いつも通り2時間ごとに起きていたけれど、活動開始は5時。
↑帯広でも朝は霧らしい。空真っ白。
とりあえずタイツはいて…
荷物を自転車に積んだりとゴソゴソしていると、
同じようにゴソゴソしているライダーが2人。
もう出発するらしい。
そうこうしているとオーナーさんもお見送りに出てくる。
オーナーさん、ホント細やかに気を使って下さる。
私にもわりと話しかけてくれて、
今日も朝ご飯はどうするの?コンビニ?というきっかけから、
自転車にとって走りやすいルートと、ルート上のコンビニをいくつか教えてくれた。
それから足寄の美味しいパン屋さんとかグルメ情報。
私が最初に六花亭の袋をぶら下げて登場したからか、スイーツ関係の情報が多い気がする。笑
自転車のサイコンが見つからなくて、一人部屋で荷物をひっくり返したりしましたが、
ヘルメットの中に突っ込んでいた事を思い出し無事回収。
いなくなるならそれもまた運命よと思っていたけど、
まだサイコンで走行距離とか時速とか確認して楽しんでいいという事だ。
↑ライダーハウス住んでるのかな?兄弟だか姉妹だか、猫ちゃん
↑どっちがどっちかはわからないけど仲悪いらしい。なかなか触らせてくれない。
6時、出発。
トイレ綺麗だし、全体的によく手入れされてて行き届いたライハでした。
私の中のライハのイメージが良い意味で裏切られ、
宿…とは比較できないけど、雨でも安心のキャンプ場ってところでしょうか。
朝みたら全員のバイクにカバーかけてくれてたし、私の自転車は屋根下に入れてくれた。ヤドカリの家があれば、安心してばんえい競馬のナイターまで観れる。
「次は来年?」
「いやっ、そんな毎年来れないですわ。でもばんえいの為に8/12に戻ってきます」
「本当?待ってるね」
一泊しかしてないのに色々話しかけてくれて、
気さくで素晴らしいオーナーさんでした。ありがとうございます。
教えられた通りに走ってまずはコンビニへ。
ヤドカリの家の近くにローソン、セブンとコンビニは事欠かないけど、
セイコマ行きたかったので少し走った。
↑6時10分、おにぎりとパンとR-1
蒸し鶏旨みラー油というおにぎりが新しく出ていたので買ってみた。
これもなかなか美味しい。さっぱりしていていいな。
再び走り出す。
↑6時半、霧ってるなぁ~。
↑7時半、相変わらずの霧。
視界は霧で少し白くなっている。
昼には晴れると言っていたけど、サングラスに水滴つくなぁ。
今日は風にも邪魔されず、路面状態も悪くはないので、比較的苦痛無くスイスイ進める。
↑8時になっても変わらずやねぇ。ていうか景色が全然変わらないね!笑
景色も変わらず、淡々とひたすら走って、9時前に道の駅・ステラ★ほんべつへ。
一昨年泊まろうとしてキャンプ場へ誘導された記憶のある場所です。
お尻が痛くなってたので、オープン待ちかねて休憩。
パン屋さんがあるらしく、中で焼きたてパンが並んでいる。
最近は道の駅にパン屋併設がデフォルトなのか?
並んでたパンには食指を動かされなかったので見るだけ。
ここの豆のキャラクターが、なぜかわからんけどイラっとするせいか、
この道の駅はあんまり好きじゃないなぁ。
↑鹿の角売ってた。
9時半、休憩終わり出発。
もりもり北上します。
↑ばんえい競馬の牧場だったかな?
結構離れてたのに、見てたら馬も気付いたみたいでこっち見てきた。賢そう。
↑9時45分、急に晴れてきたぞ。
↑10時20分、道の駅あしょろ銀河ホール21へ到着。
まずはヤドカリオーナーさんが教えてくれたパン屋に行ってみよう。
↑これかな?
10時半オープンという事で、すでに車が何台か停まっている。
これはつまり…美味しいって事だな!(*´ェ`*)
5分前になるとぞろぞろと列ができ始めたので、私も並ぶ。先頭から5番目。
車も続々入ってきて駐車場は満車に、駐車場の端まで行列が…!なんだここすごいな!
