朝は4時に起床。よく寝た。やはりベッドは快適だ。
さて名残惜しいけど出発しますか。
↑朝食は昨日買っておいたものでしっかり食べておきます。
しばらくコンビニなさそうだし、今日は最初の移動が長いし。
ちょっと…
食べ過ぎたかも…(;´Д`)
軽くお湯をためて足だけ浸かって温め、準備体操したら行きましょう!
↑5時出発。天気は曇り!
まず次の舞浜宿まで8kmくらいあるんだったっけ…2時間コースですな。
いつも通り、スロースターターを意識しながら、ゆっくり黙々と歩く。
↑5時40分、八丁縄手
↑すぐに高札場跡
↑秋葉常夜灯 雨や風で消えるのを防ぐため、屋根と風除けがあったそうな。
↑6時20分、領地境界の標柱 従是東浜松領と書いてある。GUの駐車場で少し休憩。
↑ここも間宿かな?高札場と秋葉常夜灯跡
↑7時、篠原の一里塚跡 江戸から67番目!(268km)
ちょっと言いたくなかったけど、いい加減歩くの飽きてしまった。
考え事もネタがつきる。
旧道ってどこも変わらないというか、歩いてても変化無いというか、
民家の間を通っても人の家のぞき込むくらいしか楽しみが無いんですよ!
出発から2時間以上、段々気分も落ちてきた時、荷物満載のチャリダーが突っ走っていった。
あいにく私は右歩道を歩いていたのでよく見えなかったんだけど、
オルトリーブだしヘルメットなしで頭にタオル巻いてたし国道1号だしまぁ旅人でしょう。
進行方向一緒かぁ…でも二度と会えないだろうなぁ、速度的な問題で(´・ω・`)
少し眠くなってきてしまったので、ちょっと歌いながらテンションあげていこうと、
ついに…ついに軽い鼻歌を自分に許可した…!
国道とかバイパスなら大声出してても気にならないだろうけど、
なんせ私は旧道だから…住宅地だから…!
しかしもう退屈に退屈が重なり旅がしんどくなりそうなので、
テンションあがる歌を口ずさみながらなんとか進む。
↑パトカーの清掃と整備してた。レアな気がして。
朝、ホテルのドリップコーヒー飲んだせいか、利尿作用で普段よりもトイレ回数が増える。
1時間半ごとにコンビニ休憩を挟む。
↑8時、舞阪駅に近づき松並木となる。ここはとても良いところでした。
距離もあって、松もしっかり生えてて、合間に五十三次の宿場の石碑があって。
日本橋から今まで通ってきた宿を一つ一つ眺めながら思い出していくと、
ああ本当にだいぶ頑張って歩いてきたんだなぁと感慨深い。
↑これは箱根宿の石碑。箱根は本当に苦労した…!
↑いいねぇ舞阪の松並木(*´ェ`*)
↑8時20分、舞阪宿 見附石垣
横断歩道左右のオレンジっぽい石垣がそれです。
↑すぐに舞阪の一里塚 江戸から68番目!(272km)
↑舞阪宿本陣跡
↑脇本陣
↑浜名湖だ!
↑8時半、渡船場跡北雁木跡 石垣なんかも残っていたり。
さて、本来はここから舟に乗って新居宿なんですけど、
今は舟が無いので陸路で行きます。
昔はここも陸続きだったそうですが、地震の影響で分断されてしまったそうな。
国道1号に戻りまして…
↑浜名大橋を左手に見ながら、弁天橋へ。
↑8時45分、湖西市に突入!
日本一周の時に見た弁天島を横目にする。ナマコは元気かなぁ。
↑10時半、新居宿の関所資料館
新居宿は関所の方に力を入れてて、わりと観光地然してましたね。
ただ残念ながら月曜日は定休日らしく、見事にどこもやってませんでした。
5時から歩いてるからそこそこ疲れもたまっている。
一昨日に足がむくんでしんどかった記憶が結構強烈に残っているので、
ちょうど良い感じにベンチがあるからちょっと横になっておきましょう。
↑1時間程足を高くして昼寝。今日は曇ってて、風が吹くとちょっと寒い。
行動食として買っておいたクリーム玄米ブランを食べて出発。
↑10時40分、高札場
↑旅籠紀伊国屋
↑飯田武兵衛(ぶへえ)本陣跡
↑10時50分、新居の一里塚跡 江戸から69番目!(276km)
東に榎、西に松が植えてあったそうな。
かなり前からタイヤキの幟が立ってて、
食べたいなとワクワク進んでいたのに定休日だった(ノД`)・°
↑ちょうどタイ焼き屋さん「本日休業」の前に、棒鼻跡
京見附と一緒で、一度に大勢が入れないように土塁で枡形が作られていた。
棒鼻というのは駕籠の棒先の意味で、大名行列で宿場に入る時に、
ここで棒鼻(先頭)を揃えた事からそう呼ぶようになったとか。
あっという間に宿場跡を抜け、次は潮見坂まで4km程。
↑一度国道に出ますが、再び右側の旧道に逸れていきます。
↑ここも良い松並木。
今日は潮見坂が心配事の一つだ。休憩をどこで取ろうか考えつつ進む。
↑11時45分、白須賀一里塚と高札場跡 江戸から70番目(280km)
一里塚は一里山とも呼ばれていたそうだ。
↑12時、潮見坂手前にして、明らかな急坂が見えたので休憩。
ここら坂下は元宿と呼ばれている。
白須賀宿が津波被害で坂上に移動する前は、ここが宿場町だったそうだ。
そんな感じの昔ながらの家屋が建ち並ぶ良い雰囲気のところでした。
民家の前、たぶん普段は車を停めている所だけど、
誰も通らないし人も見かけないのでちょっとお借りして靴も脱ぐ。
マメはもう全く痛みを感じないけど、
それでも靴の中が蒸れるので休憩中は脱いでいた方がいいのかなぁ。
町内会のチラシ的なものを配っているおばあちゃんに話しかけられ、
少し長めに休憩をとったら、いざゆかん!( ゚∀゚)
潮見坂は、覚悟していたよりも可愛いものでした。
見えてる範囲で登りきったら終わりだった。おかわりなかった。
↑振り返っても展望は…木が邪魔でほとんど無いですね。
↑12時20分、白須賀宿
坂上の白須賀宿も昔のままで残っているいいところでした。
トレッキングポールをついてノルディックウォーキングだっけ?
