朝は5時起床。
↑明るいところで見るとますます死体袋。こんなん夜中に見たら恐怖や。
「なんか…だんだん息苦しくなってきて、メッシュにすると顔に張り尽くし」
「横向いてもダメ?」
「微妙。良いポジションを探してごろごろ動いたけど、全然寝れなかった」
だそうだ。でももう一度今夜も試すらしい。
兵庫君は初道の駅で初コンクリでしたけど、爆睡してたそうだ。
お金の無い学生チャリダーだからこそ、今後も道の駅は活用してくれそうだね。
なんだか道の駅車中泊が取り沙汰されてる昨今ではございますが…(´・ω・`)
↑天気はまぁまぁ。
7時、苫小牧へ向けて出発!
負けず嫌いのニシパは一番最初に飛び出し、次に兵庫君、トイレに行ってから私が出発。
決して全員で並んでは走ろうという提案は無い。
兵庫君を軽々追い抜いて、ニシパに迫る。
↑追いついた。
しかし本当に負けず嫌いでな。
追い抜かすときっちり後ろについてくるし、私も意識してしまうので全然楽しく走れない。
ルートを変えようと、ニシパを先に走らせる。
ナビ頼りなニシパがまっすぐ走っていったので、あえて右折し違うルートを取る。
散々ツーリングマップルを眺めていた私は、地図が頭に入っているからね。
しばらく走っていると、後ろからニシパがやってきた。
「道間違えた」
「いや合ってたのに」
「えっ」
「後ろいなくなったら不安になるかなと思って違うルート取ったんや」
「まさにその通り」
またニシパを先に行かせて、違うルートを取る。
同じ進行方向にチャリダーがいるだけで気が散ってしまう。
千歳駅前を経由した事でニシパとはさよならし、快適なソロツーリングだ(*´ェ`*)
↑天気回復!昨日通った空港を通り越す。
↑飛行機が飛んでいくのを眺めつつ走る。
↑8時20分、道の駅・ウトナイ湖に到着。
向かいにある三星は9時オープンか。よいとまけで有名なお店。
全員追い抜いてきたし、ここで待っててもいいだろう。
道の駅には日本一周ママチャリが停まっていた。
近くにそれっぽい人も見つからない。
隣のローソンで蒸しパンを購入。
↑こんなの売ってた。
外に出ると、ちょうどニシパが道の駅に入って行くのが見えた。
戻ってみるとママチャリの持ち主とニシパが立ち話をしていた。
20代後半男性、バイトしながら日本一周中だという。すごい髪形。
すごいよなぁ、なんでママチャリで旅しようと思うんだろう。
↑すごい荷物。軽量化よりも持ってる物を持ってきた感じ。
↑道の駅裏側のウトナイ湖に行くと、無防備な白鳥がたくさん。
↑オソマだーーー!!!!めっちゃ落ちてる。
ガチ写真勢もいたよ。
↑兵庫チャリダー君も到着していた。
↑9時、三星へ。
ちょっと私がご機嫌斜めになったので何も買わず。
あとから考えればなんでこんな事で不機嫌になってるのかなぁと、反省ではありますが。
ところで私は、旅人が一番喜ぶ物は『現金』だと思ってる。
軽いしゴミが出ないし何にでもなるし。
だから本当に応援したいだけの一心なら現金を渡す。のぐちさん1人くらい。
そんなこんなで自分を御することができず、
よいとまけをわりと楽しみにしてたけど食べずに先を進む。
その間に頭を整理したので、苫小牧つく頃には落ち着いたけど。
↑10時10分、マルトマ食堂に着くと、自転車が並んでいる。
8月後半ともなると、見かける旅チャリは大学の自転車サークルとかグループが多い。
マルトマ食堂は土曜日ともあって大行列。前回並ばず入れたのが不思議なくらいだ。
ニシパと兵庫君と待つこと1時間、やっと店内へ。
↑ホッキ丼(1,000)
旬の夏(当時は夏だと思っていた)を過ぎてるのでどうかなぁと思いつつ3人同じ物を注文していた。
ちょっと生臭い感じがあるかな…とニシパの顔を見ると、
なんとも言えない微妙な顔をしている。
「大きな声じゃ言えないけど、これがホッキだと思わないで」
「本当は、旬だったらもっと甘くて美味しい。あと2週間早ければ」
お店を出た後言っていた。
確かに、初ホッキがあれならリピートはないかな。
↑サンマ刺身(500) これは美味しかった!ちょうど旬だもんね。
↑悩んでいたホッキ飯を夕ご飯用に購入。
前回ニシパが食べてて美味しそうだったんだよね。
外に出たら2人とはお別れ。
室蘭まで70km走るという兵庫チャリ君。
今夜もテント試用で実験するニシパ。
特にニシパにはお世話になりました!
