7/29【35日目】→インデアン・柳月・六花亭・ばんえい競馬→ヤドカリの家

2018:夏の北海道チャリ遠征

朝5時起床。

雨は降らなかったみたいだ。

顔を洗いに行ってテントに戻ると、
近くに車が停まる音がして、まさかのお店の人!!!Σ(゚Д゚;)
人の気配がテントを避けて背後の建物に回ったのですが、
着替えていたので出られず、
慌てて出たらもう建物に入ってドアを閉めた後だった。
男か女かもわからない。

ヤバい(( ;゚Д゚))

余裕をぶっこいて思い切り屋根下に突っ込んでしまった。
急いでとりあえず自転車を出し、
荷物をある程度出して軽くしたテントを引っ張り出す。
ドアが結構分厚そうで聞こえないだろうとは思うものの、
一応ノックして「すみません、お邪魔しました~」とだけ。
うっわ、やってしまった(ノД`)
日曜日ってこんな早いの…?

さて、お店の前にいるのもはばかられるので、
荷物と自転車を移動してから朝ご飯食べよう。


↑5時半、あんパン焼いたのと、もらったインスタントラーメンを食べようか。


↑袋麺入らないんだね!知らなかった。まぁ全然気にしないけど。

ガス缶がもう少しで無くなりそうなんだよなぁ。
バイクの時は予備持ち歩いていたけど、もう新しいのに買い換えてしまおう。


↑使い切ろうと思ったけど全然残ってた。
いまいちガスの残量ってわからない。
でも不安を抱えて行くよりは、安心を買うと思えば安い物か。
問題はこの空のガス缶を処分できるかどうかだ(´・ω・`)

荷物を積んでいるとお兄さんに声をかけられる。
福岡から車中泊の方で、昨日は金山湖でお祭りがあったらしい。
南富良野の農家さんと知り合いになって、
7月前半にさくらんぼの収穫を手伝っていたら、昨日のお祭りの屋台にも駆り出されていた。
1日中イカと焼き鳥を焼いていたそうで、
ちょうど今、金山湖から戻ってきたところだそうだ。
バイクも持っててよく九州はツーリングしてて、
本当はテントを積んで旅をしてみたいと思ってはいるものの、
旅となると車で楽しちゃうらしい。もうテントの張り方わからないよって。


↑6時半出発!雲は多いけど天気は良し!今日も向かい風!

まずはコンビニでお茶パックを購入しなければ…


↑閉まってる…!?なんと、7時オープンだと!

あちゃーと思って再び道の駅に戻ると、お兄さんがもっと先にセブンがあると教えてくれた。
再びUターンして無事にお茶購入。
麦茶がよかったけど緑茶しかなかった。色は完全に麦茶だけど味は緑茶だ。
緑茶は喉にイガイガするから、運動時は麦茶がいいんだけどな。ま、贅沢ですね。

それでは、狩勝峠へ向かいます。
向かい風は峠に入ると落ち着いたので、そこまで影響は無かった。
20kmくらいかけて緩やかに登っていく。


↑8時、標高もあがって霧が段々濃くなっていく。
狩勝峠って天気よければ景色いいらしいけど、大体濃霧注意報出てない?
ニュースやラジオで「狩勝峠は霧のため視界不良」とか必ず言われている。

ひたすら長いだけで、思ってたよりも緩やかでした。
なもんで特にピークも無く、息を切らせる程の事もなく、
ただただ淡々とこいでいたら、あれ??着いた??(・∀・)


↑8時半、狩勝峠


↑濃霧です!何も見えませぇん!!