しかし店内スペース小さそうなんだよなぁ…入ってから何買うか悩んでいる暇ななさそう。
前に並んでいた老夫婦に話を聞いてみる。
「ここ美味しいって聞いてきたんですけど、何を買う為並んでるんですか?」
「えっ、そりゃ食パンじゃない。10時半に焼きたてが出る」
「食パン…それって結構大きいですよね」
「まぁ一本単位か、その半分もある。このくらい(普通の食パン2袋くらい)」
「もっと後なら切って分けてくれるけど、焼きたては切れないのよ」
「一人だからそんな食べられないなぁ…」
「半分をこう、ちぎって食べるのも贅沢でいいわよ」
「まぁ美味しいかどうかは好みだとは思うけどね」
「いや、でもこうして並んでまで買う程好きなんですよね?」
「配る用よ。帯広土産は毎回これ渡すの」
「って事は相当買ってますよね?」
「ウフフ」
まぁ自転車だしお腹減ってどうせ食べるかな?(適当)
他のパン見て考えようと思っていたら10時半、開店!
順番にお店に入っていく人たち、真っ先に飛びつくのが食パン!
お一人様2本までと書いてある通りで、みんな長い食パンを2本買っていく。
店内はかなり狭く、ギリギリすれ違いできる程度。
カレーパンやデニッシュも並んでいるが、
食パン買う行列で一杯になっているので悩んでいる暇無いわ。
「ほらこれ、1個でいいの?」
気を利かせた旦那さんが半分になった食パンを一つ取ってくれた。
いや、もう、これ、買うしかないやん!(( ;゚Д゚))
受け取るとまだほんのりと温かい。
流れ作業でレジが進み、私がお店を出る頃には食パンは完売していた。
↑食パンげっとぉ\(^o^)/
とりあえず…昼飯食べよう。
道の駅隣のなんか怪しい建物のレストランへ。
オーナーさんが教えてくれた豚丼の美味しいお店、わからなかったんです。
↑10時40分、豚丼(550)
カウンターのおっちゃんがいい笑顔だった。
でも仕事してない時は絶対あれクロスワードパズルしてた。
でも笑顔が良すぎて許される感じ。笑
価格から想像していた通り、ご飯は少な目。
よし、これなら食パン食べられる!
↑食パン 半分(360)
身の詰まったむっちりとした食パン。
食べると小麦の甘さがほのかに広がる。確かに美味しい。
何もつけなくてもモリモリ食べてしまうな。
↑ウエッヘッヘヘヘ( ゚∀゚)
とはいえさすがに2/3でお腹一杯。
残りはおやつにしよう。潰れないといいんだけど…
ザックに入れたら潰れるし、外にくくったらカラスに盗られそう。
迷った末にやっぱり外にくくって、自転車を離れる時はパンも連れていく事に。
それでは買い出しをすませて出発しましょう。今日はここからが本番だよ!