あんまり悩み過ぎないように、適度に沈没スタイルを取り入れるように。
「黒松内でピザとパン、森でイカめし、函館ラッキーピエロとハセガワストア」
「海岸線行くので、黒松内はたぶん行きません」
「なんと!…まぁいいわ、君はまずラッキーピエロを決めなさい」
「イカめしはもち米だからお腹に溜まるぞ。ラッピ行くなら避けた方がいいかもな」
「ラッキーピエロって何の店なんですか?」
「ラッキーエッ」「行ってみてのお楽しみだ。若い人は好きな店だよ」
「とにかくラッキーピエロは最優先」
「わかりました」
↑最後に少しみんなで走った。
北海道最後の日に、初めて他の旅チャリと一緒に走るという経験をしたわ。
なんかリア充みたいな写真撮れたから満足\(^o^)/
時刻は13時。フェリーの受付は16時半と言われている。
イオンモールで時間つぶしてるかな。
↑駐輪場に旅チャリたくさん。でもたぶん学生グループだろうな。
時計屋さんがあったので、電池切れかけていた腕時計を直してもらう。
ほとんど止まっている事が多くなって、
兵庫チャリ君にも「つけてる意味あるんですか?」って言われてた。
腕時計ないと落ち着かないんだよ~。
それに日本一周の時も一緒に旅した腕時計だからね。
↑無事に修理完了。正確な時刻を刻み始めた。メンズ向けらしくて時計盤でかいの。
↑フードコートにマックがあるので、コーヒー飲んで記録作業。
15時半頃、フェリーで過ごす用の食料を購入しながらターミナルへ向かう。
↑16時10分、苫小牧フェリーターミナルへ。
シーズン過ぎたとはいえ、料金体系が安くなって最初の日。車も人もバイクもすごい多い。
↑バイクがこんなに。乗るの!?
自転車も6台かな?
みんなロードで、学生サークル関係が4台、比較的軽装備の旅チャリが1台だった。
長距離フェリー初めてだから、こんなにたくさん乗るなんてちょっと驚き。
↑時間になると誘導に従いぞろぞろ走る。
↑自転車はバイクや車よりも先。
倉庫内の下り坂はたぶん滑るからだろうけど、降りて押すように指示される。
ぎゃっあっあっあ、荷物の重量でむしろ怖いんだけど!!(( ;゚Д゚))
↑幅2mも無い狭いスペース、両側に立てかけて固定。
部屋の扉が開かないというトラブルがありましたが…
↑ツーリスト(雑魚寝部屋)ではなくコンフォート(カプセルベッド)にしました。
荷物をおいたら真っ先に大浴場へ。
車の人が乗り込んで混み始める前に入っておこう。
↑案の定、貸し切りだ!!(*’∀’)=3
すごい!綺麗だ!
九州車中泊で使ったフェリーよりも全然設備が新しくて綺麗で、
まさにここはホテルだな…!
↑髪の毛も洗っていたボディソープがとうとう無くなった。長旅ありがとう(*´ェ`*)
17時半頃になって初めて一人来たが、ちょうど入れ違いだった。
旅の感覚が抜けていなくて、つい旅人っぽい人に話しかけそうになる。
特に自転車の子は顔見てるから、どっから来たの?って聞きたくなるけど、
待機中に少し話した感じだととても喋る感じじゃないからやめておこう。
バイクもそうだけど大洗行きに乗る人って関東人だから、特に。
誰とも喋れない孤立感に違和感有り過ぎる。
サッポロクラシックは出港しないと買えないみたい。
でもお腹空いたし…いいか!
↑黒ラベルとマルトマで買っておいたホッキ飯。
ホッキは加熱すると可愛いピンクになるそうだ。
これは美味しい!やっぱりホッキ甘くて美味しいわ(*´ェ`*)
ホッキは加熱した方が甘みが増して美味しいらしい。
バター焼きもめっちゃ美味しかったし。ホッキ気に入った(*´ェ`*)
↑酔い止め飲み忘れてたので今更飲む。
出港するので外部デッキへ。
脱北だ。
お世話になった。
楽しかったし、つらかったし、
帰れる事にほっとするし、
まだまだもっといたかった気持ちもするし。
だからきっと、このタイミングがちょうど良いのだろう。
出港すると結構ゆれる。
ビールで酔っぱらって揺れてるのか、船が揺れてるのかわからないぞ(・∀・)
黒ビール好きなので飛びついた。美味しい。
バルーンステージやるというので見てみる。
エンターテイメントという点では下手だった。
淡々と作品仕上げても盛り上がらない。
子供連れた大人達は拍手したりで盛り上げようとしてたけど。
つまらないので戻ってカプセル内でダラダラ飲み続け、
気付いたら寝ていた。22時過ぎてる。
寝落ちできる安心感やばいね。
改めて布団に入って寝る。
【支出】計7,152円
【走行】52.42km
Av:20.6
Mx:43.8
コメント