お店もしまってるし、景色も望めないので先に進みましょう。

ここから10km、一度もペダルこがなかったわ(^ω^)
帯広側から登る方が坂がきついんじゃないかな?
でも昨日の十勝岳温泉からの坂道みたいに、時速50km以上まで加速する程では無く、
ブレーキかける必要無い30km後半あたりで気持ちよく転がっていきました。


↑下り坂かつ路肩綺麗で直線。何も考えずに転がっていける。

しかし、ここからが長かったのだ。
実は帯広まで残り50kmもあった。
狩勝峠を過ぎたらすぐに帯広だと思ってたら、いつまで経っても着きやしない。

9時に一度コンビニ休憩を挟み、あとはひたすら直線道路をこぐ。


↑10時、全然景色変わらNEEEEEEヽ( ゚ 3゚)ノ

 


↑11時 芽室公認のかしわ ってなんだろう


↑11時20分、ようやく信号と建物が現れてきた…。

そして12時、目的の場所発見!!


↑カレーショップ インデアン
帯広近郊にしか無いご当地カレーチェーン。一昨年は存在知らず食べたこと無かった。


↑インデアンカレー+カツ (691)
注文したら数分とたたずに出てきた。すごすぎる。

結構多めのご飯の上に薄目のサクサクカツ、
その上からカレーが全体的にかけてある。

味は…家庭の味!って感じ。
スパイスや香辛料ががっつり効いているという感じではなく、
牛肉と野菜が煮込まれてる系のマイルドなカレーだ。
なるほど、これは普通だ。普通の美味しさ。
今日はお腹減りすぎてトッピングつけてしまったけど、
次回はノーマルかな?そしたらワンコイン。
あと全然辛くなくて甘口みたいだったので、次はちょっと辛めに挑戦したい。

ご飯が結構ボリュームあった。お腹いっぱい。


↑12時半、柳月スイートピアガーデン 工場見学ができるというので。
三方六お買い得品の購入方法が書いた看板が常設されているけど、
切り落としバームクーヘンは有名かつ人気で、このあたりで会う人はわりと買ってた。


↑いくつか気になる物を購入してみました。
どらグリムⅠ世:どらやきだった。餅入ってた。
ボンヌ:チョコ。中にゼリー?だったか入ってた。美味しかった。
十勝大納言:まだ食べてない。

コーヒー無料だったので少し頂いて、地図を広げてこれからどこ行くか考える。

まずは道の駅・おとふけに偵察。
一昨年来た時は設営無理だと思ったはずだけど、
たしかに建物の周りは屋根ないけど、敷地内に屋根付きのベンチがある。
今日ここでもいいな。どうしようかな(´・ω・`)

一昨年通った道を記憶を頼りに走り、
意外と覚えてたので地図をほとんど見なくても無事たどり着く。


↑14時、六花亭本店


↑さくさくパイ(180)
クリーム入れたてで本当にさくさく!めっちゃ美味しい(*´ェ`*)
ここでもコーヒー頂けるのでミルク多めでほっと一息。


↑新商品、北加伊道
北海道命名150周年記念という事で、パッケージが昔の北海道の地図なの!
北加伊道については北鎮資料館で少し知識が増えたから、なんかいいね!

ここでも気になる物を少し購入。
まぁマルセイバターサンドと六花のつゆというリキュールボンボン。
この2つは私の中でわりと鉄板。
それから夏見舞という梅ゼリーが美味しそうだったので購入。

さて、そしたらいざ、今日は気分が乗ってるから行っちゃいますよ!
ツーリングマップルだけを頼りに走ったら、目印全然書いてないから諦めて、
地図上の位置だけを頼りになんとなく探したら見つかりました!