あれしてるおっちゃんに元気よく話しかけられて、
「頑張れよ!」て応援してもらった。
潮見坂~白須賀にかけて、結構声をかけてもらうことが多かった。
飽きたとか言わないで頑張ります。
↑見事に綺麗に曲尺手(かねんて)が残ってた。
↑曲尺手とは。見附と木戸と棒鼻と枡形との細かい違いは私にはわからん。
って思って調べてみたら、
曲尺手と枡形は出入り口に限らず宿場内にもあった。勢いを削ぐために作ってるので。
見附や木戸や棒鼻は宿の出入り口を示す。ここに門や石垣や枡形、曲尺手を設置していた。
↑本陣跡
↑12時40分、火防樹のマキ跡
坂上に移動したことで津波災害は無くなったが、
今度は風が強くて火事が増えたらしい。当時はわら葺き屋根だからね。
延焼を防ぐために、火に強い槇(マキ)が火防の樹として植えられていた。
ひとつの区間が3.6m×8.2mだから、生垣レベルじゃないですね。
わりとどこの宿場でも植えられていたらしいんだけど、残っている所は少ないそうだ。
↑13時、愛知県入り! バイバイ静岡!!
↑さあ、しばらく国道沿いだよ!
コンビニも無く、ただただ車とトラックが勢いよく走ってる道。
歩行者も自転車も歩いている人全然見かけない道。
足痛いなー…
実は膝は結構落ち着いてきて、ねじったり階段は痛いけど、歩くだけなら大丈夫。
階段とかも気をつけていれば、そのあとに影響も残らない。
ふくらはぎは異物感もなく完治。
ただ足の裏が痛くなってきた…(;´Д`)
足の親指の付け根、地面に当たってる部分が痛い。
コンクリ続くとつらいねー。
↑ふと見かけた玉ねぎ畑!
私たまねぎ畑初めて見た!
たまねぎってこんな感じで実がなるんだねー!半分埋まっててちょう可愛い。
↑すごい大量の玉ねぎに興奮を隠せません’`ァ,、ァ(*´Д`*) ‘`ァ,、ァ
↑沿道に何もなくて、こういう看板があるって事はたぶん4.9km先まで何もないんだろうなぁ。
4.9kmって事は歩いて1時間以上なんだな。お昼どうしよう。
↑14時、国道歩いて1時間。やっと見つけたコンビニでお昼休憩。
途中で何度か座り込んで足を休ませつつ、国道沿いを進む。
ここあんまり記憶がないんだよな。
写真も1時間ほど撮ってないし、あんまり面白くなかったんだろう。
↑14時45分、二川一里塚跡
↑二川宿案内所 川口屋と書いてある。
二川宿は宿場町保存活動を行っている感じの街並み。
わかります?白須賀の自然に残ってる感と、そうじゃない人工的な残し方というか。
↑14時50分、本陣跡
↑高札場跡
↑旧東海道のクロマツ跡
二川宿を出たら、本日の宿営地である吉田宿こと豊橋へ向かう。
足が…足が痛いよぉ…(ノД`)・°
↑16時、飯村一里塚跡 江戸から73番目!(292km)
↑日本橋から295km
路面電車が走ってて可愛かったんだけど、うまく写真撮れてなかった。
↑17時、吉田宿 東惣門
地図の表記が雑だったので絶対迷うと思ってたものの、
しっかり東海道を追えたようで、石碑なんかはほとんど確認できました。
↑17時10分、史跡 吉田城曲尺手門碑 だと思う。
大きな道路の真ん中の生垣に、近寄れない場所にあったのに生垣で見えないという。
↑17時15分、吉田宿問屋場跡
↑手持ちの打ち上げ花火は豊橋だったのか。
↑17時20分、吉田宿本陣跡
さて、今日もネカフェだよーー!!
歩いたら思ったより距離があって、
というか歩道橋(階段)と立体交差点(坂道)で時間かかってしまった。
明日も同じ道通らなくちゃいけないのに…階段と坂道は膝が嫌がる。
↑17時40分に到着。
明日以降どうしたものか…足の状態がよくないなぁ…
不安を抱えながらも就寝。
【記録】
浜松宿(駅前)→吉田宿(豊橋駅):36km
歩数:63,269歩
歩行時間:5時~17時40分の約12時間半(休憩含む)
【支出】計3,588円
昼 アメリカンドッグとゼリー、野菜ジュース+クリーム玄米ブラン:588
快活:3,000(ポイント併用)
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