↑雲は多いけど、日差しは容赦無い。
11時半、阿寒湖温泉へ向けて走り出す。
ここから約50km。
一昨年走った記憶では、結構アップダウンが多く峠もあり、かつお店も何も無い山道だった。
食糧は大丈夫だけど、水分が心配。この日差しと気温、結構飲むだろうな。
確か自販機は何カ所かあったはずなので、とりあえず1Lで行きましょう。
前半はそこそこ普通にこげていました。緩やかに坂かな~くらいで。
道に亀裂が入ってて走りにくい道路でしたけど。
20kmくらい進んだ所で、虫の襲撃を受け始める。
今まで見たやつと違う、でかいハエのような見た目で刺されるとピリッと痛い。
タイツ越しに足を刺されまくる。
走ってる最中にふと足下見ると大体くっついてる。2匹とか3匹とか。
払いのけながら走ったらよけいな体力を消耗。ていうか刺された場所が痛い(´;ω;`)
まぁこれが噂のアブだったんですけどね…(;´Д`)
↑13時、雌阿寒岳見えてきた!が、ほとんど雲か。
見えると登りたくなって、登山口に14時までに着いたら登ろうと思ったけど、
進めども進めども、いっこうに登山口にたどり着かない。
虫も増えてイライラ。
13時半に諦めがついて、今日の宿営地を考える。
候補は何カ所かあって、どこにしようか悩んでいた。
オンネトーのキャンプ場に張って明日雌阿寒岳を登るか、
道の駅あいおいで節約するか、
阿寒湖畔のキャンプ場で明日は雄阿寒岳を狙うか。
しばらく雌阿寒(メアカン)と雄阿寒(オアカン)が頻出すると思いますが、名前ごっちゃになりそうですね。
14時にオンネトー分岐まで到着。
オンネトーのキャンプ場行くならここから雌阿寒登山口に向かって登る事になるんだけど…
もうこの道イヤっ!!!(´;ω;`)ブワッ
とにかく虫がすごくて、痛い、かゆい、気持ち悪い、不愉快、もうここ走りたくない。
雌阿寒岳やめようかな…
↑14時半、泣きそうになりつつ足寄峠(645m)
登ってる途中、反対車線に外人2人自転車がいて、
荷物全部おろして自転車いじってたからなんかトラブってたんだけど、
大丈夫ー?って声かけるも日本語わからないと。
脳味噌に血液がいっていないヘロヘロ状態の私が
「アイキャン ヘルプユー?」とか意味不明な言葉を発したら二人で相談始めちゃったので、
まぁとりあえず元気そうだから大丈夫かと勝手に判断し、停まってると虫も集まるので、
グッドラックだけ言って進む事にした。
ていうかどこに向かおうとしてたんだろう。
この虫が多い中、半袖短パンで、男性は腕とか血がついてたが。かきむしったか転倒か。
まぁとにかく頭は働かない、もうヘロヘロなので、虫に刺される前にとにかく動こう。
そういえば虫にやられるのでろくに休憩が取れず、
時々水は飲んでたけどずっと走りっぱなしだったのだ。
オンネトーの分岐から8km程走ってやっと記憶にあるT字路へ。
ここでヒッチハイクしたなぁと思い出に浸る間もなく、阿寒湖方面へ下ります。
あいおい方面はまたもう一つ峠を越さなくちゃいけないので阿寒に逃げたわけですが、
ここも相当な勢いで下ったから登るの大変だ…
しかし峠登ってる時が一番虫の襲撃がエグかった。できればもう二度と通りたくない。
ぐったりしながら15時に阿寒湖半キャンプ場へ。
管理人のおばちゃんと少し話したけど人が良さそうで安心。
毛虫は出ないらしいし(美深のトラウマ)、ゴミも捨てられるし足湯もある。
いくつかグループのテントがある中、さっさとテントを張ってお風呂へ向かう。
↑15時45分、アイヌコタンを通り抜けます。
一昨年、キーホルダーに文字を掘ってくれたお兄ちゃんがまだいるかなと
お店を覗いて見たけど別の人だった。
歩いている途中でコンビニを発見。イートインスペースあるやん。
もう今日はお風呂いいか。たぶん明日か、最悪さっつるで入るだろうし。
相当やられてたんだと思う。歩く気力すらなかったわ。
流氷ドラフト 網走ビールという、一昨年気になっていたビールをやっと飲めた。
青いビールらしいんだけど缶なので確認はできず。
ビールじゃなくて発泡酒なのに250円以上するという。高過ぎィ
フルーティな味わいという表記通り、ビールの苦みはあんまり無い。
よって、つまり、ビールじゃない(発泡酒です)
↑メンチカツ買ったのでこうしてやる!!美味い!
テントサイトに戻ると、日が当たっているけどわりと涼しい。快適に眠れそうだ。
六花亭の夏見舞を食べながら地図を眺める。
梅ゼリーと書いてあったけど、あんまり梅の香りしない…。
暗くなって地図が見えなくなってきたので20時には就寝。
【支出】計2,754円
食費:2,124
キャンプ場:630
【走行】120.24km
Av:18.4
Mx:51.2
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