようになった我が愛車です。
↑スタンドたててないでしょ?
↑バッグの一カ所だけ支えて、あとはバランス保って自立している。
すごい!私の自転車すごい!さすが!可愛い!最高!(^ω^)
↑14時15分、サイロ展望台。
洞爺湖を一望とあったけど、中島が全部見えなかった。
ここのショップも馬油クリーム推しだった。
↑14時半、羊蹄山目指して走る!
↑羊蹄山と尻別岳。
15時半頃、道の駅・とうや湖に到着。
屋根小さいから無理かなぁ…食堂も15時で終わってて、小さい道の駅だった。
留寿都の町まで走ったら真狩方面へ曲がる。道道を走っていくと、右手に羊蹄山!!
↑ここ電線も無いし、地味に絶景ポイントでは。
雲で隠れてても格好良いと思ってしまうんだ(*´ェ`*)
開聞岳も富士山もそうだけど、独立峰って格好良い。
一人で堂々と鎮座している様が、迫力あって好きなんだろうな。
真狩のセブンで揚げ鶏を食べる。今日は地味に買い食いが多い。
まっかり温泉の露天も気になるけど…
↑17時、綺麗の湯(500)
↑目的はコインランドリー(洗濯乾400+洗剤50)でした。
風呂入って洗濯突っ込んだら、休憩室でゆっくり過ごす。
↑また飲んじゃうつもりですかぁ(*´ェ`*)ポテチが一枚も折れてなかった感激。
メール返したり調べ物したりテレビ見てたらあっという間に時間が過ぎていた。
終わった洗濯物を回収。
厚手の靴下なんかは乾ききってないけど、夜干しておけばまぁ大丈夫でしょう。
最後にもう一度お風呂に入り、20時頃に道の駅・ニセコビュープラザへ向かう。
フロントライトの調子が悪い。
スイッチのボタンがバカになって、電池を外さないと消えなくなった。
道の駅に戻ったら設営し、乾いていない洗濯物を干す。すぐに就寝。
【支出】4,162円
食費:2,062
雑費:1,150
入浴:500
洗濯:450
【走行】70.61km
Av:15.9
Mx:56.5
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