↑14時45分、ライダーハウス ヤドカリの家

ちょっと警戒気味にどこが入り口だろうと道路から見てたら男性が出てきて、
実はオーナーさんで、普通の良い人ですんなり受付進めて無事泊まれる事に。
いやごめんね私かなりビビりだったんですよ!
ライダーハウスって色々な噂が飛び交うし、稚内のみどり湯の件もあるし、
ヤドカリは北海道三大沈没ライハの1つですんで(あと斜里クリオネと美瑛蜂の宿と言われる)
でもせっかくなので有名なライダーハウスを1つくらい経験してみたいと、
今日は元気もあったし、勇気出してみたんですよ。

ライダーハウス初めてですって真っ先に言ったので、施設の案内とか、
全体としてキャンプ場の屋根あるバージョンだと思って下さいと、親切に説明して下さいました。

女性はまだ一人しかいないらしくて、個室にしてくれた。
みんな泊まってる大部屋(男子部屋)もみせてくれて、そっちは荷物が結構あった。

なんか大丈夫そう…すごい不安だったけどオーナーさん良い人(´・ω・`)
オーナーさんの奥さんかな?受付してくれた女性もいたのでそれも安心だった。

よし、これで今日の宿の心配はなくなった。
帯広の詳細地図を下さったので、今回の帯広観光は非常にはかどりました。

さて時間が無いからすぐに出発!今日は忙しいな。


↑15時半、ばんえい競馬場!ただいま!
土日月曜日しかレースしてなくて、
開催日に帯広着きたかったからお祭り行かずに走ってきたのです!


↑頑張れ!!!ヾ(*`Д´*)ノ


↑ゴール手前の接戦


↑ぐいーーーーっと引っ張って力を蓄え


↑パッ と放す事で馬が進む

写真撮ってるよりも生で見たい。
というわけで写真はほとんど撮らず、第二障害を越えたあたりを定位置にずっと見てました。

4レースくらい見たかな?
いつまでも見ていたいけど、今日はお風呂に入りたいし、
明日も移動するから早めに寝たい。名残惜しいが行きましょう。


↑これ観たい!!8/12、戻ってくる事を決める(・∀・)

17時に競馬場を出て、ヤドカリで教えてもらった温泉、水光園へ。
440円で設備整ってて広くて綺麗だし人気の温泉でした。
つるっとキュキュっとする感じのお湯だった。写真撮り忘れた。

客の数にしては狭いけど休憩室もあったので、
19時まで記録作業を行い、真っ暗になる前に帰りましょう。


↑19時40分、近くのインデアンへ。当てにしていた豚丼屋さんがお休みだった。
ライハで自転車貸してくれたんだけど、段差乗り越えても全然お尻痛くない(*´Д`*)


↑チキンカレー(637)
蒸した胸肉がゴロっと入っている。辛さは中辛でちょうどよさそう。
オーダーシステムに慣れてないのでちょっと思った通りにできなかった。
次は野菜カレー頼みたい。

ヤドカリの家に戻ったら荷物を部屋へ。寝袋マットをしいて寝床の用意。
入ってすぐのリビング?みたいな所では数人の旅人がお酒飲んだりして喋っていた。


↑簡易ベッドみたいな感じで銀マットが敷いてある。

寒かったらピンクの毛布使ってと言ってくれた。
7月だけど「寒い」という可能性があるのか…(;´Д`)さすが北海道。


↑もう片方の角には机とイスがあったけど使用せず。

さて明日のルートを考えようと地図を広げていたら、
ドアの向こうから「オンネトー」やらの単語が聞こえるぞ。
なんせリビングのすぐ隣なので話し声丸聞こえ。
オンネトーのキャンプ場使ったことあるライダーがいたので、少し話を聞いてみる事に。
バルク三方六を頂いたり、他の宿泊者とも少し話し、21時に就寝。
確かにキャンプ場みたいなものだな。
門限無し、いつ帰ってもいつ出発してもいい。
他の宿泊者と喋ってもいいし、部屋に引きこもっててもいい。

しかし、ドア一枚でリビングの為にずっと話し声が聞こえる。
結局静かになったの23時くらいかな?
別に寝れなくはないけど、次は奥の部屋にしてもらおうと思いました。

 

【支出】計5,126円
食費:3,513
宿泊:800
入浴:440
消耗品:373

【走行】104.69km
Av:18.3
Mx:44.3

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